国民の祝日【日本の暦】

日本の暦

冬の祝日

元旦

元旦(がんたん)とは、「年のはじめを祝う」ことを趣旨とする国民の祝日のひとつ。

 

英語
New Year’s Day
時期
1月1日

 

成人の日

成人の日(せいじんのひ)とは、「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」ことを趣旨とした、国民の祝日のひとつ。

日本の各市町村では、新成人を招いて成人式が行われているが、豪雪の影響や帰省しやすい時期などを考慮して、大型連休中やお盆に行われる地方も多い。

1999年(平成11年)までは「1月15日」が「成人の日」と定められていたが、1948年(昭和23年)の祝日法改正により「1月の第2月曜日」へと変更されている。

もともとは、飛鳥時代ごろから数え歳で15歳くらいの男子が初めて大人の着物を着て冠を被る「元服の儀」、女子が長い髪を初めて結い上げる「髪あげの議」や、着物の袖を切って詰める袖留め、お歯黒、眉を落とす儀式が、小正月にあたる「1月15日」に行われていたことに由来しているようだ。

 

英語
Coming of Age Day
時期
毎年 1月の第2月曜日
2023年(令和5年)
1月9日
2024年(令和6年)
1月8日
2025年(令和7年)
1月13日
2026年(令和8年)
1月12日
2027年(令和9年)
1月11日

 

建国記念の日

建国記念の日(けんこくきねんのひ)とは、1966年(昭和41年)に制定された「建国をしのび、国を愛する心を養う」ことを趣旨とする国民の祝日のひとつ。

明治維新直後の1873年(明治6年)に「2月11日」が「紀元節」として祝日に制定されていたが、第二次世界大戦敗戦後の 1948年(昭和23年)にGHQの意向によって廃止された。

その後、1951年(昭和26年)ごろから復活の動きが見られるようになり、1957年(昭和32年)以降に 9回の議案提出・廃案を経て、1966年(昭和41年)に日本の建国を記念する日として「2月11日」が「建国記念の日」と制定された。

 

英語
National Foundation Day
時期
2月11日

 

天皇誕生日

天皇誕生日(てんのうたんじょうび)とは、それまで「天長節(てんちょうせつ)」と呼ばれていた日を、1948年(昭和23年)に祝日法が制定されことで「天皇誕生日」に改称された、「天皇の誕生日を祝う」ことを趣旨とする国民の祝日のひとつ。

 

英語
The Emperor’s Birthday
時期
2月23日
歴代天皇誕生日 
令和
2020年(令和2年)2月23日 –

日本の第 126代天皇である 徳仁(なるひと / 今上天皇)さまが、皇太子 明仁(あきひと / 今上上皇)親王と皇太子妃 美智子(今上皇后)さまの第一皇子として、1960年(昭和35年)2月23日に誕生された日。

2019年(平成成3年)4月30日に、天皇陛下(今上上皇)が生前退位され、皇太子 徳仁親王に皇位継承されたことにより、それまでの「天皇誕生日」であった「12月23日」から「2月23日」に移動された。2019年(平成31年 / 令和元年)は、新天皇の誕生日は過ぎていたため「天皇誕生日」がない年となった。

平成
1990年(平成元年)12月23日 – 2018年(平成30年)12月23日

日本の第 125代天皇である 明仁さま(あきひと / 今上上皇)が、昭和天皇と香淳皇后(こうじゅんこうごう)の第1皇皇子として、1933年(昭和8年)12月23日に誕生された日。

昭和
天長節: 1927年(昭和2年)4月29日 – 1948年(昭和23年)4月29日
天皇誕生日: 1949年(昭和24年)4月29日 – 1988年(昭和63年)4月29日

日本の第 124代天皇である 裕仁(ひろひと / 昭和天皇)さまが、皇太子 嘉仁(よしひと / 大正天皇)親王と皇太子妃 節子(貞明皇后 / ていめいこうごう)がまの第1皇子として、1901年(明治34年)4月29日に誕生された日。

 

 

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またいらしゃいな。