二十四節気と七十二候【日本の暦】

日本の暦

秋の二十四節気と七十二候

立秋

立秋(りっしゅう)とは、暦の上で「秋」がはじまる日のことで、実際には秋の気配が現れてくるものの、まだまだ残暑が厳しいころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 135度の点(秋分点)を通過するとき
平気法
冬至から約 228.28日後
太陰太陽暦 / 旧暦
七月節、6月22日~7月7日ごろ
太陽暦 / 新暦
8月7日ごろ
2023年(令和 5年)
8月8日(火)
2024年(令和 6年)
8月7日(水)
2025年(令和 7年)
8月7日(木)
2026年(令和 8年)
8月7日(金)
2027年(令和 9年)
8月8日(日)

 

七十二候

初候
涼風至 りょうふういたる
意味
夏の暑い風が和らぎ、涼しい風に替わり始めるころ
時期
8/7~8/12ごろ
次候
寒蝉鳴 かんせんなく
意味
夏の終わりを告げるかのように、蜩(ひぐらし)が鳴き始めるころ
時期
8/13~8/17ごろ
末候
蒙霧升降 ふかききりまとう
意味
濃い霧が立ち込め始めるころ
時期
8/18~8/22ごろ

 

処暑

処暑(しょしょ)とは、夏の厳しい暑さが峠を越して、朝晩の涼しさに秋の気配を感じ始めるころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 150度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 243.4906日後
太陰太陽暦 / 旧暦
七月中、7月8日~7月23日ごろ
太陽暦 / 新暦
8月23日ごろ
2023年(令和 5年)
8月23日(水)
2024年(令和 6年)
8月22日(木)
2025年(令和 7年)
8月23日(土)
2026年(令和 8年)
8月23日(日)
2027年(令和 9年)
8月23日(月)

 

七十二候

初候
綿柎開 めんぷひらく
意味
綿を包む萼(がく)が開き始めるころ
時期
8/23~8/27ごろ
次候
天地始粛 てんちはじめてしゅくす
意味
ようやく暑さが鎮まるころ
時期
8/28~9/1ごろ
末候
禾乃登 こくものすなわちのぼる
意味
稲が実るころ
時期
9/2~9/7ごろ

 

白露

白露(はくろ)とは、秋が深まり、草の葉に白い朝露がつきはじめるころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 165度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 258.71日後
太陰太陽暦 / 旧暦
八月節、7月24日~8月8日ごろ
太陽暦 / 新暦
9月8日ごろ
2023年(令和 5年)
9月8日(金)
2024年(令和 6年)
9月7日(土)
2025年(令和 7年)
9月7日(日)
2026年(令和 8年)
9月7日(月)
2027年(令和 9年)
9月8日(水)

 

七十二候

初候
草露白 そうろしろし
意味
草花の上に降りた朝露が白く光るころ
時期
9/8~9/12ごろ
次候
鶺鴒鳴 せきれいなく
意味
鶺鴒(せきれい)が鳴き始めるころ
時期
9/13~9/17ごろ
末候
玄鳥去 げんちょうさる
意味
暖かくなる春先に日本にやってきた燕(つばめ)が、暖かい南の地域へと帰っていくころ
時期
9/18~9/22ごろ

 

秋分

秋分(しゅうぶん)とは、立秋から始まる秋の中間点で、太陽は真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日のこと。

 

時期
定期法
太陽が黄経180度の点(秋分点)を通過するとき
平気法
冬至から約 273.93日後
太陰太陽暦 / 旧暦
八月中、8月28日~9月12日ごろ
太陽暦 / 新暦
9月23日ごろ
2023年(令和 5年)
9月23日(土)
2024年(令和 6年)
9月22日(日)
2025年(令和 7年)
9月23日(火)
2026年(令和 8年)
9月23日(水)
2027年(令和 9年)
9月23日(木)

 

七十二候

初候
雷乃収声 らいすなわちこえをおさむ
意味
雷鳴が聞こえなくなるころ
時期
9/23~9/27ごろ
次候
蟄虫坏戸 ちゅっちゅうこをはいす
意味
土の中に住む虫たちが、冬ごもりの支度をはじめるころ
時期
9/28~10/2ごろ
末候
水始涸 みずはじめてかる
意味
田畑の水を干し始め、稲穂の刈り入れを始めるころ
時期
10/3~10/7ごろ

 

寒露

寒露(かんろ)とは、秋の長雨が終わり、草木に冷たい露が降りるころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 195度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 289.15日後
太陰太陽暦 / 旧暦
九月節、9月13日~9月27日ごろ
太陽暦 / 新暦
10月8日ごろ
2023年(令和 5年)
10月8日(日)
2024年(令和 6年)
10月8日(火)
2025年(令和 7年)
10月8日(水)
2026年(令和 8年)
10月8日(木)
2027年(令和 9年)
10月8日(金)

 

七十二候

初候
鴻雁来 こうがんきたる
意味
雁(がん)が飛来し始めるころ
時期
10/8~10/12ごろ
次候
菊花開 きくはなひらく
意味
菊の花が咲き始めるころ
時期
10/13~10/17ごろ
末候
蟋蟀在戸 しっそくこにあり
意味
キリギリスが戸口で鳴き始めるころ
時期
10/18~10/22ごろ

 

霜降

霜降(そうこう)とは、晩秋を迎え、早朝に霜が降りはじめるころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 210度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 304.37日後
太陰太陽暦 / 旧暦
九月中、9月28日~10月13日ごろ
太陽暦 / 新暦
10月24日ごろ
2023年(令和 5年)
10月24日(火)
2024年(令和 6年)
10月23日(水)
2025年(令和 7年)
10月23日(木)
2026年(令和 8年)
10月23日(金)
2027年(令和 9年)
10月24日(日)

 

七十二候

初候
霜始降 しもはじめてふる
意味
霜が降り始めるころ
時期
10/23~10/27ごろ
次候
霎時施 しぐれときどきほどこす
意味
小雨がしとしと降り始めるころ
時期
10/28~11/1ごろ
末候
楓蔦黄 ふうかつきなり
意味
モミジや蔦(つた)が色づいてくるころ
時期
11/2~11/6ごろ