二十四節気と七十二候【日本の暦】

日本の暦

夏の二十四節気と七十二候

立夏

立夏(りっか)とは、暦の上で「夏」がはじまる日のこと。

春分と夏至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立秋の前日までが夏となる。

 

時期
定期法
太陽が黄経 45度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 136.97日後
太陰太陽暦 / 旧暦
四月節、3月17日~4月1日ごろ
太陽暦 / 新暦
5月5日ごろ
2023年(令和 5年)
5月6日(土)
2024年(令和 6年)
5月5日(日)
2025年(令和 7年)
5月5日(月)
2026年(令和 8年)
5月5日(火)
2027年(令和 9年)
5月6日(木)

 

七十二候

初候
蛙始鳴 かえるはじめてなく
意味
蛙(かえる)が鳴き始めるころ
時期
5/5~5/9ごろ
次候
蚯蚓出 きゅういんいずる
意味
冬眠していたミミズが地上に這い出てくるころ
時期
5/10~5/14ごろ
末候
竹笋生 ちくかんしょうず
意味
筍(たけのこ)がひょっこりと顔を出すころ
時期
5/15~5/20ごろ

 

小満

小満(しょうまん)とは、陽気が良くなり、麦の穂や草花の実などの万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 60度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 152.18日後
太陰太陽暦 / 旧暦
四月中、4月2日~4月17日ごろ
太陽暦 / 新暦
5月20日ごろ
2023年(令和 5年)
5月21日(日)
2024年(令和 6年)
5月20日(月)
2025年(令和 7年)
5月21日(水)
2026年(令和 8年)
5月21日(木)
2027年(令和 9年)
5月21日(金)

 

七十二候

初候
蚕起食桑 かいこおこってくわをくらう
意味
蚕(かいこ)が盛んに桑の葉を食べ始めるころ
時期
5/21~5/25ごろ
次候
紅花栄 こうさかう
意味
紅花が盛んに咲くころ
時期
5/26~5/30ごろ
末候
麦秋生 ばくしゅういたる
意味
麦が熟して畑は黄金色に染まるころ
時期
5/31~6/5ごろ

 

芒種

芒種(ぼうしゅ)とは、梅雨入り前で、芒(のぎ / 稲や麦などの穂先にある毛のような部分)のある穀物類の種をまくころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 75度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 167.40日後
太陰太陽暦 / 旧暦
五月節、4月18日~5月3日ごろ
太陽暦 / 新暦
6月6日ごろ
2023年(令和 5年)
6月6日(火)
2024年(令和 6年)
6月5日(水)
2025年(令和 7年)
6月5日(木)
2026年(令和 8年)
6月6日(土)
2027年(令和 9年)
6月6日(日)

 

七十二候

初候
蟷螂生 とうろうしょうず
時期
6/6~6/10ごろ
意味
秋に生みつけられた卵から、カマキリが生まれるころ
次候
腐草為螢 ふそうほたるとなる
時期
6/11~6/15ごろ
意味
腐った草からホタルが現れるころ
末候
梅子黄 うめのみきなり
時期
6/16~6/20ごろ
意味
梅の実が黄色く熟すころ

 

夏至

夏至(げし)とは、立夏から始まる夏の中間点で、太陽が赤道から最も北に離れ、北半球では昼が最も長く、夜が最も短くなる日のこと。

 

時期
定期法
太陽が黄経 90度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 182.62日後
太陰太陽暦 / 旧暦
五月中、5月4日~5月19日ごろ
太陽暦 / 新暦
6月21日ごろ
2023年(令和 5年)
6月21日(水)
2024年(令和 6年)
6月21日(金)
2025年(令和 7年)
6月21日(土)
2026年(令和 8年)
6月21日(日)
2027年(令和 9年)
6月21日(月)

 

七十二候

初候
乃東枯 ないとうかるる
意味
夏枯草(うつぼぐさ)が枯れだすころ
時期
6/21~6/26ごろ
次候
菖蒲華 あやめはなさく
意味
菖蒲(あやめ)が咲き始めるころ
時期
6/27~7/1ごろ
末候
半夏生 はんげしょうず
意味
烏柄杓(からすびしゃく)が生え始めるころ
時期
7/2~7/6ごろ

 

小暑

小暑(しょうしょ)とは、梅雨明けが近くなり、湿っぽさの中にも夏の熱気が感じられ、日に日に暑さが増してくるころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 105度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 197.84日後
太陰太陽暦 / 旧暦
六月節、5月20日~6月5日ごろ
太陽暦 / 新暦
7月7日ごろ
2023年(令和 5年)
7月7日(金)
2024年(令和 6年)
7月6日(土)
2025年(令和 7年)
7月7日(月)
2026年(令和 8年)
7月7日(火)
2027年(令和 9年)
7月7日(水)

 

七十二候

初候
温風至 おんぷういたる
意味
温かい風が吹き始めるころ
時期
7/7~7/11ごろ
次候
蓮始華 はすはじめてはなさく
意味
蓮(はす)の花が咲き始めるころ
時期
7/12~7/16ごろ
末候
鷹乃学習 たかすなわちがくしゅうす
意味
鷹の雛が獲物の捕り方や飛び方を覚え、巣立ちの準備をするころ
時期
7/17~7/22ごろ

 

大暑

大暑(たいしょ)とは、夏の暑さが本格的になり、1年の中で最も気温の高くなるころ。

 

時期
定期法
太陽が黄経 120度の点を通過するとき
平気法
冬至から約 213.06日後
太陰太陽暦 / 旧暦
六月中、6月6日~6月21日ごろ
太陽暦 / 新暦
7月23日ごろ
2023年(令和 5年)
7月23日(日)
2024年(令和 6年)
7月22日(月)
2025年(令和 7年)
7月22日(火)
2026年(令和 8年)
7月23日(木)
2027年(令和 9年)
7月23日(金)

 

七十二候

初候
桐始結花 きりはじめてはなをむすぶ
意味
桐の花が蕾をつけるころ
時期
7/23~7/27ごろ
次候
土潤溽暑 つちうるおいてむしあつし
意味
土が湿り蒸し暑くなるころ
時期
7/28~8/1ごろ
末候
大雨時行 たいうときどきおこなう
意味
夕立や台風などの夏の雨が、時として激しく降るころ
時期
8/2~8/6ごろ