晩冬を紡ぐ言の葉【季語一覧】 冬 2025.01.14 時候 季節やその月の異称を表わす季語。 悴む 季節感 現代的仮名 かじかむ 歴史的仮名 ― 意味 冬の冷気のため、手足が凍えて思うように動かなくなること 子季語 悴ける かじける こごゆ 関連季語 ― 寒土用 暦 現代的仮名 かんどよう 歴史的仮名 ― 意味 立春前の十八日間 1年で最も寒さの厳しい時期 子季語 ― 関連季語 ― 寒の入 暦 現代的仮名 かんのいり 歴史的仮名 ― 意味 一年のうちでいちばん寒さがきびしい時期に入る日 1月6日ごろ 子季語 寒入り かんいり 寒固 かんがため 寒に入る かんにいる 小寒の入 しょうかんのいり 寒前 かんまえ 関連季語 ― 寒の内 暦 現代的仮名 かんのうち 歴史的仮名 ― 意味 寒の入から立春の前日まで 子季語 寒 かん 寒九 かんく 寒四郎 かんしろう 寒中 かんちゅう 関連季語 ― 厳寒 季節感 現代的仮名 げんかん 歴史的仮名 ― 意味 冬の厳しい寒さのこと 子季語 寒厳し かんきびし 厳冬 げんとう 冱寒 ごかん 酷寒 こくかん 極寒 ごくかん 関連季語 ― 三寒四温 季節感 現代的仮名 さんかんしおん 歴史的仮名 ― 意味 冬に寒暖の変化が周期的に起こること 冬の終わりから春にかけて、寒い日が3日ほど続くと、その後4日間くらい暖かい日が続く 子季語 三寒 さんかん 四温 しおん 四温日和 しおんびより 関連季語 ― しばれる 季節感 現代的仮名 ― 歴史的仮名 ― 意味 きびしく冷え込んだときに使う、北海道や東北地方の方言 子季語 からしばれ 凍るる しばるる 凍れ しばれ 関連季語 ― 小寒 暦 現代的仮名 しょうかん 歴史的仮名 せうかん 意味 二十四節気のひとつ 旧暦12月の節で、冬至から15日間、新暦の1月5日ごろから、1月20日ごろまでに当たる 子季語 ― 関連季語 ― 節分 暦 現代的仮名 せつぶん 歴史的仮名 ― 意味 新暦2月3日ごろの立春の前日 もともとは、季節の移り変わる時の立春・立夏・立秋・立冬の前日を称する語だが、現在は特に立春の前日を言う 子季語 節替り せつがわり 関連季語 ― 大寒 暦 現代的仮名 だいかん 歴史的仮名 ― 意味 二十四節気のひとつ 新暦の1月21日ごろにあたる、1年で最も寒い時期 子季語 寒がはり 関連季語 ― 冬至 暦 現代的仮名 とうじ 歴史的仮名 ― 意味 二十四節のひとつ 太陽が最も南行し、1年中で昼が最も短く、夜が長い日 子季語 一陽来復 いちようらいふく 冬至南瓜 とうじかぼちゃ 冬至粥 とうじがゆ 冬至蒟蒻 とうじこんにゃく 冬至当夜 とうじとうや 冬至餅 とうじもち 関連季語 ― 年内立春 暦 現代的仮名 ねんないりっしゅん 歴史的仮名 ― 意味 新暦で、新年を迎えないうちに立春を迎えること 新暦では、2月4日ごろが立春にあたるが、旧暦では正月の前後に立春を迎える 子季語 年の内の春 としのうちのはる 年の春 としのはる 冬の春 ふゆのはる 関連季語 ― 春隣 季節感 現代的仮名 はるどなり 歴史的仮名 ― 意味 冬も終わりに近づき、春の訪れをすぐそこに感じること 子季語 明日の春 あすのはる 春信 しゅんしん 春近し はるちかし 春隣 はるとなり 春まぢか はるまぢか 関連季語 ― 春待つ 季節感 現代的仮名 はるまつ 歴史的仮名 ― 意味 寒い冬が終わりに近づき、春の訪れを心待ちにすること 子季語 待春 たいしゅん 春を待つ はるをまつ 関連季語 ― 晩冬 暦 現代的仮名 ばんとう 歴史的仮名 ― 意味 旧暦の12月の異称 冬の最後の月 子季語 下冬 かとう 季冬 きとう 松冬、末冬 まつとう、まっとう 末の冬 すえのふゆ 関連季語 ― 日脚伸ぶ 季節感 現代的仮名 ひあしのぶ 歴史的仮名 ― 意味 冬至を過ぎて少しずつ日が長くなること 子季語 日脚伸びる ひあしのびる 関連季語 ― 冬尽く 季節感 現代的仮名 ふゆつく 歴史的仮名 ― 意味 冬が終わること 子季語 冬行く ふゆいく 冬送る ふゆおくる 冬惜しむ ふゆおしむ 冬終る ふゆおわる 冬去る ふゆさる 冬の限り ふゆのかぎり 冬の名残 ふゆのなごり 冬の別れ ふゆのわかれ 冬果つ ふゆはつ 冬行く ふゆゆく 冬を送る ふゆをおくる 三冬尽く みふゆつく 関連季語 ― 冬深し 季節感 現代的仮名 ふゆふかし 歴史的仮名 ― 意味 1年で寒さの最も極まる時期 子季語 暮の冬 くれのふゆ 冬さぶ ふゆさぶ 冬たけなわ ふゆたけなわ 冬深む ふゆふかむ 真冬 まふゆ 真冬日 まふゆび 関連季語 ― 前へ次へ 1234567