かさねの色目 カラーサンプル 2020.12.072024.06.17 秋の合わせ色目 秋(あき)とは、四季のひとつ。夏の次で冬の前の季節。日本では9月、10月、11月をいい、暦の上では立秋(りっしゅう/ 8月7日ごろ)から冬秋(りっとう/ 11月7日ごろ)の前日まで。旧暦の 7月から 9月にあたる。 名称 萩 はぎ 芽子 はぎ 合わせ色目(表 / 裏) 紫 / 白 別説 合わせ色目(表 / 裏) 蘇芳 / 青 特徴 秋の山野に紫紅色の花を咲かせる萩の花を表した色目 着用時期 6月 / 7月 着用者 ― 名称 萩経青 はぎたてあお 合わせ色目(表 / 裏) 経糸 = 青 / 緯糸 = 蘇芳 / 青 別説 合わせ色目(表 / 裏) 経糸 = 青 / 緯糸 = 紫 / 青 特徴 表の色を玉虫調にした織物の色目で萩に因んだ色目 着用時期 6月より秋 着用者 ― 名称 萩重 はぎがさね 合わせ色目(表 / 裏) 紫 / 二藍 別説 合わせ色目(表 / 裏) 紫 / 淡紫 特徴 萩の花の重なりを表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 女郎花 おみなえし 敗醬 おみなえし 合わせ色目(表 / 裏) 経糸 = 青 / 緯糸 = 黄 / 青 別説 合わせ色目(表 / 裏) 青 / 萌黄 特徴 秋の野に黄色い粟粒のような花を茎の先に群がらせ女郎花たを表した色目 着用時期 7月 / 8月 着用者 ― 名称 朽葉 くちば 合わせ色目(表 / 裏) 濃紅 / 濃黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 山吹色 / 黄 特徴 朽ちた落ち葉を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 青朽葉 あおくちば 合わせ色目(表 / 裏) 経糸 = 青 / 緯糸 = 蘇芳 / 青 別説 合わせ色目(表 / 裏) 黄 / 青 特徴 緑みを帯びた朽葉を表した色目 着用時期 主に秋 着用者 ― 名称 赤朽葉 あかくちば 合わせ色目(表 / 裏) 経糸 = 紅 / 緯糸 = 黄 / 黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 経糸 = 淡紅 / 緯糸 = 黄 / 黄 特徴 晩秋の頃に赤く色づいた朽葉を表した色目 着用時期 秋深くなっては着ず 着用者 ― 名称 黄朽葉 きくちば 合わせ色目(表 / 裏) 朽葉 / 朽葉 別説 合わせ色目(表 / 裏) 黄 / 朽葉 特徴 晩秋の頃に黄ばんだ朽葉を表した色目 着用時期 秋末~冬初 着用者 ― 名称 龍膽 りんどう 合わせ色目(表 / 裏) 淡蘇芳 / 朽葉 別説 合わせ色目(表 / 裏) 蘇芳 / 萌黄 特徴 秋の野に紫碧色の花を咲かせた龍膽を表した色目 着用時期 秋 / 9月より五節(11月) 着用者 ― 名称 荻 おぎ 合わせ色目(表 / 裏) 蘇芳 / 青 別説 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 淡縹 特徴 湿地に生える荻の茎の先に出ている褐色の花穂と緑の茎葉を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 花薄 はなすすき 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 縹 別説 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 淡縹 特徴 花をつけたススキの穂を表した色目 着用時期 秋の初め 着用者 ― 名称 紫苑 しおん 合わせ色目(表 / 裏) 紫 / 薄色 別説 合わせ色目(表 / 裏) 薄色 / 青 特徴 キク科の草の紫苑の花を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 藤袴 ふじばかま 合わせ色目(表 / 裏) 青 / 紫 別説 合わせ色目(表 / 裏) 淡紫 / 淡紫 特徴 茎の先端に淡い紅紫色の筒状の花を群がり咲かせる藤袴を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 紅葉 もみじ 合わせ色目(表 / 裏) 赤 / 濃赤 別説 合わせ色目(表 / 裏) 黄 / 蘇芳 特徴 晩秋に楓の葉が霜にあって紅葉した様を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 楓紅葉 かえでもみじ 蝦手紅葉 かえでもみじ 合わせ色目(表 / 裏) 淡青 / 朽葉 別説 合わせ色目(表 / 裏) 淡青 / 黄 特徴 色づき始めた頃の楓の葉を表した色目 着用時期 9月〜11月 着用者 ― 名称 初紅葉 はつもみじ 合わせ色目(表 / 裏) 萌黄 / 薄萌黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 萌黄 / 青 特徴 春の楓の初出の葉をを表した色目だが秋に着る色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 黄紅葉 きもみじ 合わせ色目(表 / 裏) 黄 / 濃黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 萌黄 / 蘇芳 特徴 秋深く深山の楓が黄色く色づいた様を表した色目 着用時期 9月 / 10月 着用者 ― 名称 青紅葉 あおもみじ 合わせ色目(表 / 裏) 青 / 朽葉 別説 合わせ色目(表 / 裏) 萌黄 / 黄 特徴 秋になって色づき始めた木々の葉を背にまだ色づいていない青葉を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 櫨紅葉 はじもみじ 合わせ色目(表 / 裏) 蘇芳(黒みあり) / 黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 淡紅 / 黄 特徴 櫨の葉の紅葉を表した色目 着用時期 9月 / 10月 / 11月 着用者 ― 名称 桔梗 ききょう 合わせ色目(表 / 裏) 二藍 / 濃青 別説 合わせ色目(表 / 裏) 二藍 / 青 特徴 秋の山野に瑠璃色の愛らしい花を開く桔梗を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 小栗色 こぐりいろ 合わせ色目(表 / 裏) 秘色 / 淡青 別説 合わせ色目(表 / 裏) 瑠璃色 / 淡青 特徴 未熟な栗の実を表した色目 着用時期 秋 着用者 年配の男性向け 名称 落栗色 おちぐりいろ 合わせ色目(表 / 裏) 蘇芳(黒み深し) / 香 別説 合わせ色目(表 / 裏) 濃紅 / 香 特徴 みのり落ちた栗を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 檀 まゆみ 真弓 まゆみ 合わせ色目(表 / 裏) 朽葉 / 萌黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 蘇芳 / 黄 特徴 山野に自生する落葉樹の檀の紅葉を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 槿 あさがお 牽牛子 あさがお 合わせ色目(表 / 裏) 縹 / 縹 別説 合わせ色目(表 / 裏) 空色 / 空色> 特徴 朝に美しく花を咲かせる朝顔の花を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 忍 しのぶ 合わせ色目(表 / 裏) 淡萌黄(黄気あり) / 蘇芳 別説 合わせ色目(表 / 裏) 淡萌黄 / 青 特徴 樹皮・岩面あるいは古い屋根瓦などに生える羊歯類の一種である忍草を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 櫨 はじ 合わせ色目(表 / 裏) 朽葉 / 黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 赤 / 黄 特徴 秋になり紅葉した山櫨の葉を表した色目 着用時期 秋 / 9月〜11月 着用者 ― 名称 菊 きく 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 青 特徴 菊の花と葉を表した色目 着用時期 8月~冬至 着用者 ― 名称 蘇芳菊 すほうぎく 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 濃蘇芳 別説 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 蘇芳 特徴 冬近くの白菊が雪や霜に逢って花の周囲からだんだんと紫色に変わっていく様を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 九月菊 くがつぎく 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 黄 特徴 9月は「菊月」と呼ばれ 9月9日に行われる重陽の節句を意識して作られたものとされる色目 着用時期 9月 着用者 ― 名称 黄菊 きぎく 合わせ色目(表 / 裏) 黄 / 青 特徴 黄菊の花と葉を表した色目 着用時期 9月より五節(11月) 着用者 ― 名称 紅菊 くれないぎく 合わせ色目(表 / 裏) 紅 / 青 別説 合わせ色目(表 / 裏) 紅 / 萌黄 特徴 紅菊の花と葉を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 移菊 うつろいぎく 合わせ色目(表 / 裏) 紫 / 黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 紫 / 青 特徴 冬近くの白菊が雪や霜に逢って花の周囲からだんだんと紫色に変わっていく様を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 莟菊 つぼみぎく 合わせ色目(表 / 裏) 紅 / 黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 黄 / 濃青 特徴 菊花の蕾を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 葉菊 はぎく 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 紺青 別説 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 青 特徴 白菊の花と葉を表した色目 着用時期 9月より五節(11月) 着用者 ― 名称 白菊 しらぎ 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 萌黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 蘇芳 特徴 咲き匂う白菊の花を表した色目 着用時期 9月より五節(11月) 着用者 ― 名称 菊重 きくがさね 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 淡紫 別説 合わせ色目(表 / 裏) 白 / 紫 特徴 白菊が霜により変色していく様子を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 花菊 はなぎく 合わせ色目(表 / 裏) 淡蘇芳 / 濃蘇芳 特徴 蘇芳色にうつろった蘇芳菊または後世に栽培された西洋菊を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 月草 つきくさ 鴨頭草 つきくさ 合わせ色目(表 / 裏) 縹 / 淡縹 別説 合わせ色目(表 / 裏) 縹 / 縹 特徴 野原や路肩に自生する鴨頭草の花を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 名称 梶 かじ 楮 かじ 合わせ色目(表 / 裏) 萌黄 / 濃萌黄 別説 合わせ色目(表 / 裏) 萌黄 / 萌黄 特徴 暖地に自生する落葉樹の梶の葉を表した色目 着用時期 秋 着用者 ― 前へ次へ 123456