冬の合わせ色目
冬(ふゆ)とは、四季のひとつ。秋の次で春の前の季節。日本では12月、1月、2月をいい、暦の上では冬秋(りっとう/ 11月7日ごろ)から立春(りっしゅん / 2月4日ごろ)の前日まで。旧暦の 10月から 12月にあたる。
萩芽子 はぎ
芽子 はぎ
青(黒みあり) / 二藍
青 / 青
玉虫の羽の色を表した色目
秋より初冬 / あるいは冬
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枯色 かれいろ
淡香 / 青
白 / 薄色
野原の草原が冬枯れで変色した様を表した色目
冬
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枯野 かれの
黄 / 淡青
黄 / 白
野原の草原が雪や霜で枯れて変色した様を表した色目
冬
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苔 こけ
濃香 / 二藍
苔を表した色目
冬
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氷 こおり
白 / 白打 ※1
白 / 白張 ※2
氷の冷たさを表した色目
冬
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※1 白打:砧(きぬた)で打って光沢を出したもの
※2 白張:糊引をして光沢をだしたもの
氷重 こおりがさね
鳥の子 / 白
氷の冷たさを表した色目
冬
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雪の下 ゆきのした
白 / 紅梅
白 / 紅
雪に埋もれた紅梅の花を表した色目
冬より春
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椿 つばき
蘇芳 / 赤
蘇芳 / 紅
寒椿の花を表した色目
五節(11月)より春
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