DICカラーガイド
DICカラーガイドは、印刷・デザイン業界で広く利用されている日本を代表する色見本帳である。
DIC株式会社が発行し、特色印刷に対応した豊富な色番号と色名を収録している。
シリーズには、「日本の伝統色*300色」「中国の伝統色*320色」「フランスの伝統色*321色」などがあり、各国や地域の歴史・文化を反映した伝統色がまとめられている。
DICの日本の伝統色
本記事では、「DICカラーガイド 日本の伝統色 第10版」に収録された黄系の色を対象に、HEXカラーコード・CMYK値・RGB値・マンセル値(近似値)や色の特徴を一覧で紹介する。
日本では、黄系の色は実りや豊かさ、光や希望を象徴する色として古くから親しまれている。また、花や植物、染織、自然、伝統文化などに由来する色名が多く、日本ならではの美意識や四季の移ろいが色名にも表れている。
色名カテゴリー
色名の由来をもとに、植物・鉱物・動物・食材・自然・人工物・文化などのカテゴリーに分類して紹介する。
植物
花・果実・野菜・樹木・木の実・穀物など、植物に由来する色名。植物が持つ自然な色合いや季節ごとの彩り、収穫物の特徴などをも名付けられている。
和色名*わしきめいとは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
梔子色 / 支子色
くちなしいろ
クチナシの実の色
梔子 / 支子 = クチナシ
色 = 色 / 色彩
クチナシの実の色素で染めた黄色
pl-rY
うすい赤みの黄
1.2Y 8.4/8.0
#FDC96C
3 / 28 / 62 / 0
253 / 201 / 108
玉蜀黍色
とうもろこしいろ
トウモロコシの色
玉蜀黍 = トウモロコシ
色 = 色 / 色彩
トウモロコシの実のような赤みがかった黄色
pl-rY
うすい赤みの黄
8.5YR 8.0/9.2
#FFBB65
1 / 36 / 63 / 0
255 / 187 / 101
山吹色
やまぶきいろ
ヤマブキの花の色
山吹 = 山吹
色 = 色 / 色彩
山吹の花のようなあざやかな赤みがかった黄色
vv-rY
あざやかな赤みの黄
8.0YR 7.6/13.2
#FFA826
0 / 44 / 84 / 0
255 / 168 / 38
向日葵色
ひまわりいろ
ヒマワリの花の色
向日葵 = ヒマワリ*キク科ヒマワリ属の一年草
色 = 色 / 色彩
ヒマワリの花のようなあざやかな赤みの黄色
vv-rY
あざやかな赤みの黄
0.6Y 8.0/12.8
#FFBA20
2 / 35 / 86 / 0
255 / 186 / 32
桑色
くわいろ
桑で染めた色
桑 = 桑*くわ
/ クワ科クワ属・落葉樹
色 = 色 / 色彩
桑の木を材料とする草木染の赤みのうすい黄色
pl-rY
うすい赤みの黄
9.1YR 7.9/4.8
#EABE8A
11 / 31 / 48 / 0
234 / 190 / 138
枯草色
かれくさいろ
枯れた草の色
枯草 = 枯れた草
色 = 色 / 色彩
枯草のようなにぶい赤みの黄色
dl-rY
くすんだ赤みの黄
8.7YR 7.2/6.8
#E0A763
16 / 41 / 64 / 0
224 / 167 / 99
黄水仙
きすいせん
黄色い水仙の色
黄 = 黄色
水仙 = 水仙*すいせん
/ ヒガンバナ科スイセン属の多年草・球根植物
色 = 色 / 色彩
スイセンの花のような明るい黄色
pl-Y
うすい黄
3.4Y 8.6/7.7
#F9D36E
6 / 22 / 63 / 0
249 / 211 / 110
黄檗色
きはだいろ
キハダの樹皮の色
黄檗 = キハダ
色 = 色 / 色彩
キハダの樹皮で染めた明るい黄赤色
lt-O
あかるい黄赤
4.4Y 8.4/9.0
#EFCD52
12 / 22 / 74 / 0
29 / 205 / 82
刈安色
かりやすいろ
刈安で染めた色
刈安 = 刈安
色 = 色 / 色彩
ススキに似た草「カリヤス」で染めたうすい緑みがかった黄色
st-Y
つよい黄
2.9Y 8.3/13.6
#FDC600
5 / 28 / 90 / 0
253 / 198 / 0
蒲公英色
たんぽぽいろ
タンポポの花の色
蒲公英 = タンポポ*キク科タンポポ属の多年草
色 = 色 / 色彩
タンポポの花のようなあざやかな黄色
vv-Y
あざやかな黄
3.3Y 7.7/12.6
#EEBA00
12 / 32 / 92 / 0
238 / 186 / 0
檸檬
れもん
檸檬 = レモン*ミカン科ミカン属の常緑低木
レモンの皮のような緑みがかった黄色
vv-gY
あざやかな緑みの黄
5.8Y 7.8/11.8
#E2C200
19 / 25 / 93 / 0
226 / 194 / 0
菜の花色
なのはないろ
菜の花の色
菜の花 = アブラナの花
色 = 色 / 色彩
アブラナの花のような緑みがかった明るい黄色
dp-O
こい黄赤
4.4Y 7.8/10.7
#E7BE00
16 / 29 / 93 / 0
231 / 190 / 0
藁色
わらいろ
藁の色
藁 = 藁
色 = 色 / 色彩
稲が乾燥したワラのようなくすんだ黄色
dl-Y
くすんだ黄
3.9Y 7.3/7.1
#D1B15A
24 / 33 / 71 / 0
209 / 177 / 90
菜種色
なたねいろ
菜種油の色
菜種 = アブラナの種
色 = 色 / 色彩
菜種から搾った菜種油のような緑みの深い黄色
dl-Y
くすんだ黄
4.3Y 6.9/7.5
#C6A647
3 / 36 / 79 / 0
198 / 166 / 71
支子色 / 梔子色
くちなしいろ
クチナシの実の色
支子 / 梔子 = クチナシ
色 = 色 / 色彩
クチナシの実で染めた少し赤みのある黄色
pl-rY
うすい赤みの黄
–
#FFD768
0 / 16 / 59 / 0
255 / 214 / 104
黄朽葉
きくちば
黄色い朽葉
黄 = 黄色
朽葉 = 枯れ落ちた葉
黄色系の黄染の刈安と赤系の楊梅などで染めたやわらかい黄茶色
dl-Y
くすんだ黄
4.6Y 6.6/6.7
#BB9E4B
34 / 39 / 78 / 0
187 / 158 / 75
青朽葉
あおくちば
青みがかった朽葉
青 = 青み / 緑み
朽葉 = 枯れ落ちた葉
緑みがかった朽葉色
dl-gY
くすんだ緑みの黄
7.6Y 7.1/6.2
#BDB065
34 / 30 / 67 / 0
189 / 176 / 101
外来語色名*がいらいごしきめいとは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
オリーブ
Olive
Olive = オリーブ*モクセイ科オリーブ属の常緑小高木・果樹
オリーブの実のようなくすんだ黄緑色
dg-gY
くらい緑みの黄
6.7Y 3.9/3.8
#6A5D2A
63 / 60 / 98 / 19
16 / 93 / 42
鉱物・金属
鉱石・宝石・顔料・金属などに由来する色名。鉱物や金属特有の光沢や質感、美しい発色を表現した色名が多く見られる。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
該当する色名なし
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
動物
鳥・魚・昆虫・甲殻類・動物の毛や羽などに由来する色名。生き物の体色や模様、羽や毛並みの特徴を表した色名が数多く存在する。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
鳥の子色
とりのこいろ
鶏卵の殻の色
鳥の子 = 鶏卵
色 = 色 / 色彩
鶏卵の殻のようなくすんだ淡黄色
vp-Y
ごくうすい黄
0.8Y 8.9/3.1
#F3DCB7
7 / 17 / 31 / 0
243 / 220 / 183
金糸雀
かなりや
カナリヤの色
金糸雀 = カナリヤ
カナリヤの羽毛のような黄色
vv-O
あざやかな黄赤
3.6Y 7.7/12.2
#EAB905
14 / 32 / 92 / 0
234 / 185 / 5
象牙色
ぞうげいろ
象牙の色
象牙 = 象の牙
色 = 色 / 色彩
象牙のようなやや黄色みがかった白色
lg-Y
あかるい灰みの黄
1.5Y 8.5/2.7
#E6D2B1
13 / 20 / 33 / 0
230 / 210 / 177
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
食材・飲料
食品・香辛料・菓子・酒・飲み物などに由来する色名。身近な食材や飲料の色味をもとに名付けられた、親しみやすい色名が多い。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
卵色 / 玉子色
たまごいろ
鶏卵の黄身の色
卵 / 玉子 = 鶏卵
色 = 色 / 色彩
鶏卵の黄身のような赤みの黄色
pl-rY
うすい赤みの黄
8.4YR 7.9/9.7
#FFB659
1 / 38 / 67 / 0
255 / 182 / 89
蒸栗色
むしくりいろ
蒸した栗の色
蒸栗 = 蒸した栗
色 = 色 / 色彩
蒸した栗の果肉のようなくすんだ黄色
dl-Y
くすんだ黄
3.4Y 8.3/5.1
#E7CD8C
34 / 35 / 48 / 0
184 / 166 / 135
芥子色
からしいろ
からしの色
芥子 = からし
色 = 色 / 色彩
からしの粉のようなやわらかい茶みの黄色
dl-Y
くすんだ黄
4.0Y 6.3/6.8
#B7983B
36 / 42 / 86 / 0
183 / 152 / 59
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
クリーム
cream
クリーム
cream = クリーム
クリームのような薄い赤みのかった淡黄色
vp-Y
ごくうすい黄
0.6Y 8.8/4.1
#F5D7A7
6 / 20 / 38 / 0
245 / 215 / 167
自然・自然現象
空・海・川・雪・火・虹・天候・季節など、自然や自然現象に由来する色名。風景や気象、四季の移り変わりを感じさせる色合いが特徴。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
砂色
すないろ
砂の色
砂 = 砂
色 = 色 / 色彩
砂のような明るい灰みがかった黄色
lg-Y
あかるい灰みの黄
2.2Y 6.8/3.2
#B8A687
34 / 35 / 48 / 0
184 / 166 / 135
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
人工物・素材
布・陶器・瓦・紙・染料・建築材料・道具など、人の手によって作られたものや素材に由来する色名。伝統工芸や建築、日用品など、暮らしの中で親しまれてきた色が含まれる。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
鬱金色
うこんいろ
ウコンで染めた色
鬱金 = ウコン*ショウガ科ウコン属の多年草
色 = 色 / 色彩
ウコンの根茎で染めた鮮やかな濃い黄色
st-rY
つよい赤みの黄
0.7Y 7.2/10.8
#E7A61A
13 / 42 / 91 / 0
231 / 166 / 26
深支子
こきくちなし
濃いクチナシの色
深 = 深い / 濃い
支子 = クチナシ
クチナシの実から採る色素で染めたやや赤みがかった黄色
dl-rY
くすんだ赤みの黄
1.1Y 6.8/8.7
#D49F3E
23 / 43 / 82 / 0
212 / 159 / 62
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
オリーブ・ドラブ
olive drab
オリーブ色のくすんだ色
olive = オリーブ
drab = くすんだ色
世界各国の軍隊の戦闘服や軍用車両などの塗装に用いられてきた、緑みを帯びた黄色
dg-gY
くらい灰みを帯びた緑みの黄
2.5GY 3.5/3
#726837
0 / 7 / 55 / 70
114 / 104 / 55
地名・文化
国・地域・民族・歴史・風俗・芸術・建築様式などに由来する色名。地域の文化や歴史、伝統、美術などを反映し、その土地ならではの特色が表れている。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
威光茶
いこうちゃ
威光茶という色
威光 = 威厳や威勢
茶 = 茶色
常陸水戸藩初代藩主・徳川頼房が好んだ、茶みがかった明るい萌黄色
dl-YG
くすんだ黄緑
2.7GY 6.2/4.3
#969C63
49 / 34 / 69 / 0
150 / 156 / 99
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
色彩・概念
色名そのもの・明暗・鮮やかさ・流行色・感情・印象・抽象概念などに由来する色名。具体的な物ではなく、色の性質やイメージ、感覚をもとに名付けられている。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
該当する色名なし
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
