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南北朝時代・室町時代・安土桃山時代の元号【日本の暦】

日本の暦

南北朝時代

南北朝時代(なんぼくちょうじだい)とは、鎌倉後期から南北朝時代にかけて皇位継承をめぐって2つの皇統が、「南朝」と「北朝」とに分裂し対立を始めた「1336年」から、室町幕府3代将軍 足利義満(あしかがよしみつ)によって南北朝合一がなされた「1392年」までの約56年間のことで、京都と吉野に2つの朝廷と2人の天皇が同時期に存在していた。

南北朝時代の元号(年号)は、「南朝」が「9」の元号、「北朝」が「17」の元号が存在している。

 

北朝

北朝(ほくちょう)とは、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)により天皇を中心とした政治が行われた「建武の新政」が約3年ほどで崩壊したことを受けて、足利尊氏(あしかがたかうじ)が持明院統(じみょういんとう)の光明天皇(こうみょうてんのう)を擁立(ようりつ)し、京都に拠点を設けた朝廷のこと。

 

南朝

南朝(なんちょう)とは、足利尊氏によって謀反を起こされた大覚寺統(だいかくじとう)の後醍醐天皇が、京都から大和国(やまとのくに / 奈良県南部)に位置する吉野へと逃れ、北朝と室町幕府に対立する形で吉野に拠点を設けた朝廷のこと。

 

室町時代

室町時代(むろまちじだい)とは、足利尊氏が建武式目(けんむしきもく)を制定した「1336年」または、足利尊氏が室町幕府の征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)に任命された「1338年」から、織田信長(おだのぶなが)によって室町幕府が滅ぼされた「1573年」までの約237年間のこと。

平安時代の元号(年号)は、「明徳」から「元亀」まで「24」の元号が存在している。

 

安土桃山時代

安土桃山時代(あづちももやまじだい)とは、織田信長が足利義昭を奉じて京都に上洛した「1568年」ごろから、家康が征夷大将軍に任じられ江戸幕府を開いた「1603年」ごろまでの約35年間のこと。

安土桃山時代の元号(年号)は、「天正」から「慶長」まで「3」の元号が存在している。