DICカラーガイド
DICカラーガイドは、印刷・デザイン業界で広く利用されている日本を代表する色見本帳である。
DIC株式会社が発行し、特色印刷に対応した豊富な色番号と色名を収録している。
シリーズには、「日本の伝統色*300色」「中国の伝統色*320色」「フランスの伝統色*321色」などがあり、各国や地域の歴史・文化を反映した伝統色がまとめられている。
DICの日本の伝統色
本記事では、「DICカラーガイド 日本の伝統色 第10版」に収録された茶系の色を対象に、HEXカラーコード・CMYK値・RGB値・マンセル値(近似値)や色の特徴を一覧で紹介する。
日本では、茶系の色は大地の温もりや素朴さ、落ち着きを象徴する色として古くから親しまれている。また、樹木や土、染織、自然、伝統文化などに由来する色名が多く、日本ならではの美意識や四季の移ろいが色名にも表れている。
色名カテゴリー
色名の由来をもとに、植物・鉱物・動物・食材・自然・人工物・文化などのカテゴリーに分類して紹介する。
植物
花・果実・野菜・樹木・木の実・穀物など、植物に由来する色名。植物が持つ自然な色合いや季節ごとの彩り、収穫物の特徴などをも名付けられている。
和色名*わしきめいとは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
樺色 / 蒲色
かばいろ
蒲の穂の色
蒲 = がま
色 = 色 / 色彩
蒲*がまの穂のような赤みのふかい黄赤色
dl-O
くすんだ黄赤
2.5YR 4.8/8.2
#AF5F37
39 / 72 / 86 / 2
175 / 95 / 55
小麦色
こむぎいろ
小麦の色
小麦 = 小麦
色 = 色 / 色彩
小麦の籾*もみのような明るい黄褐色
dl-O
くすんだ黄赤
6.1YR 6.8/7.3
#DC9A62
18 / 47 / 63 / 0
220 / 154 / 98
丁字色
ちょうじいろ
丁字の色
丁字 = ちょうじ
色 = 色 / 色彩
沈丁花*じんちょうげに似たちょうじの木の煎汁で染めたやや薄い茶褐色
dl-rY
くすんだ赤みの黄
8.2YR 7.0/5.1
#D1A579
23 / 40 / 54 / 0
209 / 165 / 121
山吹茶
やまぶきちゃ
山吹の茶色
山吹 = 山吹
茶 = 茶色
金色に近い色合いの茶みがかった赤みの深い黄色
dp-rY
こい赤みの黄
7.2YR 5.6/9.3
#BD7726
33 / 61 / 95 / 0
189 / 119 / 38
栗梅
くりうめ
栗の梅色
栗 = 栗*くり
/ ブナ科クリ属の落葉高木
梅 = 梅
栗の実のような暗い黄赤色
dk-O
くらい黄赤
9.8R 3.9/4.8
#844E42
53 / 75 / 74 / 15
132 / 78 / 66
肉桂色
にっけいいろ
肉桂の色
肉桂 = ニッケイ*にっけい
/ クスノキ科ニッケイ属の常緑高木
色 = 色 / 色彩
乾燥させた肉桂の樹皮のようなくすんだ黄赤色
dl-O
くすんだ黄赤
3.3YR 5.5/6.9
#B97551
34 / 62 / 70 / 0
185 / 117 / 81
栗皮色
くりかわいろ
栗の皮の色
栗 = 栗*くり
/ ブナ科クリ属の落葉高木
皮 = 皮
色 = 色 / 色彩
栗の実の固い皮のような黒みがかった赤褐色
dk-O
くらい黄赤
4.1YR 3.2/4.0
#6C4432
58 / 74 / 82 / 28
108 / 68 / 50
檜皮色 / 桧皮色
ひわだいろ
檜皮の色
檜 / 桧 = ひのき
皮 = 皮
色 = 色 / 色彩
檜*ひのきの皮のような暗い灰みの黄赤色
dg-O
くらい灰みの黄赤
3.8YR 2.6/3.2
#53362D
64 / 76 / 79 / 41
83 / 54 / 45
棕櫚色
しゅろいろ
シュロの色
棕櫚 = 棕櫚*しゅろ
/ ヤシ科シュロ属の常緑高木
色 = 色 / 色彩
シュロの毛のような灰みがかった茶色
dg-O
くらい灰みの黄赤
4.6YR 3.7/3.0
#715141
59 / 69 / 74 / 20
113 / 81 / 65
幹色
みきいろ
幹の色
幹 = みき
色 = 色 / 色彩
樹木の幹のようなくすんだ赤みの黄色
dl-rY
くすんだ赤みの黄
7.8YR 6.4/6.2
#C7925D
28 / 49 / 67 / 0
199 / 146 / 93
丁子茶
ちょうじちゃ
丁子の茶色
丁子 = ちょうじ
茶 = 茶色
丁子*ちょうじで染めた茶みがかった暗い黄赤色
dl-rY
くすんだ赤みの黄
7.6YR 6.2/5.2
#B98E68
34 / 49 / 61 / 0
185 / 142 / 104
枯葉色
かれはいろ
枯葉の色
枯葉 = 枯れた葉
色 = 色 / 色彩
枯葉のような黄みの茶色
dg-rY
くらい赤みの黄
6.0YR 4.5/4.8
#90623E
50 / 66 / 82 / 9
144 / 98 / 62
煙草色
たばこいろ
タバコの色
煙草 = 煙草*たばこ
/ ナス科タバコ属の一年草
色 = 色 / 色彩
乾燥させたタバコの葉のような茶色
dg-rY
くらい赤みの黄
6.7YR 4.0/6.1
#84542B
52 / 70 / 94 / 16
132 / 84 / 43
朽葉色
くちばいろ
朽葉の色
朽葉 = 朽ちた落ち葉
色 = 色 / 色彩
朽ちた落ち葉のような黄褐色
dg-Y
くらい灰みの黄
7.1YR 4.3/2.8
#806149
56 / 64 / 74 / 11
128 / 97 / 73
煤竹色
すすたけいろ
煤けた竹の色
煤 = 煤けた
竹 = 竹*たけ
/ イネ科タケ亜科の常緑多年草
煤竹 = 煤竹
色 = 色 / 色彩
煙で煤けた竹のような暗い茶褐色
dg-Y
くらい灰みの黄
9.1YR 3.1/3.1
#5C442F
63 / 70 / 84 / 33
92 / 68 / 47
亜麻色
あまいろ
亜麻の色
亜麻 = 亜麻*あま
/ アマ科アマ属の一年草
色 = 色 / 色彩
ヨーロッパ原産の繊維「亜麻」の糸のような灰みがかった薄い黄色
lg-Y
あかるい灰みの黄
8.5YR 7.1/3.9
#CCA883
25 / 38 / 49 / 0
204 / 168 / 131
猫柳色
ねこやなぎいろ
猫柳の色
猫柳 = ねこやなぎ
色 = 色 / 色彩
ふわふわとした花が特徴的な樹木「猫柳」のようなくすんだ黄緑色
dl-YG
くすんだ黄緑
8.8Y 8.1/3.8
#D2CC94
24 / 18 / 48 / 0
210 / 204 / 148
橡
つるばみ
橡
橡 = つるばみ
クヌギ類のどんぐりの実で染めたくすんだ黄赤色
dl-O
くすんだ黄赤
0.7YR 4.7/4.8
#9C6351
46 / 68 / 68 / 4
156 / 99 / 81
木蘭色
もくらんじき
木蘭の色
木蘭 = もくらん
色 = 色 / 色彩
僧衣の赤みがかったくすんだ茶色
dl-Y
くすんだ黄
4.5Y 5.9/6.2
#A68F49
44 / 44 / 80 / 0
166 / 143 / 73
木枯茶
こがれちゃ
木枯れの茶色
木枯 = 木枯れ
茶 = 茶色
枯れた木の葉や木々を思わせる、褐色味の濃い黄褐色
dg-O
くらい灰みの黄赤
7.2YR 4.0/3.0
#795B47
58 / 66 / 73 / 14
121 / 91 / 71
銀煤竹
ぎんすすたけ
銀色の煤竹
銀 = 銀
煤 = 煤けた
竹 = 竹*たけ
/ イネ科タケ亜科の常緑多年草
煤竹 = 煤竹
竹のすすけたような赤黒い色に銀色を加えたような色
dg-Y
くらい灰みの黄
7.4YR 4.5/2.9
#86674F
54 / 62 / 71 / 7
134 / 103 / 79
梅茶
うめちゃ
梅の茶色
梅 = 梅
茶 = 茶色
梅の樹皮で染めた赤みがかった茶色
dg-rY
くらい赤みの黄
8.2YR 5.2/4.5
#9B7652
47 / 57 / 72 / 2
155 / 118 / 82
胡桃色
くるみいろ
クルミの色
胡桃 = クルミ*くるみ
/ クルミ科クルミ属の落葉高木
色 = 色 / 色彩
クルミの樹皮や果皮の煎汁で染めた黄褐色
mg-Y
灰みの黄
9.8YR 6.0/4.1
#AC8E69
40 / 47 / 61 / 0
172 / 142 / 105
青白橡
あおしろつるばみ
青白い橡の色
青 = 青
白 = 白
橡 = つるばみ
刈安と紫草で染めた灰みの黄緑色
lg-Y
あかるい灰みの黄
8.8Y 7.4/2.8
#BFBA92
31 / 25 / 46 / 0
191 / 186 / 146
外来語色名*がいらいごしきめいとは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
鉱物・金属
鉱石・宝石・顔料・金属などに由来する色名。鉱物や金属特有の光沢や質感、美しい発色を表現した色名が多く見られる。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
琥珀色
こはくいろ
琥珀の色
琥珀 = こはく
色 = 色 / 色彩
琥珀*こはくの石ようなくすんだ赤みの黄色
st-O
つよい黄赤
5.9YR 5.9/10.8
#D27B22
22 / 61 / 93 / 0
210 / 123 / 34
金茶
きんちゃ
金色の茶
金 = 金 / 黄金
茶 = 茶色
黄金の色のような黄褐色
dp-O
こい黄赤
5.8YR 4.9/9.2
#AC6525
40 / 68 / 98 / 2
172 / 101 / 37
黄土色
おうどいろ
黄土の色
黄土 = 黄土
色 = 色 / 色彩
黄土からつくられた天然顔料の濃い赤みがかった黄色
dp-rY
こい赤みの黄
8.4YR 6.0/9.2
#C4832A
30 / 56 / 91 / 0
196 / 131 / 42
弁柄色
べんがらいろ
弁柄の色
弁柄 = 弁柄
色 = 色 / 色彩
酸化第二鉄を主成分とする赤土の赤みがかった濃い褐色
dl-O
くすんだ黄赤
0.3YR 4.0/6.2
#8E5040
49 / 75 / 76 / 12
142 / 80 / 64
代赭
たいしゃ
代赭
代赭 = たいしゃ
日本画の代表的な赤褐色絵具でもある代赭*たいしゃのくすんだ黄赤色
dl-O
くすんだ黄赤
2.9YR 4.7/6.0
#9E6245
45 / 69 / 77 / 5
158 / 98 / 69
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
動物
鳥・魚・昆虫・甲殻類・動物の毛や羽などに由来する色名。生き物の体色や模様、羽や毛並みの特徴を表した色名が数多く存在する。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
海老茶
えびちゃ
海老の茶色
海老 = えび
茶 = 茶色
伊勢海老の殻のような暗い赤みの茶色
dk-yR
くらい黄みの赤
5.8R 3.1/5.9
#753435
54 / 86 / 76 / 27
117 / 52 / 53
駱駝色
らくだいろ
駱駝の色
駱駝 = らくだ
色 = 色 / 色彩
らくだの毛のようなくすんだ黄赤色
dl-O
くすんだ黄赤
4.2YR 6.0/6.2
#C1855F
31 / 55 / 64 / 0
193 / 133 / 95
雀茶
すずめちゃ
雀の茶色
雀 = すずめ
茶 = 茶色
スズメの頭の色のような赤黒い褐色
dl-O
くすんだ黄赤
3.5YR 5.0/6.0
#A66A4A
43 / 66 / 74 / 2
166 / 106 / 74
鳶色
とびいろ
鳶の色
鳶 = とび
色 = 色 / 色彩
トビの羽毛のような暗い赤みがかった茶褐色
dg-O
くらい灰みの黄赤
4.7YR 4.1/3.4
#7E5C48
56 / 66 / 73 / 13
126 / 92 / 72
狐色
きつねいろ
狐の色
狐 = きつね
色 = 色 / 色彩
狐の背の毛のような黄褐色
dl-rY
くすんだ赤みの黄
7.9YR 6.1/7.6
#C48847
30 / 53 / 77 / 0
196 / 136 / 71
象牙色
ぞうげいろ
象牙の色
象牙 = ぞうげ
色 = 色 / 色彩
象牙のようなやや黄色みがかった白色
lg-Y
あかるい灰みの黄
1.5Y 8.5/2.7
#E6D2B1
13 / 20 / 33 / 0
230 / 210 / 177
鶯茶
うぐいすちゃ
鶯の茶色
鶯 = うぐいす
茶 = 茶色
うぐいすの羽根のような暗い黄緑色
dg-Y
くらい灰みの黄
4.3Y 3.9/4.2
#6D5D34
62 / 61 / 89 / 18
109 / 93 / 52
鶸茶
ひわちゃ
鶸の茶色
鶸 = ひわ
茶 = 茶色
灰みの緑みがかった鶸色
dg-gY
くらい緑みの黄
5.4Y 4.7/4.8
#847030
56 / 56 / 96 / 8
132 / 112 / 48
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
食材・飲料
食品・香辛料・菓子・酒・飲み物などに由来する色名。身近な食材や飲料の色味をもとに名付けられた、親しみやすい色名が多い。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
蜜柑茶
みかんちゃ
蜜柑の茶色
蜜柑 = みかん
茶 = 茶色
茶みがかった蜜柑色
st-YR
つよい黄赤
4.2YR 5.3/10.8
#C66719
28 / 70 / 99 / 0
198 / 103 / 25
飴色
あめいろ
飴の色
飴 = 水飴 / 飴
色 = 色 / 色彩
水飴のようなやわらかい赤みがかった黄色
dl-O
くすんだ黄赤
2.6YR 5.1/9.9
#BE602C
32 / 73 / 91 / 1
190 / 96 / 44
海松茶
みるちゃ
海松の茶色
海松 = みる
茶 = 茶色
海松色に茶みを帯びた暗い黄緑色
dg-Y
くらい灰みの黄
7.5Y 3.9/2.9
#655D3A
65 / 60 / 85 / 19
101 / 93 / 58
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
マルーン
Maroon
Maroon = 栗*くり
/ ブナ科クリ属の落葉高木
栗の実のような赤みの強い暗い栗色
dk-O
くらい黄赤
0.4YR 2.9/4.2
#613931
60 / 78 / 78 / 35
97 / 57 / 49
チョコレート
chocolate
チョコレート
chocolate = チョコレート
チョコレートのような暗い茶色
dg-O
くらい灰みの黄赤
1.0YR 3.2/3.1
#64433A
62 / 74 / 74 / 29
100 / 67 / 58
ココア
cocoa
ココア
cocoa = ココア
ココアのような茶色
dg-O
くらい灰みの黄赤
2.2YR 3.3/1.7
#5F4B46
66 / 70 / 68 / 24
95 / 75 / 70
自然・自然現象
空・海・川・雪・火・虹・天候・季節など、自然や自然現象に由来する色名。風景や気象、四季の移り変わりを感じさせる色合いが特徴。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
砂色
すないろ
砂の色
砂 = すな
色 = 色 / 色彩
砂のような明るい灰みがかった黄色
mg-Y
灰みの黄
2.2Y 6.8/3.2
#B8A687
34 / 35 / 48 / 0
184 / 166 / 135
涅色
くりいろ
涅の色
涅 = 黒土
色 = 色 / 色彩
川底などの黒土のようなごく暗い赤みがかった茶色
dk-O
くらい黄赤
3.0YR 2.4/1.0
#433634
72 / 75 / 72 / 42
67 / 54 / 52
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
人工物・素材
布・陶器・瓦・紙・染料・建築材料・道具など、人の手によって作られたものや素材に由来する色名。伝統工芸や建築、日用品など、暮らしの中で親しまれてきた色が含まれる。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
煉瓦色
れんがいろ
煉瓦の色
煉瓦 = れんが
色 = 色 / 色彩
赤煉瓦のような暗い黄赤色
dl-O
くすんだ黄赤
9.7R 5.2/6.8
#B86853
35 / 69 / 67 / 0
184 / 104 / 83
黄櫨染
こうろぜん
黄櫨で染めた色
黄櫨 = やまはぜ
染 = 染める
山櫨*やまはぜと蘇芳*すおうで染めた紫みがかった9世紀以来の歴代天皇の礼服の黄褐色
dg-rY
くらい赤みの黄
6.7YR 5.1/5.2
#9C7353
47 / 59 / 71 / 2
156 / 115 / 83
生壁色
なまかべいろ
生壁の色
生壁 = 乾いていない土壁
色 = 色 / 色彩
乾いていない土壁のような灰みがかった黄色
mg-Y
灰みの黄
9.6YR 5.4/4.0
#9E7D59
46 / 54 / 69 / 1
158 / 125 / 89
柴色
ふしいろ
柴の色
柴 = しば
色 = 色 / 色彩
柴木の煎汁で染めた灰みの茶色
mg-Y
灰みの黄
9.4YR 4.8/2.4
#85715C
56 / 57 / 65 / 4
133 / 113 / 92
薄香
うすこう
薄い香色
薄 = 薄い
香 = 香色
丁字*ちょうじや肉桂*にっけいなどの香木で染めた香色の明るい灰み赤みがかった黄色
pl-O
うすい黄赤
8.5YR 8.5/3.2
#EAD1B6
11 / 21 / 30 / 0
234 / 209 / 182
砥粉色
とのこいろ
砥粉の色
砥粉 = とのこ
色 = 色 / 色彩
刃物を研ぐときに砥石からでる砥粉*とのこのようなやわらかい赤みがかった黄色
lg-Y
あかるい灰みの黄
8.5YR 7.9/5.3
#E6C096
13 / 30 / 43 / 0
230 / 192 / 150
素色
しろいろ
素色
そしょく
素の色
素 = 天然素材そのまま
色 = 色 / 色彩
人が手を加えていない天然素材そのままの少し色のついた白色
lg-Y
あかるい灰みの黄
9.2YR 8.0/3.0
#DEC3A4
71 / 0 / 49 / 0
14 / 195 / 164
香色
こういろ
香の色
香 = 香木
色 = 色 / 色彩
丁字*ちょうじなどの香木で染めた赤みがかった薄茶色
lg-Y
あかるい灰みの黄
7.2YR 7.4/4.1
#D7B190
20 / 35 / 44 / 0
215 / 177 / 144
赤支子
あかくちなし
赤い支子
赤 = 赤
支子 = くちなし
クチナシの実で染めた明るい赤みの黄色
dl-O
くすんだ黄赤
2.3YR 6.1/7.0
#CD8462
24 / 57 / 61 / 0
205 / 132 / 98
桑染
くわぞめ
桑で染めた色
桑 = くわ
染 = 染める
桑の樹皮の煎汁で染めた黄褐色
lg-Y
あかるい灰みの黄
1.7Y 7.0/4.2
#C3A980
29 / 36 / 52 / 0
195 / 169 / 128
根岸色
ねぎしいろ
根岸の色
根岸 = 根岸土
色 = 色 / 色彩
根岸土で上塗りした根岸壁のようなやや緑がかった薄茶色
mg-gY
灰みをおびた緑みの黄
9.4Y 5.2/2.2
#807F69
58 / 49 / 61 / 1
128 / 127 / 105
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
コルク
cork
コルク
cork = コルク
コルクのようなくすんだ赤みの黄色
dl-O
くすんだ黄赤
4.4YR 6.5/5.8
#D1936A
23 / 50 / 59 / 0
209 / 147 / 106
ベージュ
beige
ベージュ
beige = ベージュ
染めていない羊毛のような自然な灰みの黄色
lg-Y
あかるい灰みの黄
0.1Y 7.4/3.2
#CCB599
25 / 31 / 40 / 0
204 / 181 / 153
カーキ
khaki
カーキ
khaki = カーキ
日露戦争当時の陸軍の制服に定められた暗い黄色
dg-Y
くらい黄
1.5Y 5.6/4.9
#A4834D
44 / 51 / 76 / 1
164 / 131 / 77
地名・文化
国・地域・民族・歴史・風俗・芸術・建築様式などに由来する色名。地域の文化や歴史、伝統、美術などを反映し、その土地ならではの特色が表れている。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
憲法色
けんぽういろ
憲法の色
憲法 = 憲法
色 = 色 / 色彩
安土桃山時代の剣術家 吉岡直綱*よしおかなおつな
/ 号(称号):憲法が考案した染色の赤みを帯びた濃い茶色
dg-O
くらい灰みの黄赤
6.7YR 2.3/1.6
#43342C
71 / 74 / 78 / 46
67 / 52 / 44
利休白茶
りきゅうしらちゃ
利休の白茶
利休 = 千利休
白 = 白
茶 = 茶色
室町・安土桃山時代の茶人 千利休*せんのりきゅうをイメージさせる上品で穏やかな薄い灰みがかった黄褐色
mg-Y
灰みの黄
5.0Y 6.9/2.6
#B6AB8A
35 / 32 / 47 / 0
182 / 171 / 138
千歳茶
せんざいちゃ
千歳の茶色
千歳 = 長寿 / 千年
茶 = 茶色
黄みのごく暗い緑褐色
vd-Y
ごくくらい黄
3.2Y 3.1/2.5
#53462F
67 / 67 / 85 / 34
83 / 70 / 47
唐茶
からちゃ
唐の茶色
唐 = 中国
茶 = 茶色
くすんだ暗い黄褐色
dg-rY
くらい赤みの黄
7.4YR 4.6/5.1
#916640
50 / 64 / 81 / 7
145 / 102 / 64
文人茶
ぶんじんちゃ
文人の茶色
文人 = 文人
茶 = 茶色
明治中期の文人趣味を背景に生まれた暗い灰みの黄赤色
dg-O
くらい赤みの黄赤
3.4YR 3.3/1.5
#5E4C46
66 / 69 / 68 / 24
94 / 76 / 70
璃寛茶
りかんちゃ
璃寛の茶色
璃寛 = 嵐吉三郎の俳名
茶 = 茶色
江戸時代中期から後期にかけて活躍した上方の歌舞伎役者二代目 嵐吉三郎*あらし きちさぶろう
/ 俳名:璃寛が好んだ暗い灰みの緑褐色
dg-Y
くらい灰みの黄
0.1Y 3.6/2.5
#65523C
63 / 65 / 79 / 23
101 / 82 / 60
路考茶
ろこうちゃ
路考の茶色
路考 = 瀬川菊之丞の俳名
茶 = 茶色
江戸時代中期に活躍した江戸の女形役の歌舞伎役者 二代目 瀬川菊之丞*せがわ きくのじょう
/ 俳名:路考が狂言「八百屋お七」で下女お杉の役で着た衣装で大流行した暗い赤みの黄色
dg-rY
くらい赤みの黄
1.8Y 4.9/4.5
#8F7244
52 / 57 / 81 / 5
143 / 114 / 68
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
色彩・概念
色名そのもの・明暗・鮮やかさ・流行色・感情・印象・抽象概念などに由来する色名。具体的な物ではなく、色の性質やイメージ、感覚をもとに名付けられている。
和色名とは、日本で古くから親しまれてきた伝統的な色の呼び名のこと。
植物や動物、鉱物、染料、生活用品など、身近なものから受けた印象や特徴をもとに名付けられたものが多く、日本の自然や文化、暮らしと深く結びついている。
焦茶
こげちゃ
焦げた茶色
焦 = 焦げる
茶 = 茶色
ものが焦げたような黒みがかった濃い茶色
dk-O
こい黄赤
7.1YR 3.2/2.2
#5B493F
66 / 69 / 73 / 28
91 / 73 / 63
白茶
しらちゃ
白い茶色
白 = 白
茶 = 茶色
明るい灰みの赤みがかった薄茶色
lg-Y
あかるい灰みの黄
0.1Y 6.9/3.2
#BCA68B
32 / 36 / 45 / 0
188 / 166 / 139
媚茶
こびちゃ
媚びた茶色
媚 = こび
茶 = 茶色
黒みの濃い灰みがかった暗い黄色
mg-Y
灰みの黄
1.5Y 5.2/3.0
#917C5E
51 / 53 / 66 / 1
145 / 124 / 94
外来語色名とは、外国の言語や文化から日本に取り入れられ、現在も使われている色の呼び名のこと。
植物や鉱物、食材、飲料、染料、地名などにちなんだものが多く、英語、フランス語、イタリア語など、さまざまな言語をもとにした色名がある。
該当する色名なし
