年号・元号【日本の暦】

日本の暦

年号・元号

古代中国の王朝「前漢」の第7代皇帝 武帝(ぶてい)が、景帝(けいてい)の崩御後に皇位を継いで即位した翌年の紀元前140年から、中国最初の「元号」として用いた「建元(けんげん / jiànyuán ヂィェン ユァン)」が始まりとされ、日本では、645年の「大化」から始まり、現在の「令和」まで「248」の元号が存在している。

もともとは、天皇の即位や祥瑞(しょうずい / めでたいことが起こるという前兆)、災害や変事といったきっかけや、干支の「辛酉」や「甲子」の年に元号をかえる「改元」が行われていたようだが、「明治」の改元からは、天皇一代につき年号(元号)を1つとする「一世一元(いっせいいちげん)」制となったことで、天皇在位と元号が一致するようになった。

「年号」と「元号」はほとんど同じ言葉として使われているが、「平成」や「令和」など漢字による名称が「年号」、「2年」や「10年」など天皇の即位から数えた年数が「元号」であるとする説など諸説あるようだ。

 

年号 
年号(ねんごう)とは、「昭和」「平成」「平成」など、年代ごとにつける称号のこと。
元号 
元号(げんごう)とは、「年号」とほぼ同じ意味で使われる、年代ごとにつける称号のこと。

 

 

 

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またいらしゃいな。