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初冬を紡ぐ言の葉【季語一覧】

行事

その季節に行われるイベントやお祭りなどの年中行事や、著名人の命日である「忌日」に関する季語。

 

亜浪忌

忌日
 
現代的仮名
あろうき
歴史的仮名

意味
大正・昭和期の俳人 臼田亜浪*うすだ あろうの命日 旧暦11月11日
子季語

関連季語

出雲大社新嘗祭

神事
 
現代的仮名
いずもおおやしろにいなめさい
歴史的仮名
いづもおほやしろにひなめさい
意味
11月23日に島根県出雲市大社町杵築東にある出雲大社*いずもたいしゃで行われる古伝新嘗祭
 
皇室から勅使*ちょくし差遣*さけんされ、出雲大社に新穀が供えられる古伝の神事
子季語

関連季語

一葉忌

忌日
 
現代的仮名
いちようき
歴史的仮名

意味
明治時代の小説家・歌人 樋口一葉*ひぐちいちようの命日 11月23日
子季語

関連季語

恵比寿講

祭事
 
現代的仮名
えびすこう
歴史的仮名
えびすかう
意味
旧暦 10月20日に各地で行われる、七福神のひとつ恵比須神*えびすしんを祀り、商売繁盛*しょうばいはんじょうを祝う民間行事
子季語
商人夷講 あきんどえびすこう
恵比須講、恵美須講、夷講、戎講 えびすこう
夷講大売出し えびすこうおおうりだし
夷子祭 えびすまつり
夷子切 えびすぎれ
お掛け鮒 おかけぶな
百姓夷講 ひゃくしょうえびすこう
二股大根 ふたまただいこん
宵戎 よいえびす
関連季語

納の庚申

仏教
 
現代的仮名
おさめのこうしん
歴史的仮名
をさめのかうしん
意味
その年最後の庚申の日*こうしんのひ
帝釈天の縁日
子季語
止庚申 とめこうしん
果の庚申 はてのこうしん
関連季語

御取越

仏事
 
現代的仮名
おとりこし
歴史的仮名

意味
本山の東本願寺*ひがしほんがんじ西本願寺*にしほんがんじで、鎌倉時代前半から中期にかけての僧侶で、浄土真宗*じょうどしんしゅうの開祖 親鸞*しんらんの命日 旧暦 11月28日の前後 7日間にわたって行なわれる法要 報恩講*ほうおんこうの日と重ならないように、末寺や在家で早めに行われる親鸞の法要を行うこと
子季語
引上会 いんじょうえ
御講 おこう
御七夜 おしちや
お霜月 おしもつき
御正忌 ごしょうき
精進落 しょうじんおち
精進固 しょうじんかため
親鸞忌 しんらんき
報恩講 ほうおんこう
報恩講引上会 ほうおんこういんじょうえ
関連季語

お火焚

神事
 
現代的仮名
おひたき
歴史的仮名
おほたき
意味
旧暦11月に、京都を中心に行なわれる火祭
子季語
おしたけ
御火焚、御火焼 おひたき
関連季語

神在祭

神事
 
現代的仮名
かみありまつり
歴史的仮名

意味
旧暦 10月中旬から下旬に、島根県出雲市大社町杵築東にある出雲大社*いずもたいしゃと、島根県松江市鹿島町佐陀宮内にある佐太神社*さだじんじゃで行われる、諸国の神々を迎えるための神事
子季語
出雲神社神在祭 いずもおおやしろかみありさい
御忌荒 おいみあれ
大社神事 おおやしろしんじ
神集め かみあつめ
神在 かみあり
神在月 かみありつき
神在餅 かみありもち
神集ひ かみつどひ、かみつどい
佐太神社神在祭 さたじんじゃかみありさい
物忌祭 ものいりまつり
龍蛇の神事、竜蛇の神事 りゅうだのしんじ
関連季語

神送り

神事
 
現代的仮名
かみおくり
歴史的仮名

意味
旧暦 9月30日に、諸国の神々が島根県出雲市大社町杵築東にある出雲大社*いずもたいしゃへ旅立つこと
 
または、その神々を送り出すこと
子季語

関連季語

神の旅

神事
 
現代的仮名
かみのたび
歴史的仮名

意味
旧暦 10月中旬から下旬に、諸国の神々が島根県出雲市大社町杵築東にある出雲大社*いずもたいしゃに集まるための旅立つこと
子季語
神立 かみたち
神の旅立 かみのたびだち
関連季語

神の留守

神事
 
現代的仮名
かみのるす
歴史的仮名

意味
旧暦 10月中旬から下旬に、諸国の神々が島根県出雲市大社町杵築東にある出雲大社*いずもたいしゃに集まり、諸方の神社が留守になること
子季語
留守神 るすがみ
留守詣 るすもうで
関連季語

神迎

神事
 
現代的仮名
かみむかえ
歴史的仮名

意味
旧暦 10月末日か11月1日に、島根県出雲市大社町杵築東にある出雲大社*いずもたいしゃへ参集していた神々が、会議を終えてもとの社へ帰られるのを迎えること
子季語
神還 かみかえり
関連季語

加茂臨時祭

神事
 
現代的仮名
かもりんじまつり
歴史的仮名

意味
京都市北区にある上賀茂神社*かもわけいかづちじんじゃと京都市左京区にある下鴨神社*しもがもじんじゃで行われていた祭礼
子季語

関連季語

加羅佐手の神事

神事
 
現代的仮名
からさでのしんじ
歴史的仮名

意味
旧暦10月に出雲*いずもにお迎えした神々を諸国に送り出す神事
 
島根県出雲市大社町杵築東にある出雲大社*いずもたいしゃ
では、旧暦 10月17日の夕方に、島根県松江市鹿島町佐陀宮内にある佐太神社*さだじんじゃでは、旧暦 11月25日夜に行われる
子季語
神等去出の神事 からさでのしんじ
神等去出祭 からさでまつり
しわ神送り しわかみおくり
関連季語

感謝祭

宗教
 
現代的仮名
かんしゃさい
歴史的仮名

意味
宗教改革によってカトリック教会から離脱した新教徒 プロテスタントの感謝祭
 
11月の最後の日曜日に行われる収穫祭
子季語
収穫感謝祭 しゅうかくかんしゃさい
収穫感謝日 しゅうかくかんしゃび
関連季語

几董忌

忌日
 
現代的仮名
きとうき
歴史的仮名

意味
江戸時代の俳人 高井几董*たかいきとうの命日 旧暦10月23日
子季語

関連季語

九州場所

伝統芸能
 
現代的仮名
きゅうしゅうばしょ
歴史的仮名

意味
11月に福岡市で行われる年納めの大相撲興行
子季語
十一月場所 じゅういちがつばしょ
関連季語

御忌定

忌日
 
現代的仮名
ぎょきさだめ
歴史的仮名

意味
旧暦 11月11日に、京都市東山区林下町にある知恩院*ちおんいんで、平安時代末期から鎌倉時代初期の僧侶で、浄土宗*じょうどしゅうの開祖 法然*みえいどうの命日 旧暦1月25日に行われていた法要 御忌大会*ぎょきだいえに奉仕する唱導師*しょうどうし逮夜導師*たいやどうしを任命する儀式
子季語

関連季語
御忌 ぎょき

空也忌

忌日
 
現代的仮名
くうやき
歴史的仮名

意味
平安時代中期に六波羅蜜寺*ろくはらみつじを開いた僧侶で、念仏を広めた開祖 空也*くうやの命日 旧暦の11月13日
子季語
空也念仏 くうやねんぶつ
空也堂踊念仏 くうやどうおどりねんぶつ
関連季語

降誕祭

宗教
 
現代的仮名
こうたんさい
歴史的仮名

意味
12月25日に、イエス・キリストが生まれたことを祝う、キリスト教の祭典
子季語
キリスト降誕祭 きりすとこうたんさい
クリスマス
クリスマスイブ
クリスマスカード
クリスマスキャロル
御降誕節 ごこうたんせつ
聖菓 せいか
聖樹 せいじゅ
聖誕祭 せいたんさい
聖夜 せいや
聖夜劇 せいやげき
関連季語

七五三

季節行事
 
現代的仮名
しちごさん
歴史的仮名

意味
11月15日に、男児の数え三歳と五歳、女児の三歳と七歳が神社に詣でて祝う行事
子季語
七五三祝ひ しめいわひ、しめいわい
千歳飴 ちとせあめ
関連季語

十夜

仏事
 
現代的仮名
じゅうや
歴史的仮名

意味
旧暦 10月5日夜から15日朝まで、浄土宗*じょうどしゅうの各寺院で行う念仏法要
子季語
お十夜、御十夜 おじゅうや
十夜柿 じゅうやがき
十夜鉦 じゅうやがね
十夜粥 じゅうやがゆ
十夜僧 じゅうやそう
十夜寺 じゅうやでら
十夜婆 じゅうやばば
十夜法要 じゅうやほうよう
関連季語

尻摘祭

神事
 
現代的仮名
しりつみまつり
歴史的仮名

意味
11月10日に、静岡県伊東市にある音無神社*おとなしじんじゃで行われる祭礼
子季語

関連季語

聖ザビエル祭

宗教
 
現代的仮名
せいざびえる
歴史的仮名

意味
カトリックの祝日
 
日本最初のキリスト教の宣教者 フランシスコ・ザビエル*Fracisco Xavierの命日 12月3日
子季語
聖フランシスコザビエル司祭の祝日 せいふらんしすこざびえるしさいのいわいび
聖ザビエルの日 せいざびえるのひ
関連季語

宗鑑忌

忌日
 
現代的仮名
そうかんき
歴史的仮名

意味
室町後期の俳人 山崎宗鑑*やまざきそうかんの命日 旧暦10月2日
子季語

関連季語

待降節

宗教
 
現代的仮名
たいこうせつ
歴史的仮名
たいかうせつ
意味
イエス・キリスト*Iēsūs Khristos / Jesus Christの降誕を待ち望み、その準備をする期間
 
11月30日に最も近い日曜日からクリスマスの前日までの約4週間
子季語
来降節 らいこうせつ
関連季語
降誕祭 こうたんさい

鎮魂祭

宮中行事
 
現代的仮名
たましずめまつり
ちんこんさい
歴史的仮名
たましづめまつり
意味
新嘗祭*にいなめさいの前日に天皇の鎮魂*ちんこん
/ 死者の霊魂を慰めしずめること
を行う儀式
子季語

関連季語

達磨忌

忌日
 
現代的仮名
だるまき
歴史的仮名

意味
中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧 菩提達磨*ぼだいだるまの命日 旧暦10月5日
子季語
少林忌 しょうりんき
初祖忌 しょそき
関連季語

東福寺開山忌

忌日
 
現代的仮名
とうふくじかいざんき
歴史的仮名

意味
京都市東山区にある東福寺*とうふくじを開山した 鎌倉時代中期の臨済宗*りんざいしゅうの僧侶 円爾*えんに
/ 聖一国師 しょういちこくし
の命日 旧暦の10月16日
子季語
聖一忌 しょういつき
聖一国師忌  しょういちこくしき
弁当納、行厨納  べんとうおさめ
関連季語

酉の市

祭事
 
現代的仮名
とりのいち
歴史的仮名

意味
11月の酉の日に、酉*とりにまつわる神社で行われる、開運招福*かいうんしょうふく商売繁盛*しょうばいはんじょう
を願う祭礼・縁日
子季語
一の酉 いちのとり
おかめ市 おかめいち
お酉さま おとりさま
熊手 くまで
熊手市 くまでいち
三の酉 さんのとり
頭の芋 とうのいも
酉の町 とりのまち
酉の町詣 とりのまちもうで
二の酉 にのとり
関連季語

波郷忌

忌日
 
現代的仮名
はきょうき
歴史的仮名
はきやうき
意味
昭和期の俳人 石田波郷*いしだはきょうの命日 11月21日
子季語

関連季語

芭蕉忌

忌日
 
現代的仮名
ばしょうき
歴史的仮名
ばせうき
意味
江戸中期の俳諧紀行「おくのほそ道」の作者で知られる、江戸時代前期から中期の俳人 松尾芭蕉*まつお ばしょうの命日 旧暦10月12日
子季語
翁忌 おきなき
翁の日 おきなのひ
時雨忌 しぐれき
桃青忌 とうせいき
芭蕉会 ばしょうえ
関連季語

鞴祭

祭事
 
現代的仮名
ふいごまつり
歴史的仮名

意味
鍛冶屋*かじや鋳物師*いもじなど、鞴*ふいごを使う職人たちが、旧暦 11月8日に火を休め、一年の安全と商売繁盛*しょうばいはんじょうを願う祭
子季語
稲荷の御火焚 いなりのおほたき
鍛冶祭 かじまつり
踏鞴祭 たたらまつり
吹革祭 ふいごまつり
蜜柑撒 みかんまき
関連季語

報恩講

仏事
 
現代的仮名
ほうおんこう
歴史的仮名
ほうおんかう
意味
鎌倉時代前半から中期にかけての僧侶で、浄土真宗*じょうどしんしゅうの開祖 親鸞*しんらんの命日 旧暦11月28日の前後 7日間にわたって、京都市下京区にある東本願寺*ひがしほんがんじ西本願寺*にしほんがんじで行われる法要
 
東本願寺では、新暦 11月21日から28日、西本願寺では、新暦 1月9日から16日に行われる
子季語
引上会 いんじょうえ
御講 おこう
御七夜 おしちや
お霜月 おしもつき
御取越 おとりこし
御仏事 おぶつじ
御正忌 ごしょうき
親鸞忌 しんらんき
精進固 しょうじんかため
精進落 しょうじんおち
関連季語

箕祭

祭事
 
現代的仮名
みまつり
歴史的仮名

意味
稲の収穫後に、使っていた農具の箕*みのを祀って感謝する祝事
子季語
鍬納 くわおさめ
箕納 みおさめ
関連季語

諸手船神事

神事
 
現代的仮名
もろたぶねのしんじ
歴史的仮名

意味
旧暦 11月中の午の日*うまのひ
/ 新暦 12月3日
に、島根県八束郡美保関町にある美保神社*みほじんじゃで行われる祭礼
子季語
八百穂祭 いやほのまつり
御籤奪 みくじうばい
諸手船 もろたぶね
関連季語

八幡起業祭

祭事
 
現代的仮名
やわたきぎょうさい
歴史的仮名

意味
11月3日付近の3日間で、福岡県北九州市八幡東区で行われる秋祭
 
もともとは官営八幡製鐵所*かんえいやはたせいてつじょ
/ 日本製鉄八幡製鉄所
の創業を記念し、1901年*明治34年11月に「作業開始式」が行われたのが始まりで、操業を開始した11月18日前後の3日間行われていた
 
1985年*昭和60年からは「まつり起業祭八幡実行委員会」が主催する市民の祭となり、現在は「まつり起業祭八幡」として、11月3日前後に開催されている
子季語
起業祭 きぎょうさい
製鉄所起業祭 せいてつじょきぎょうさい
関連季語

維摩会

仏事
 
現代的仮名
ゆいまえ
歴史的仮名

意味
旧暦 10月10日から16日までの7日間に、奈良県奈良市登大路町にある興福寺*こうふくじで行われた大乗経典「維摩経*ゆいまぎょう」を講義した法会
子季語
興福寺維摩会 こうふくじゆいまえ
浄名会 じょうみょうえ
維摩忌 ゆいまき
関連季語

憂国忌

忌日
 
現代的仮名
ゆうこくき
歴史的仮名

意味
昭和期の小説家・劇作家 三島由紀夫*みしまゆきおの命日 11月25日
子季語
三島忌 みしまき
由紀夫忌 ゆきおき
関連季語

嵐雪忌

忌日
 
現代的仮名
らんせつき
歴史的仮名

意味
江戸中期の俳諧紀行「おくのほそ道」の作者で知られる、江戸時代前期から中期の俳人 松尾芭蕉*まつお ばしょうの弟子の中で、特に優れた高弟10人「蕉門十哲*しょうもんじってつ」の一人でとして知られる、江戸時代前期の俳人 服部嵐雪*はっとりらんせつの命日 旧暦10月13日
子季語

関連季語

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