1月のバースデイフラワー【誕生花】

1月

1月1日

福寿草

旧暦のお正月ごろに輝くような黄金色の花を咲かせ、「幸せ」や「長寿」を祝う縁起の良い花として、古くから親しまれてきた花。

もともとは、山野に自生する花だったが、現在ではたくさんの園芸品種が出回っており花色も豊富。

 

学名
Adonis Ramosa
アドーニス・ラモサ
科名・属名
キンポウゲ科・フクジュソウ属
英名
Amur Adonis
アムール・アドニス
由来 -
和名
福寿草 ふくじゅそう
由来
旧暦の元日ごろに花を咲かせることから、正月の床飾りに用いられるようになり、めでたいとしたことに由来する。
別名
朔日草 ついたちそう
賀正蘭 がしょうらん
元旦草 がんたんそう
元日草 がんじつそう

園芸分類
耐寒性宿根草、秋植え一・二年草
多年草ではあるが高温多湿の環境に弱いため、一年草として扱われていることが多い
品種
七変化 しちへんげ
福寿海 ふくじゅかい
朱印船 しゅいんぶね
紅撫子 べになでしこ
など
用途
庭植え、プランター、寄せ植え、切り花など
効能 -
主な原産地
日本、中国、シベリア東部など

開花期 2~9月
草丈 10~30cm
花色
    
花言葉
幸せを招く、幸福、祝福、幸福の予感、永遠の幸せ、悲しい思い出
誕生花
1/1、1/3、1/4、1/12、2/26、4/6
ギリシャ神話
美少年 アドニスに恋をした愛と美の女神 アフロディーテは、アドニスに「決して狩りには行ってはいけない」と忠告をしたものの、彼は狩りに出かけ、イノシシに襲われあっけなく亡くなってしまった。

それに悲しんだアフロディーテは、アドニスの流した血を真っ赤な花に変えたのだとか。

 

その他のバースデイフラワー

オーニソガラム
ストレリチア
スノー・ドロップ
チューリップ(白)
椿(つばき / 白)
梅(うめ)
黒松(くろまつ)

 

1月2日

蝋梅

小枝いっぱいに、蝋細工(ろうざいく)のような繊細な質感の黄色い花を咲かせる。

 

学名
Chimonanthus Praecox
チモナンサス・プラエコクス
科名・属名
ロウバイ科・ロウバイ属
英名
Winter Sweet
ウィンター・スウィート
由来 -
和名 蝋梅 ろうばい
由来
蝋のような質感と梅に似た甘い香りを放つ、黄色い小さな花に由来する。
別名
唐梅 からうめ、とうばい
南京梅 なんきんうめ
黄梅花 おうばいか
蘭梅 らんうめ

園芸分類
耐寒性常緑低木、耐寒性落葉低木
品種
満月蝋梅 まんげつろうばい
素心蝋梅 そしんろうばい
など
用途
庭木、プランター、切り花など
効能 -
主な原産地 中国

開花期 1~2月
樹高 2~5m
花色   
花言葉
慈愛、先導、愛情、優しい心、おしゃべり
誕生花
1/2、1/5、1/8、1/11、1/19、1/21、1/27、12/30
 12/20
神話 -

 

その他のバースデイフラワー

カルセオラリア
シンビジウム
椿(つばき / 赤)
水仙(すいせん / 黄)
葉牡丹(はぼたん)
万両(まんりょう)
孟宗竹(もうそうちく)

 

1月3日

クロッカス

春の訪れを告げるように早春に咲く花のひとつで、日中に花を開き夕方に花を閉じる性質をもつ。

 

学名
Adonis Ramosa
アドーニス・ラモサ
科名・属名
アヤメ科・クロッカス属
英名
Crocus クロッカス
由来
花柱が糸状に伸びることからギリシャ語で「糸」を意味する「Croke(クローク)」に由来する。
和名
春サフラン はるさふらん
由来 -
別名 -

園芸分類
秋植え耐寒性球根
品種
Crocus Sativus(Saffraan)
クロッカス・サティウス(サフラン)
Crocus Speciosus ‘Conqueror’
クロッカス・スペシオサス・コンカラー
Crocus Chrysanthus ‘Ard Schenk’
クロッカス・クリサントゥス・アード・シェンク
Crocus Vernus ‘Jeanne d’Arc’
クロッカス・ヴェルヌス・ジャンヌ・ダルク
Crocus Flavus ‘Yellow Mammoth’
クロッカス・フラブス・イエロー・マンモス
など
用途
花壇、プランター、ロックガーデンなど
効能 -
主な原産地
地中海沿岸、西アジアなど

開花期
2~4月、10~11月
草丈 5〜15cm
花色
    
花言葉
信頼、みなぎる歓喜、裏切らないで 
 私を信じて
 愛の後悔
 青春の喜び、切望、私を信じて、あなたを待っています
誕生花 1/5、1/21、2/24、4/7
 1/3、2/6
 1/31
ギリシャ神話
美青年 クロッカスが羊飼いの娘 スミラックスと恋に落ちたが、神々は2人の結婚を許してはくれず、絶望したクロッカスは自ら命を絶ち、残されたスミラックスも後を追うように命を絶ってしまった。

そんな二人を憐れんだ花の女神 フローラは、二人をクロッカスの花とスミラックス(サルトリイバラ)の花に変えたのだとか。

 

その他のバースデイフラワー

カンガルーポー
サフラン
プリムラ・マラコイデス
梅(うめ)
松(まつ)
千両(せんりょう)
水仙(すいせん / 白)
福寿草(ふくじゅそう)

 

1月4日

ヒアシンス(白)

肉厚の細長い葉の間からすっと伸びた茎に、甘い香りがする鈴なりに釣鐘形(つりがねがた)の花を無数に咲かせる。

 

学名
Hyacinthus Orientalis
ヒアシンス・オリエンタリス
科名・属名
ユリ科・ヒアシンス属
英名
Hyacinth ヒアシンス
由来
ギリシャ神話のスポーツ万能の美少年「Hyacinth(ヒアキントス)」の名前に由来する。
和名
飛信子 ひあしんす
由来 -
別名
Hyacinth ヒヤシンス
風信子 ふうしんし
錦百合 にしきゆり

園芸分類
秋植え耐寒性球根
品種
Hyacinthus Orientalis ‘Pink Magic’
ヒアシンス・オリエンタリス・ピンク・マジック
Hyacinthus Orientalis ‘Blue Jacket’
ヒアシンス・オリエンタリス・ブルー・ジャケット
Hyacinthus Orientalis ‘Carnegie’
ヒアシンス・オリエンタリス・カーネギー
Hyacinthus Orientalis ‘Lady Derby’
ヒアシンス・オリエンタリス・レディー・ダービー
用途
花壇、庭植え、プランター、水植え、切り花など
効能 -
主な原産地
ギリシャ、シリア、トルコなど

開花期 2~4月
草丈 20〜45cm
花色
       
花言葉
初恋の思い出、悲しみを超えた愛
 嫉妬、遊び
 ゲーム、スポーツ、しとやかなかわいらしさ
 勝負、あなたとなら幸せ
 不変、誠実、変わらぬ愛
 悲哀、悲しみ、許してください、悲しみを超えた愛
 控えめな愛らしさ、心静かな愛、あなたのために祈ります
誕生花
2/1、2/7、2/25、3/27、4/6、4/11、12/3、12/11、12/12、12/23
 1/7
 1/16
 1/2、1/4、1/26
ギリシャ神話
スポーツ万能の美少年 ヒアキントスは、太陽の神 アポロンと円盤投げをしていたら、その楽しそうな2人の姿に嫉妬した風の神ゼフュロスが突風を吹かせて、アポロンの投げた円盤がヒアキントスの額にあたり、命を落としたヒアキントスの体から流れ出た血から、ヒアシンスの花が咲いたのだとか。

 

その他のバースデイフラワー

オキシペタルム
サイネリア
シクラメン
デージー(白)
水仙(すいせん / 黄・白)
福寿草(ふくじゅそう)

 

1月5日

三角草

早春に、ほかの花より早く花を咲かせる春を告げる花のひとつ。

 

学名
Hepatica Nobilis
ヘパティカ・ノービリス
科名・属名
キンポウゲ科・ミスミソウ属
英名
Hepatica ヘパティカ
由来 -
和名
三角草 みすみそう
由来
葉の形が三角形の形をしていることに由来する。
別名
Liverwort
リヴァワート
雪割草 ゆきわりそう
由来
雪割草は、正月から春にかけて降り積もった雪を割るようにして茎を伸ばし、花を咲かせる様子に由来する。

園芸分類
耐寒性多年草
品種
Hepatica Transsilvanica
ヘパティカ・トランシルバニカ
Hepatica Acutiloba
ヘパティカ・アクティローバ
Hepatica Falconeri
ヘパティカ・ファルコネリー
州浜草 すはまそう
など
用途
庭植え、プランター、寄せ植えなど
効能 -
主な原産地
日本、ヨーロッパ、北アメリカなど

開花期 2~5月
草丈 5~10cm
花色
   
草丈 5~10cm
主な原産地
日本、ヨーロッパ、北アメリカなど
花言葉
信頼、自信、忍耐、あなたを信じます
誕生花
1/5、1/7、1/11、1/12、1/18、1/20、1/26、2/16、2/28
神話 -

 

その他のバースデイフラワー

エリカ
カトレヤ
クロッカス
ホワイト・スター
梅(うめ)
蝋梅(ろうばい)
霞草(かすみそう)
葉牡丹(はぼたん)

 

1月6日

菫(ピンク)

細長い葉の間から伸びる茎の先に、濃い紫色の花を咲かせる。

 

学名
Viola Mandshurica
ビオラ・マンデュリカ
科名・属名
スミレ科・スミレ属
英名
Violet バイオレット
由来 -
和名 菫 すみれ
由来
花の形状が墨入れ(墨壺)に似ていることに由来する。
別名
相撲取草 すもうとりくさ

園芸分類
耐寒性宿根草
品種
有明菫 ありあけすみれ
源氏菫 げんじすみれ
坪菫 つぼみすみれ
錦菫 にしきすみれ
など
用途
花壇、プランター、切り花など
効能 -
主な原産地
日本、中国、北アメリカ南部など

開花期 3~5月
草丈 5~15cm
花色
     
花言葉
誠実、謙虚、小さな幸せ
 田園の幸福、つつましい喜び
 愛、貞節、あなたのことで頭がいっぱい
 愛情、用心深さ
 あどけない恋、純潔、無邪気な恋
誕生花
1/9、2/21、3/11
 1/6
 2/6
 1/8
 1/15
ギリシャ神話
太陽神 アポロンが、イアという美しい娘に一目ぼれをしたが、イアには婚約者がいたため、アポロンの愛を受け入れようとはしなかった。それに怒ったアポロンがイアを菫の花に変えてしまったのだとか。

また、アポロンと婚約者の板挟みとなったイアが、貞潔の女神 アルテミスに自分を人間以外の姿に変えて欲しいとお願いし、菫の花に変えてもられたとも。

 

その他のバースデイフラワー

エリカ
ビオラ
パンジー
レオノチス
カンガルーポー
デンドロビュウム
梅(うめ)
万作(まんさく)
譲葉(ゆずりは)
胡蝶蘭(こちょうらん)

 

1月7日

スノー・ドロップ

ランプシェードのように、下向きに乳白色のかわいらしい花を咲かせる花。

 

学名
Galanthus Nivalis
ガランサス・ニバリス
科名・属名
ヒガンバナ科・ガランサス属
英名
Snow Drop
スノー・ドロップ
由来
16~17世紀の中世ヨーロッパの女性が付けていた、雫型の真珠のイヤリングに、花姿が似ていることに由来する。
和名
待雪草 まつゆきそう
由来 -
別名
雪の花 ゆきのはな

園芸分類
秋植え耐寒性球根
品種
Galanthus Elwesii
ガランサス・エルウェシー
Galanthus Nivalis ‘Flore Pleno’
ガランサス・ニバリス・フロレ・プレノ
など
用途
花壇、プランターなど
効能 -
主な原産地
コーカサス、ヨーロッパなど

開花期 2~3月
草丈 10~20cm
花色 
花言葉
希望、慰め、初恋のため息、逆境の中の希望
誕生花
1/1、1/7、1/16、2/2、2/26
旧約聖書 創世記
禁断の果実を食べたことでエデンの園から追放されたアダムとイブは、雪が降りしきる冬の世界を彷徨いあるいていると、その二人の姿をあわれんだ天使が、舞い落ちる雪を白い花に変えたのだとか。

 

その他のバースデイフラワー

シクラメン
ピンクッション
ヒアシンス(赤)
ウォール・フラワー
ロードヒポキシス
チューリップ(白)
梅(うめ)
芹(せり)
黄楊(つげ)
葉牡丹(はぼたん)
三角草(みすみそう)

 

1月8日

木蓮

春に桜より一足早く、枝先に半開状の花を無数に咲かせる。

 

学名
Magnolia Liliiflora
マグノリア・リリーフロラ
科名・属名
モクレン科・モクレン属
英名
Magnolia マグノリア
由来 -
和名
木蓮 もくれん
由来
もともとは花の姿が蘭に似ていることから「木蘭(もくらん)」と言われていたが、現在では「蓮(はす)」の花に似ているとされ「木蓮」という漢字が当てられている。
別名
木蓮華 もくれんげ
紫木蓮 しもくれん

園芸分類
耐寒性落葉小高木
品種
Magnolia ‘Elizabeth’
マグノリア・エリザベス
白木蓮 はくもくれん
更紗木蓮 さらさもくれん
錦木蓮 にしきもくれん
など
用途
庭木、公園樹、街路樹、プランター、切り花など
効能 -
主な原産地 中国など

開花期 3~5月
樹高 2~6m
花色
   
花言葉
自然への愛、崇高、慈悲、持続性、高潔な心
誕生花
1/8、2/19、5/7、7/4
神話 -

 

その他のバースデイフラワー

アザレア
シクラメン
菫(すみれ / 紫)
万作(まんさく)
万両(まんりょう)
雪柳(ゆきやなぎ)
蝋梅(ろうばい)
金魚草(きんぎょそう)

 

1月9日

チロリアン・ランプ

ランプをぶら下げたような花を咲かせる。

 

学名
Abutilon Megapotamicum
アブロチン・メガモタミクム
科名・属名
アオイ科・アブチロン属
英名
Tyrolean Lamp
チロリアン・ランプ
由来
花の形がアルプスのチロル地方の山小屋で灯されるランプに似ていることからに由来する。
和名
浮釣木 うきつりぼく
由来
花の咲く姿が釣りに使う「浮き」が浮いているようにみえることに由来する。
別名
Flowerring Maple フラワリング・メイプル
猩猩花 しょうじょうか

園芸分類
耐寒性宿根草
品種
Abutilon megapotamicum ‘Big Bell’
アブロチン・メガモタミクム・ビッグ・ベル
Abutilon x Hybridum ‘Dwarf Red’
アブロチン・ヒブリドゥム・ブロチン・ドワーフ・レッド
Abutilon x Hybridum ‘White King’
アブロチン・ヒブリドゥム・ホワイト・キング
初恋 はつこい
など
用途
花壇、庭植え、プランターなど
効能 -
主な原産地
ブラジルなど

開花期 6~10月
草丈 20~150cm
花色  
草丈 20~150cm
主な原産地
ブラジルなど
花言葉
尊敬、憶測、恋の病、さまざまな愛
誕生花
1/9、1/18、4/9、9/8
神話 -

 

その他のバースデイフラワー

デージー
ビオラ
パンジー
カンガルーポー
菫(すみれ)
万両(まんりょう)
雪の下(ゆきのした)

 

1月10日

黄楊

早春に、枝先や光沢のある小さな長楕円形の葉のわきに、中央の雌花が長くおしべを突き出した雄花に囲まれて、淡黄色の小さな花弁のない花を咲かせる。

庭木や街路樹としてよく用いられ、将棋の駒の材料としても使用される。

 

学名
Buxus Microphylla var. Japonica
ブクスス・ミクロフィラ・バージョン・ジャポニカ
科名・属名
ツゲ科・ツゲ属
英名
Japanese box tree
ジャパニーズ・ボックス・ツリー
由来
英語で「箱」を意味する「box(ボックス)」は、俗ラテン語の「buxis(ブクシス)」、さらには古代ギリシャ語の「pyxis (ピュクシス)」に由来する。
和名 黄楊 つげ
由来
細かな葉が次々に出て層を成すことから「継ぐ」あるいは「次」、木目が丈夫なため「強木目木(つよきめぎ)」、梅雨の時期に葉が黄色くなって入れ替わることから「梅雨黄(つゆき)」とされ、それらが転訛したとされる。
別名 
黄楊 こうよう
柘植 つげ
本柘 ほんつげ
本黄楊 ほんつげ
朝熊黄楊 アサマツゲ
由来 
「柘」は中国語で「ハリグワ」を意味する。

園芸分類
常緑広葉樹
品種
金芽黄楊 きんめつげ
姫黄楊 ひめつげ
朝鮮姫黄楊 ちょうせんひめつげ
など
用途 生垣など
効能 -
主な原産地
日本、中近東、東南アジア、中国など

開花期 3~4月
樹高 2m~5m
花色
     
花言葉
忍耐、堅固、堅忍、禁欲、禁欲主義、淡白、冷静
誕生花
1/6、1/10、3/28
神話 -

 

その他のバースデイフラワー

ストック
セントポーリア
フリージア
椿(つばき)
連翹(れんぎょう)