色彩調和論
色彩調和*しきさいちょうわとは、2色以上の色を組み合わせて、全体のバランスや美しさを作り出すこと。特に、その組み合わせた色が見る人に好印象を与えると、それらの色は調和しているといえること。
この色彩調和の考え方は、イングランドの物理学者 アイザック・ニュートン*Isaac Newtonによって、光の分散による「スペクトル」を発見したことから、色彩が科学的に理解されるようになり、その後、多くの学者が配色や色彩の心理的効果について研究を重ね、現代の色彩学の基礎となっている。
色彩調和論
シュブルール
色彩の同時対比の法則とこの法則に基づく配色について
ゲーテ
色彩論
ルード
現代色彩学
オストワルト
色彩の調和
ムーン&スペンサー
色彩調和論
イッテン
色彩の芸術
ジャッド
4つの色彩調和論
色彩の同時対比の法則とこの法則に基づく配色について
色彩論
現代色彩学
色彩の調和
色彩調和論
色彩の芸術
4つの色彩調和論
色彩の同時対比の法則とこの法則に基づく配色について
フランスの科学者 シュブルールは、ゴブラン織り*縦糸が見えないように織り、横糸だけで絵柄を表現する技法製品に寄せられたクレームの原因を究明していた。
調査の結果、問題は染色そのものではなく、色の組み合わせにあることが判明し、彼は実験を重ねた末、1839年に著書「色彩の同時対比の法則とこの法則に基づく配色について」を発表した。
profile
シェル・ウジジェーヌ・シュヴルール*Michel Eugène Chevreul
1786.8.31 – 1889.4.9
フランスの科学者
国立ゴブラン製作所の研究所長として、染色や織物の研究を行っていた
シェル・ウジジェーヌ・シュヴルール*Michel Eugène Chevreul
1786.8.31 – 1889.4.9
フランスの科学者
国立ゴブラン製作所の研究所長として、染色や織物の研究を行っていた
類似の調和
類似の調和とは、色相やトーンが似ている色を組み合わせたときに生まれる調和のこと。
単一色相で異なるトーンの配色 v4 dp4
色相がほぼ同じ色でも、明暗や濃淡などの色調が異なる配色を組み合わせて使うことで生まれる調和を、色調調和という。
類似色相で似たトーンの配色 b6 v6
隣り合う色相で色調も似ている配色を組み合わせて使うことで生まれる、色相同士の調和を色相調和という。
1つの色相に支配された配色 v10 lt10 sf10 dp10
色のガラスを1枚通すことで、全体に支配的な色調が生まれる配色の調和を、主張色による調和という。
色相がほぼ同じ色でも、明暗や濃淡などの色調が異なる配色を組み合わせて使うことで生まれる調和を、色調調和という。
類似色相で似たトーンの配色 b6 v6
隣り合う色相で色調も似ている配色を組み合わせて使うことで生まれる、色相同士の調和を色相調和という。
1つの色相に支配された配色 v10 lt10 sf10 dp10
色のガラスを1枚通すことで、全体に支配的な色調が生まれる配色の調和を、主張色による調和という。
対比の調和
対比の調和とは、色相やトーンが対照的な色同士を組み合わせることで生まれる調和のこと。
同一色相で対照トーンの配色 lt4 dk4
同じ色相でも、明暗や濃淡の差が大きい2色を組み合わせることで生まれる調和を、色調の対照調和という。
似た色相で対照トーンの配色 v3 dkg4
隣り合う色相で、明暗や濃淡の差が大きい色を組み合わせることで生まれる調和を、隣接色相の対照調和という。
対照色相、または補色色相で対照トーンの配色 lt4 dk10
色相差が大きく、色調や彩度の差も強調された色同士の配色を組み合わせることで生まれる調和を、色彩対照の調和という。
同じ色相でも、明暗や濃淡の差が大きい2色を組み合わせることで生まれる調和を、色調の対照調和という。
似た色相で対照トーンの配色 v3 dkg4
隣り合う色相で、明暗や濃淡の差が大きい色を組み合わせることで生まれる調和を、隣接色相の対照調和という。
対照色相、または補色色相で対照トーンの配色 lt4 dk10
色相差が大きく、色調や彩度の差も強調された色同士の配色を組み合わせることで生まれる調和を、色彩対照の調和という。
シュブルール錯視

相対的に明るい面と暗い面が接していると、境界付近の暗い面はより暗く、明るい面はより明るく見える。このため境界線が強調され、波打っているように錯覚することがあり、マッハバンドと似ているため、混同されることもある。
グラデーションなどで階調をなだらかに変化させた場合、境界付近の階調が強調されて目立つ現象のこと。シュブルール錯視に似ているため、混同されることもある。


