天文
星や月などの天体や、雨や雷などの気象を表わす季語。
気象
あおぎた
あをぎた
西日本地方の船乗りたちが使う言葉で、初秋から仲秋にかけて吹く、やや強い北風
青げたならい あおげたならい
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天体
いざよい
いざよひ
旧暦8月16日の夜
旧暦8月16日の夜の月
いざよう月 いざようつき
既望 きぼう
十六夜の月 じゅうろくやのつき
二八夜 にはちや
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天体
いまちづき
ゐまちづき
旧暦8月18日の月
居待 いまち
居待の月 いまちのつき
十八夜の月 じゅうはちやのつき
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天体
うげつ
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旧暦8月15日の十五夜に雨が降って月が見えないこと
雨夜の月 あまよのつき
雨の月 あめのつき
雨名月 あめめいげつ
月の雨 つきのあめ
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気象
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長崎地方で使われる言葉で、南東から吹く強風
おしあな東風 おしあなこち
おしあなぜ
おしあな南風 おしあなばえ
おっしゃな
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気象
かりわたし
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雁*かりわたしが渡ってくる、初秋から中秋にかけて吹く涼しい北風
青北風 あおきた
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気象
きびあらし
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収穫期を迎えた気象
黍*きびの穂を倒さんばかりに吹く秋の強風
芋嵐 いもあらし
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気象
さけおろし
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―仲秋の頃に、東北地方でサケが産卵のために川をさかのぼってくる時期に吹く強い風
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気象
たいふう
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北西太平洋、または南シナ海で発生する熱帯低気圧のうち、最大風速が17m/s*17メートル毎秒以上の暴風雨*ぼうふうう
颱風 たいふう
台風禍、台風過 たいふうか
台風眼 たいふうがん
台風圏 たいふうけん
台風裡 たいふうり
台風の目 たいふうのめ
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気象
たかにし
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山陰地方、九州地方で、稲刈のころに吹く強く冷たい北西の風
土用時化 どようじけ
西あなじ にしあなじ
籾落し もみおとし
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天体
たちまちづき
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十六夜の翌日の月
旧暦8月17日の月
十七夜 じゅうしちや
立待 たちまち
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天体
ねまちづき
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旧暦8月19日の夜の月
寝待 ねまち
臥待月 ふしまちづき
臥待 ふしまち
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気象
のわき
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野の草を吹き分けて通る秋の強い風
野分後 のわきあと
野わけ のわけ
野分跡 のわきあと
野分雲 のわきぐも
野分だつ のわきだつ
野分波 のわきなみ
野分晴 のわきばれ
おしあな
台風 たいふう
初嵐 はつあらし
やまじ
天体
はつづき
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旧暦8月初めごろの月
初月 しょげつ
初月夜 はつづきよ
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天体
ふけまちづき
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旧暦8月20日の夜の月
亥中の月 いなかのつ
二十日月 はつかづき
更待月 ふけまち
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気象
ふじのはつゆき
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9月下旬の頃に、初めて富士山に降る雪
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天体
ふつかづき
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旧暦8月2日の夜の月
繊月 せんげつ
二日の月 ふつかのつき
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天体
まつよい
まつよひ
旧暦8月14日の夜
旧暦8月14日の夜の月
小望月 こもちづき
十四夜月 じゅうよやづき
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天体
みかづき
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旧暦8月3日の夜の月
蛾眉 がび
玉鉤 ぎょくこう
若月 じゃくげつ
初魄 しょはく
新月 しんげつ
繊月 せんげつ
月の眉 つきのまゆ
磨鎌 まけん
眉書月 まゆがきづき
眉月 まゆづき
三日月眉 みかづきまゆ
三日の月 みかのつき
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天体
むげつ
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旧暦8月15日の満月の夜に、雨や曇りのために月が見えないこと
る名月 くもるめいげつ
仲秋無月 ちゅうしゅうむげつ
月の雲 つきのくも
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天体
めいげつ
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旧暦8月15日の月
芋名月 いもめいげつ
今日の月 きょうのつき
今宵の月 こよいのつき
三五の月 さんごのつき
三五夜 さんごや
十五夜 じゅうごや
端正の月 たんしょうのつき
仲秋節 ちゅうしゅうせつ
月今宵 つきこよい
名高き月 なだかきつき
満月 まんげつ
明月 めいげつ
望月 もちづき
望の夜 もちのよ
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気象
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二百十日から二百二十日頃にかけて吹く強風
やまじがわし
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気象
よいやみ
よひやみ
日が沈んでから月が出るまでの間に暗く感じる様子
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天体
りょうや
りやうや
旧暦8月15日の満月が美しく照らす夜
月の明るい美しい夜
望の夜 もちのよ
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