春・夏・秋・冬【日本の暦】

日本の暦

春とは

春(はる)とは、冬の次、または夏の前に訪れる四季のひとつで、寒い冬から気温が上がり始め、朝晩はまだ肌寒さがあるが日中が次第に暖かくなる季節。

実際には、「春」という季節の具体的な区切りに決められた定義はないため、日本では気象庁が用いている季節の区切りとして、「3月・4月・5月」を春としています。

 

日本語 春 はる
語源
草木の芽が「張る(はる)」、田畑を「墾る(はる)」、気候の「晴る(はる)」という説が転じて「春」となった。
英語 spring スプリング
新暦 3月・4月・5月
旧暦 1月・2月・3月
二十四節気
立夏から立秋の前日まで
天文学
夏至から秋分の前日まで

 

夏とは

夏(なつ)とは、春の次、または秋の前に訪れる四季のひとつで、湿度が高く一年の中で最も蒸し暑くなる季節。

実際には、「夏」という季節の具体的な区切りに決められた定義はないため、日本では気象庁が用いている季節の区切りとして、「6月・7月・8月」を夏としています。

 

日本語 夏 なつ
語源
「暑(あつ)い」、「熱(あつ)い」、作物が「生る(なる)」という説が転じて「夏」となった。
英語 summer サマー
新暦 6月・7月・8月
旧暦 4月・5月・6月
二十四節気
立夏から立秋の前日まで
天文学
夏至から秋分の前日まで

 

秋とは

秋(あき)とは、夏の次に、または冬の前に訪れる四季のひとつで、夏の厳しい暑さが徐々に和らぎ、冬の厳しい寒さに向けて、朝夕の冷え込みが徐々に増してくる涼やかな季節。

実際には、「秋」という季節の具体的な区切りに決められた定義はないため、日本では気象庁が用いている季節の区切りとして、「9月・10月・11月」を秋としています。

 

日本語 秋 あき
語源
天候の「明(あき)らか」、穀物などの収穫が「飽き(あき)満ちる」季節、紅葉などの色を表す「紅(あか)」という説が転じて「秋」となった。
英語
autumn オータム
fall フォール
新暦 9月・10月・11月
旧暦 7月・8月・9月
二十四節気
立秋から立冬の前日まで
天文学
秋分から冬至の前日まで

 

冬とは

冬(ふゆ)とは、秋の次に、または春の前に訪れる、四季のひとつ。一年の中で最も寒くなる季節。

実際には、「冬」という季節の具体的な区切りに決められた定義はないため、日本では気象庁が用いている季節の区切りとして、「12月・1月・2月」を冬としています。

 

日本語 冬 ふゆ
語源
万物が「冷(ひ)ゆる」季節、寒さが猛威を「振(ふ)るう」、寒さに「震(ふる)える」、生物などが「殖(ふ)ゆる」季節という説が転じて「冬」となった。
英語 winter ウィンター
新暦 12月・1月・2月
旧暦 10月・11月・12月
二十四節気
立冬から立春の前日まで
天文学
冬至から春分の前日まで

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいらしゃいな。