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初春を紡ぐ言の葉【季語一覧】

行事

その季節に行われるイベントやお祭りなどの年中行事や、著名人の命日である「忌日」に関する季語。

 

一夜官女

神事
 
現代的仮名
いちやかんじょ
歴史的仮名
いちやくわんぢよ
意味
2月20日に、大阪市西淀川区にある野里住吉神社*のざとすみやしじんじゃで行われる神事
 
氏子の中から選ばれた10歳から13歳までの7人の少女が、「一夜官女*いちやかんじょ」「一時上臈*いっちきじょうろう」または「一時女臈*いっときじょうろう」と称して、巫女姿で神餅を奉じる風変わりな祭祀
子季語
一時上臈 いちじじょうろう
関連季語

絵踏

宗教
 
現代的仮名
えふみ
えぶみ
歴史的仮名
ゑぶみ
意味
キリスト教の信者の多かった九州地域を中心に実施されたキリスト教弾圧*だんあつの行事
 
正月から3月ごろにかけて、キリスト教が江戸幕府によって禁じられていた時代に、キリシタン信者でない証として、キリストや聖母マリアの描かれた「踏絵」を裸足で踏ませたこと
子季語
寺請証文 てらうけしょうもん
踏絵 えふみ
関連季語

大山能

神事
 
現代的仮名
おおやまのう
歴史的仮名

意味
3月1日と9月8日に神奈川県伊勢原市にある大山阿夫利神社*おおやまあふりじんじゃで行われる能
子季語

関連季語

橿原祭

神事
 
現代的仮名
かしはらまつり
歴史的仮名

意味
2月11日に、奈良県橿原市にある橿原神宮*かしはらじんぐうで行われる紀元祭
子季語

関連季語

祈年祭

宮中行事 農業祭事
 
現代的仮名
きねんさい
歴史的仮名

意味
旧暦2月4日に神祇官*じんぎかんで行われる宮中儀式
 
その年の豊穰*ほうじょうと国家の繁栄*はんえいなどを神に祈る農耕祭祀
子季語
祈年祭 としごいのまつり
関連季語

契冲忌

忌日
 
現代的仮名
けいちゅうき
歴史的仮名

意味
江戸中期の真言宗*しんごんしゅうの僧で歌人 契沖*けいちゅうの命日 旧暦1月25日
子季語
契仲忌 けいちゅうき
関連季語

建国記念の日

祝日
 
現代的仮名

歴史的仮名

意味
2月11日
国民の祝日のひとつ
 
日本の初代天皇 神武天皇*じんむてんのう橿原宮*かしはらのみやで即位したとされる、紀元前 660年2月11日を紀元とした祝日
 
戦前は「紀元節」といい、菅原道真*1872年に「建国記念日」として制定され、1948年*昭和23年に廃止されているが、1966年*昭和41年より国民の祝日として「復活」した祝日
子季語
紀元節 きげんせつ
建国記念日 けんこくきねんび
建国祭 けんこくさい
建国の日 けんこくのひ
梅花節、梅佳節 ばいかせつ
関連季語

実朝忌

忌日
 
現代的仮名
さねともき
歴史的仮名

意味
鎌倉3代将軍 源実朝*みなもと の さねともの命日 旧暦1月27日
子季語

関連季語

三汀忌

忌日
 
現代的仮名
さんていき
歴史的仮名

意味
大正・昭和期の小説家、戯曲家、俳人 久米正雄*くめ まさおの命日 2月29日*閏日のため、3月1日を周忌日としている
子季語
海棠忌 かいどうき
微苦笑忌 びくしょうき
関連季語

謝肉祭

宗教
 
現代的仮名
しゃにくさい
歴史的仮名

意味
カトリックで、四旬節*しじゅんせつに入る灰の水曜日の直前3日間に行われる祭
子季語
カーニバル
カルナバル
関連季語

逍遥忌

忌日
 
現代的仮名
しょうようき
歴史的仮名
せうえうき
意味
明治・大正・昭和初期の小説家・劇作家 坪内逍遥*つぼうち しょうようの命日 2月28日
子季語

関連季語

菅生石部御願神事

神事
 
現代的仮名
すごういそべごがんしんじ
歴史的仮名

意味
2月10日に、石川県加賀市大聖寺にある菅生石部神社*すごういそべじんじゃで行われる神事
子季語

関連季語

多喜二忌

忌日
 
現代的仮名
たきじき
歴史的仮名

意味
昭和初期の小説家 小林多喜二*こばやし たきじの命日 2月20日
子季語

関連季語

友二忌

忌日
 
現代的仮名
ともじき
歴史的仮名

意味
昭和期の俳人・小説家 石塚友二*いしづか ともじの命日 2月8日
子季語

関連季語

菜種御供

神事
 
現代的仮名
なたねごく
歴史的仮名

意味
平安時代の学者・詩人 菅原道真*すがわらの みちざねの忌日 2月25日に、京都市上京区にある北野天満宮*きたのてんまんぐうで行われる梅花祭の祭礼
子季語
北野菜種御供 きたのなたねごく
北野菜種御供 きたのなたねごく
北野梅花祭 (きたのばいかさい
天神御忌 てんじんおんき
菜種の神事 なたねのしんじ
梅花御供 ばいかごく
梅花祭 ばいかさい
道真忌 みちざねき
関連季語

二十六聖祭

宗教
 
現代的仮名
にじゅうろくせいさい
歴史的仮名
にじふろくせいじんさい
意味
2月の第1日曜日に、長崎県長崎市西坂町にある西坂公園*にしざかこうえん
の記念碑の前で行われる日本二十六聖人殉教のミサ
 
1597年2月5日*慶長元年12月19日に、日本最初のキリスト教殉教者 26人が、西坂の丘で処刑された日
子季語
致命祭 ちめいさい
関連季語

仁王会

仏事
 
現代的仮名
にんのうえ
歴史的仮名
にんわうゑ
意味
2月23日に、京都市伏見区にある醍醐寺*だいごじで行われる法要
子季語
仁王供 にんおうぐ
仁王講 にんおうこう
関連季語

灰の水曜日

宗教
 
現代的仮名
はいのすいようび
歴史的仮名
はひのすいえうび
意味
四旬節*しじゅんせつの始まる日
復活祭前 46日目の水曜日
子季語
聖灰祭 せいかいさい
聖灰水曜日 せいかいすいようび
大斎始日 だいさいしび
関連季語
四旬節 しじゅんせつ

初午

神事
 
現代的仮名
はつうま
歴史的仮名

意味
2月の最初の午の日に、全国の稲荷神社で行なわれる祭事
子季語
一の牛 いちのうま
稲荷講 いなりこう
午祭 うままつり
三の牛 さんのうま
験の杉 しるしのすぎ
二の牛 にのうま
初午粉 はつうまこ
初午狂言 はつうまきょうげん
初午芝居 はつうましばい
初午団子 はつうまだんご
初午参り はつうままいり
初午詣 はつうまもうで
福参 ふくまいり
関連季語

バレンタインデー

季節行事 宗教
 
現代的仮名

歴史的仮名

意味
2月14日
ローマ帝国の皇帝 クラウディウス二世*Claudius Gothicusにそむいた、3世紀頃のキリスト教の聖職者 ヴァレンタイン*Valentinusが、 270年2月14日に処刑された日
子季語
バレンタインの日 ばれんたいんのひ
関連季語

針供養

仏事
 
現代的仮名
はりくよう
歴史的仮名
はりくやう
意味
2月8日に、古くなった針や折れた針を供養*くようする日
子季語
納め針 おさめばり
供養針 くようばり
針納む はりおさむ
針納 はりおさめ
針祭 はりまつり
針祭る はりまつる
針休め はりやすめ
関連季語

風生忌

忌日
 
現代的仮名
ふうせいき
歴史的仮名

意味
大正・昭和期の俳人 富安風生*とみやす ふうせいの命日 2月22日
子季語

関連季語

鳴雪忌

忌日
 
現代的仮名
めいせつき
歴史的仮名

意味
明治・大正期の俳人 内藤鳴雪*ないとう めいせつの命日 2月20日
子季語
老梅忌 ろうばいき
関連季語

茂吉忌

忌日
 
現代的仮名
もきちき
歴史的仮名

意味
大正・昭和期の歌人・医師 斎藤茂吉*大正・昭和期の歌人・医師 斎藤茂吉*まつせ せいせいの命日 2月25日

子季語

関連季語

義仲忌

忌日
 
現代的仮名
よしなかき
歴史的仮名

意味
平安末期の信濃源氏の武将 木曾義仲*きそ よしなか
/ 源義仲
の命日 旧暦 1月20日
子季語
兼平忌 かねひらき
関連季語

莱祀

神事
 
現代的仮名
らいし
歴史的仮名

意味
2月13日を中心に、福井県越前市粟田部にある岡太神社*おかふとじんじゃで行われる神事
子季語

関連季語

良寛忌

忌日
 
現代的仮名
りょうかんき
歴史的仮名

意味
江戸時代後期の曹洞宗*そうとうしゅうの僧侶、歌人 良寛*りょうかんの命日 旧暦1月6日
子季語

関連季語

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