世界の国旗の配色パターン

国旗

国旗の配色パターン

 

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ビコロール
ビコロール(Bicolore)は、フランス語で「ビ(bi)」は「2つの」を意味する接頭語、「コロール(Colore)」は「色」を意味し、赤と白、白と黒などメリハリのある明快な 2色配色のこと。
 
コントラストが効いた配色のため、日本の「日章旗」やスイス、カナダ、スウェーデンなどの国旗の配色に用いられている。

 

バイカラー
ファッション業界では、同じ意味を持つ英語の「バイカラー(bi-color)」が使われている。同じ色でも、配色する色との対比が大きければ色が目立ち、配色する色との対比が小さければ目立たなくなる。

 

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トリコロール
トリコロール(Tricolor)は、フランス語で「トリ(trois:トロワ)」は「3つの」、「コロール(Colore)」は「色」を意味し、メリハリのある明快な 3色配色のこと。
 
主にフランス国旗の三色「青・白・赤」の配色をトリコロールというが、イタリア国旗の「緑・白・赤」や、ドイツ国旗の「黒・赤・黄」などの三色旗の配色も、トリコロール配色の一種となる。

 

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汎アフリカ色
汎アフリカ色(はんあふりかしょく)は、アフリカ諸国の国旗などに使用される「赤・黄・緑」の三色の組み合わせ。
 
アフリカ大陸において、植民地支配から最初に独立を果たしたエチオピアが、1798年より国旗に「汎アフリカ色」を使用したことが始まりとされ、赤は殉教のために流された血、緑はアフリカの植生、黄はアフリカの富と繁栄を象徴している。

 

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汎アラブ色
汎アラブ色(はんあらぶしょく)は、アラブ諸国の国旗などに使用される「黒・緑・赤・白」のイスラム帝国歴代の王朝を象徴する色。
 
黒はイスラム教の開祖ムハンマドの時代と抑圧からの解放、緑はファーティマ朝と豊かな実り、赤はオスマン王朝の時代とイスラムのために流された血、白はウマイヤ朝と平和を象徴している。

 

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汎スラヴ色
汎スラヴ色(はんすらぶしょく)、中欧・東欧のスラヴ民族および、スラヴ諸国の旗に使用される「赤・白・青」の三色の組み合わせ。また、フランスの三色旗とは異なり、汎スラヴ色の三色は横分けで配置するのが原則となっている。
 
赤は自由のために流された血、白はまばゆく輝く光明と清潔、青は澄みわたる空を象徴している。

 

 

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またいらしゃいな。