植物
その季節に生育が活発になる草花や果実、海藻などの植物を表わす季語。
木の実
あおきのみ
―
ミズキ科の常緑低木
冬に楕円形のつややかな真紅の実をつける
桃葉珊瑚 とうようさんご
―
野菜 芋類 根菜類
えびいも
―
サトイモ科サトイモ属の根菜
蝦芋 えびいも
京芋 きょういも
京の芋 きょうのいも
白茎海老芋 しろぐきえびいも
唐の芋 とうのいも
―
樹木
おくさんきち
―
新潟原産の赤梨
冬の梨 ふゆのなし
―
樹木
おちば
―
落葉樹の葉が晩秋から冬にすべて落ちること
銀杏落葉 いちょうおちば
落葉掻 おちばかき
落葉掻く おちばかく
落葉籠 おちばかご
落葉焚 おちばたき
落葉焚く おちばたく
落葉時 おちばどき
落葉の雨 おちばのあめ
落葉の時雨 おちばのしぐれ
落葉掃く おちばはく
落葉山 おちばやま
柿落葉 かきおちば
櫨落葉 はぜもみじ
朴落葉 ほおおちば
名の木落葉 なのきおちば
―
草花
―
―
ラン科カトレア属の植物の総称
―
―
野菜 根菜類
かぶ
かぶら
―
アブラナ科アブラナ属の一、二年草
根菜類の野菜
春の七草のひとつ
赤蕪 あかかぶ
温海蕪 あつみかぶ
伊予緋蕪 いよひかぶ
近江蕪 おうみかぶら
大蕪 おおかぶ
大野赤蕪 おおのあかかぶ
尾張蕪 おわりかぶ
蕪洗ふ かぶあらう、かぶあらふ
蕪菁 かぶら
かぶらな
蕪引く かぶらひく
蕪干す かぶらほす
黄色蕪 きいろかぶ
小蕪 こかぶ
聖護院蕪 しょうごいんかぶ
スウェーデン蕪 すうぇーでんかぶ
菘 すずな
据り蕪 すわりかぶ
津田蕪 つたかぶ
天王寺蕪 てんのうじかぶ
博多蕪 はかたかぶ
緋蕪 ひかぶ
日野蕪 ひのかぶ
蛭口蕪 ひるくちかぶ
干蕪 ほしかぶ
矢島蕪 やじまかぶ
万木蕪 ゆるぎかぶ
寄居蕪 よりいかぶ
―
草花
かれあし
―
冬になって、水辺や湿原に残った蘆が折れ伏したり、立ったまま枯れていること
蘆枯る あしかれる
蘆の枯葉 あしのかれは
枯芦 かれあし
枯蘆原 かれあしはら
寒蘆 かんろ
―
樹木
かれいばら
―
冬になって葉が落ち棘だけが目立つ茨
茨枯る いばらかれる
―
樹木
かれき
―
落葉樹が冬になって、すべての葉を落とした状態になること
枯枝 かれえだ
枯木立 かれこだち
枯木星 かれきぼし
枯木道 かれきみち
枯木宿 かれきやど
裸木 はだかぎ
―
草花
かれぎく
―
冬になって、寒気や霜で枯れた菊
凍菊 いてぎく
枯残る菊 かれのこるきく
菊枯る きくかる
菊枯るる きくかるる
菊焚く きくたく
―
草花
かれくさ
―
冬になって、寒気や霜で枯れた草
草枯る くさかる
草枯 くさがれ
―
樹木
かれくわ
―
冬になってすべての葉が枯れ落ちた桑の木
桑枯る くわかる
桑括り くわくくり
―
樹木
かれこだち
―
冬になって群がって立っている木々の葉が枯れ落ちたさま
寒林 かんりん
―
羊歯類
かれしだ
―
枯羊歯 かれしだ
冬になって枯れた歯朶
―
羊歯類
かれしのぶ
―
冬になって枯れた忍草
―
―
草花
かれしば
―
冬になって枯れた芝生
芝枯る しばかれる
―
草花
かれすすき
―
冬になって枯れたススキ
尾花枯る おばなかる
枯尾花 かれおばな
枯萱 かれかや
枯薄 かれすすき
芒枯る すすきかれる
冬芒 ふゆすすき
―
樹木
かれつた
―
葉が枯れ落ちて蔓だけになった蔦
蔦枯る つたかれる
―
樹木
かれづる
蔓が枯れ果てた姿
蔓かずら つるかずら
蔓枯るる つるかるる
―
―
樹木
かれはぎ
―
冬になって葉の落ちつくした萩
萩枯る はぎかるる
―
草花
かればしょう
―
冬になって葉の枯れた芭蕉
芭蕉枯る ばしょうかる
芭蕉朽つ ばしょうくつ
―
草花
かれはす
―
冬になって枯れた蓮
枯蓮 かれはちす
蓮枯る はすかれる
蓮の骨 はすのほね
―
草花
かれふよう
―
冬になって枯れた芙蓉
芙蓉枯る ふようかれる
―
草花
かれまこも
―
冬になって枯れた真菰
真菰枯る まこもかれる
―
草花
かれむぐら
―
冬になって枯れた葎
―
―
樹木
かれやなぎ
―
冬になって葉の落ち尽くした柳
枯れたつ柳 かれたつやなぎ
冬の柳 ふゆのやなぎ
冬柳 ふゆやなぎ
柳枯る やなぎかる
―
樹木
かれやまぶき
―
冬になって葉が散りつくした山吹
―
―
草花
かんぎく
―
冬に咲く菊
秋無草 あきなしぐさ
霜菊 しもぎく
霜の菊 しものきく
霜見草 しもみぐさ
初見草 はつみぐさ
冬菊 ふゆぎく
雪見草 ゆきみぐさ
―
羊歯類
かんしのぶ
―
イノモトソウ科の常緑多年草
立忍 たちしのぶ
冬忍 ふゆしのぶ
―
草花
かんすげ
―
カヤツリグサ科の多年草
冬でも青々としている菅
縞寒菅 しまかんすげ
―
草花
かんすすき
―
寒中にも枯れない常緑の多年草
在原薄 ありわらすすき
寒薄 かんすすき
常盤薄 ときわすすき
冬薄 ふゆすすき
―
苔類
かんせん
―
冬の枯れ色の苔
冬の苔 ふゆのこけ
―
菌類
かんたけ
―
11月から4月頃までに発生する、平茸によく似た茸
―
―
果樹
きまもり
―
翌年の豊作を祈って、枝の高いところに一つだけとり残しておく果実
木まぶり きまぶり
木もり こもり
木守柿 こもりがき
木守柚 こもりゆず
―
樹木
くちば
―
雨や霜にさらされて枯れ落ちた草木の葉
―
―
樹木
このは
―
地面に落ちてしまった葉、あるいは梢にわずかに残っている枯葉
木葉雨 このはあめ
木の葉時雨 このはしぐれ
木の葉散る このはちる
木の葉の雨 このはのあめ
木の葉焼く このはやく
―
樹木 草花
しもがれ
―
霜が降って草木が衰え枯れること
―
―
野菜 葉茎菜類
―
―
セリ科の一年草または二年草
オランダ三葉 おらんだみつば
清正人参 きよまさにんじん
セルリ
―
野菜 根菜類
だいこん
―
アブラナ科の一年草
青首大根 あおくびだいこん
赤筋大根 あかすじだいこん
秋田大根 あきただいこん
埋大根 いけだいこ
伊吹山大根 いぶきやまだいこん
うぐろ大根 うぐろだいこん
おおね
尾張大根 おわりだいこん
囲大根 かこいだいこ
辛味大根 からみだいこん
鞍馬口大根 くらまぐちだいこん
聖護院大根 しょうごいんだいこん
せん切 せんぎり
千六本 せんろっぽん
だいこ
大根市 だいこいち
大根売 だいこうり
大根おろし だいこおろし
大根時 だいこんどき
大根畑 だいこんばたけ
沢庵大根 たくあんだいこん
土大根 つちだいこ
寺尾大根 てらおだいこん
徳利大根 とくりだいこん
鳴滝大根 なるたきだいこん
西町大根 にしまちだいこん
煮大根 にだいこん
鼠大根 ねずみだいこん
練馬大根 ねりまだいこん
方領大根 ほうりょうだいこん
堀江大根 ほりえだいこん
三浦大根 みうらだいこん
美園大根 みそのだいこん
御園大根 みそのだいこん
宮重大根 みやしげだいこん
桃山大根 ももやまだいこん
守口大根 もりぐちだいこん
理想大根 りそうだいこん
―
樹木
なのきかる
―
冬になって、一般に馴染みがあり名の知れた木が枯れることの総称
銀杏枯る いちょうかる
榎枯る えのきかる
枯銀杏 かれいちょう
枯榎 かれえのき
枯藤 かれふじ
枯牡丹 かれぼたん
櫟枯る くぬぎかる
欅枯る けやきかる
桜枯る さくらかる
葡萄枯る ぶどうかる
―
草花
なのくさかる
―
冬になって、一般に馴染みがあり名の知れた草花が枯れることの総称
枯薊 かれあざみ
枯荻 かれおぎ
枯萱 かれかや
枯葛 かれくず
枯鶏頭 かれげいとう
枯蓼 かれたで
枯葭 かれよし
枯竜胆、枯龍胆 かれりんどう
名草枯る なぐさかる
水草枯る みぐさかる
―
菌類
なめこ
―
モエギタケ科のキノコ
おがなめこ
滑子汁 なめこじる
滑茸 なめたけ
冬忍 ふゆしのぶ
ふゆたけ
―
木の実
なんてんのみ
―
メギ科ナンテン属の常緑小低木
晩秋から冬にかけて茎の先に、丸い小さな赤い実をつける
白南天 しろなんてん
南天 なんてん
実南天 みなんてん
―
野菜 根菜類
にんじん
―
セリ科の野菜
四季を問わず収穫できるが、夏に種を蒔いて秋から冬にかけて収穫することが多い
胡蘿蔔 にんじん
―
野菜 葉茎菜類
ねぎ
―
ユリ科の多年草
飽海葱 あくみねぎ
洗葱 あらいねぎ
凍葱 いてねぎ
岩槻葱 いわつきねぎ
九条葱 くじょうねぎ
晒葱 さらしねぎ
下仁田葱 しもにたねぎ
千住葱 せんじゅねぎ
新里葱 にっさとねぎ
葱洗ふ ねぎあらう
葱ぬく ねぎぬく
葱畑 ねぎばたけ
根深 ねぶか
根深売 ねぶかうり
根深引く ねぶかひく
葉葱 はねぎ
一文字 ひともじ
深葱 ふかねぎ
深谷葱 ふかやねぎ
冬葱 ふゆき、ふゆねぎ
矢切葱 やぎりねぎ
痩葱 やせねぎ
―
木の実
ねずみもちのみ
―
モクセイ科イボタノキ属の常緑低木
10~12月頃に暗紫色の実をつける
ねずみのこまくら
ねずみのふん
鼠梓木 ねずみもち
女貞の実 ねずみもちのみ
―
野菜 葉茎菜類
はくさい
―
アブラナ科の野菜
冬の代表的な野菜で、11月上旬から収穫される
愛知白菜 あいちはくさい
山東菜 さんとうな
山東白菜 さんとはくさい
野崎白菜 のざきはくさい
白菜漬 はくさいづけ
松島白菜 まつしまはくさい
―
野菜 葉茎菜類
はなやさい
―
アブラナ科の野菜
カリフラワー
ショーフル
花甘藍 はなかんらん
花キャベツ はなきゃべつ
花椰菜 はなやさい
―
果実
ふゆいちご
―
バラ科の常緑の蔓性小灌木
冬に赤い実が熟す
寒苺 かんいちご
冬の苺 ふゆのいちご
―
樹木
ふゆかしわ
―
ブナ科の落葉高木
冬になっても、褐色の枯葉をつけたままでいること
柏の枯葉 かしわのかれは
枯柏 かれかしわ
―
樹木 草花
ふゆがれ
―
冬になって草木が枯れ果てた荒涼とした風景
枯るる かるる
冬枯道 ふゆがれみち
―
樹木
ふゆき
―
冬の樹木の総称
寒木 かんぼく
冬木影 ふゆきかげ
冬木中 ふゆきなか
冬木原 ふゆきばら
冬木道 ふゆきみち
冬木宿 ふゆきやど
―
樹木
ふゆきのさくら
―
葉の落ちつくした冬枯れの桜
枯桜 かれざくら
―
樹木
ふゆこだち
―
冬の落葉した木々
寒林 かんりん
―
樹木
ふゆざくら
―
バラ科の落葉小高木
冬季に咲く早咲きの桜
寒桜 かんざくら
緋寒桜 ひかんざくら
―
樹木
ふゆざんしょう
―
ミカン科サンショウ属の常緑低木
ふだん山椒 ふだんさんしょう
冬山椒 ふゆざんしょ
―
樹木
ふゆづた
―
ウコギ科の蔓性低木
木蔦 きづた
―
野菜 葉茎菜類
ふゆな
―
冬に出回る菜類の総称
油菜 あぶらな
かぶ菜 かぶな
小松菜 こまつな
体菜 たいな
漬菜 つけな
唐菜 とうな
葉菜 はな
冬菜洗う ふゆなあらう
冬菜売 ふゆなうり
冬菜畑 ふゆなばたけ
冬菜飯 ふゆなめし
冬菜干す ふゆなほす
野沢菜 のざわな
広島菜 ひろしまな
―
草花
ふゆのくさ
―
冬の枯れている草
枯れ残った草
冬でも青い常緑の草
寒草 かんそう
冬青草 ふゆあおくさ
冬草 ふゆくさ
―
樹木
ふゆそうび
ふゆばら
―
冬に咲くバラ
寒薔薇 かんばら
―
樹木 草花
ふゆめ
―
晩夏から秋に形成され、休眠・越冬して、春に伸びて葉や花になる芽
冬芽 とうが
冬木の芽 ふゆきのめ
冬の芽 ふゆのめ
―
果樹
ふゆりんご
―
秋に収穫した林檎が冬に出荷され、冬の果物として出回るもの
寒林檎 かんりんご
―
野菜 葉茎菜類
―
―
アブラナ科の緑黄色野菜
イタリアンアスパラガス
イタリアンブロッコリ
木立花椰菜 こだちはなぞさい
子持花椰菜 こもちはなぞさい
―
草花
ぼうふう
ばうふう
セリ科の多年草
風を防ぐこと
浜防風 はまぼうふう
浜苦菜 はまにがな
防風摘 ぼうふうつみ
防風の花 ぼうふうのはな
防風掘る ぼうふうほる
防風採る ぼうふうとる
―
果樹
ぽんかん
―
ミカン科ミカン属の常緑低木
ポンカン
凸柑 ぽんかん
―
海藻
まつも
―
ナガマツモ科に属する褐藻類の海草
―
―
果樹
みかん
―
ミカン科ミカン属の常緑樹木
温州蜜柑 うんしゅうみかん
紀州蜜柑 きしゅうみかん
紅蜜柑 べにみかん
蜜柑畑 みかんばたけ
蜜柑舟 みかんぶね
蜜柑山 みかんやま
―
樹木
みやましきみ
―
ミカン科の草木状常緑低木
岡躑躅 おかつつじ
庭躑躅 にわつつじ
ははら草 ははらぐさ
太山樒 みやましきみ
菌芋 みやましきみ
木橘 もくたちばな
―
草花
むろざき
―
春や夏に咲く花を、冬に温室やビニールハウスの中で咲かせること
室咲の梅 むろざきのうめ
室の梅 むろのうめ
室の花 むろのはな
―
野菜 葉茎菜類
めきゃべつ
―
アブラナ科の二年生葉菜
晩秋から冬にかけて収穫するキャベツの変種で、直径二、三センチの小結球を作る
子持甘藍 こもちかんらん
姫甘藍 ひめかんらん
姫キャベツ ひめきゃべつ
―
草花
りゅうのたま
―
ユリ科の常緑多年草
晩秋から冬に熟する碧色の実をつける
蛇の髯の実 じゃのひげのみ
玉珊瑚 たまさんご
冬珊瑚 ふゆさんご
竜の玉 りゅうのたま
龍の髯の実 りゅうのひげのみ
―
野菜 根菜類
わさびだいこん
―
アブラナ科の多年草
根茎は太くて白く、ワサビに似た辛味と大根に似た香りがある
アイヌ山葵 あいぬわさび
ホースラディシュ
レホール
―
草花
わた
―
アオイ科の一年草の総称
木綿 きわた
唐綿 とうわた
真綿 まわた
木綿綿 もめんわた
夜具綿 やぐわた
綿打 わたうち
―
樹木
わびすけ
―
ツバキ科ツバキ属の常緑低木
侘介 わびすけ
―
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいらしゃいな。