地理
田畑、山、川、海など自然を表わす季語。
山野
かれその
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草木が枯れた冬の庭園
枯園 かれぞの
枯庭 かれにわ
寒園 かんえん
庭枯る にわかる
庭枯るる にわかるる
冬庭 ふゆにわ
冬の園 ふゆのその
冬の庭 ふゆのにわ
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山野
かれの
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草木の枯れはてた冬の野原
枯野人 かれのびと
枯野原 かれのはら
枯野道 かれのみち
枯野宿 かれのやど
枯原 かれはら
裸野 はだかの
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水系
かんちょう
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冬の寒々とした潮の流れ
冬潮、冬汐 ふゆじお
冬の潮 ふゆのしお
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山野
きつねび
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日本各地に伝わる、冬の暗夜に山野に火が点々と見えたり消えたりする怪しい火
狐が口から吐く火と言われ、狐の出る冬の季語となった
王子の狐火 おうじのきつねび
鬼火 おにび
狐の提灯 きつねのちょうちん
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山野
くだちの
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朽だら野 くだちの
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水系
こおり
こほり
気温が下がり水が固体状になったもの
厚氷 あつごおり
影氷る かげこおる
鐘氷る かねこおる
結氷 けっぴょう
氷閉づ、氷閉ず こおりとづ、こおりとず
氷の鏡 こおりのかがみ
氷の楔 こおりのくさび
氷の声 こおりのこえ
氷の衣 こおりのころも
氷の剣 こおりのつるぎ
氷の閨 こおりのねや
氷の橋 こおりのはし
氷の花 こおりのはな
氷張る こおりはる
氷結ぶ こおりむすぶ
凍る こおる
蝉氷 せみごおり
露氷る つゆこおる
腸氷る はらわたこおる
氷面鏡 ひもかがみ
氷塊 ひょうかい
氷上 ひょうじょう
氷雪 ひょうせつ
氷田 ひょうでん
氷点下 ひょうてんか
氷壁 ひょうへき
氷野 ひょうや
綿氷 わたごおり
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水系
しもばしら
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冬の寒い夜などに、地中の水分が凍結して地表面をおしあげたもの
霜くずれ しもくずれ
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山野
つらら
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木の枝や家の軒、岩や石などから垂れ下がる水のしずくが凍ったもの
銀竹 ぎんちく
立氷 たちひ
垂氷 たるひ
氷筋 ひょうきん
氷笋 ひょうじゅん
氷条 ひょうじょう
氷箸 ひょうちょ
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山野
とうじょう
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北国で土地が凍り、建物や鉄道線路をもち上げること
凍上る いてあがる
凍狂 いてぐるい
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山野
ふゆげしき
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草木が枯れ果てた冬の景色
冬景 とうけい
冬の色 ふゆのいろ
冬の景 ふゆのけい
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田畑
ふゆた
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秋に稲の収穫を終えて荒涼とした冬の田
冬田面 ふゆたのも
冬田道 ふゆたみち
冬の田 ふゆのた
休め田 やすめた
雪の田 ゆきのた
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山野
ふゆの
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冬の野原
雪原 せつげん
冬の野 ふゆのの
冬の原 ふゆのはら
雪野 ゆきの
雪の原 ゆきのはら
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水系
ふゆのうみ
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寒風と荒波がすさまじい冬の海
冬海 ふゆうみ
冬渚 ふゆなぎさ
冬の浜 ふゆのはま
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水系
ふゆのかわ
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冬になると川の水は量が減り、流れも細くなった川
寒江 かんこう
氷江 ひょうこう
冬川 ふゆかわ
冬川原 ふゆかわら、ふゆがわら
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水系
ふゆのなみ
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北西の強い季節風により、海・湖・河川の荒れる波
寒濤 かんとう
寒浪 かんなみ
冬浪 ふゆなみ
冬の濤、冬の浪 ふゆのなみ
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水系
ふゆのみず
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冬の冷たく澄んだ水
寒泉 かんせん
冬の泉 ふゆのいずみ
水烟る みずけむる
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山野
ふゆのやま
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冬になり草木の枯れ尽くした山
枯山 かれやま
雪嶺 せつれい
冬嶺 ふゆみね
冬登山 ふゆとざん
冬山 ふゆやま
冬山家 ふゆやまが
冬山路 ふゆやまじ
冬山肌 ふゆやまはだ
山枯る やまかる
山枯るる やまかるる
雪山 ゆきやま
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水系
みずかる
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冬になり川や池などのの水量が減り渇水すること
池涸る いけかる
涸池 かれいけ
涸川 かれかわ
涸滝 かれたき
涸沼 かれぬま
川涸る かわかる
滝涸る、瀧涸る たきかる
沼涸る ぬまかる
水涸るる みずかるる
水涸れる みずかれる
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山野
やまねむる
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冬の山を「眠る」と比喩的に擬人化したもの
眠る山 ねむるやま
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