地理
田畑、山、川、海など自然を表わす季語。
水系
あかしお
あかしほ
プランクトンの異常増殖により、海や湖沼などの水域の水が変色する現象
潮腐れ しおぐされ
くされ潮 くされじお
たかな潮 たかなしお
春湛り はるとわり
厄水 やくみず
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水系
いずみ
いづみ
地下水が山中の岩間などから自然に湧き出ているところ
地中から自然に湧き出る水
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水系
いずみどの
いづみどの
観月や納涼のために、庭の泉や池のほとりに建てられた建物
泉屋 いずみのや
釣殿 つりどの
水亭 みずてい
水殿 みずどの
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水系
したたり
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崖や岩の間、苔などをつたってぽたぽたと落ちる水
巌滴り いわしたたり
崖滴り がけしたたり
涓滴 けんてき
苔滴り こけしたたり
山滴り やましたたり
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水系
しみず
しみづ
自然に岩の陰から湧き出る水、湛えられた水、流れる水
朝清水、朝清水浅清水 あさしみず
家清水 いえしみず
磯清水 いそしみず
岩清水 いわしみず
門清水 かどしみず
涸清水 かれしみず
草清水 くさしみず
苔清水 こけしみず
清水影 しみずかげ
清水が源 しみずがもと
清水汲む しみずくむ
清水堰く しみずせく
清水茶屋 しみずぢゃや
清水掬ぶ しみずむすぶ
底清水 そこしみず
岨清水 そばしみず
寺清水 てらしみず
庭清水 にわしみず
真清水 ましみず
山清水 やましみず
夕清水 ゆうしみず
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水系
たき
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高い崖などから急角度に流れ落ちる水流
河川や湖の一部が段差になっているため、水が落下している場所
男滝 おだき
作り滝 つくりだき
滝 たき
滝風 たきかぜ
滝しぶき たきしぶき
滝涼し たきすずし
滝壺 たきつぼ
滝の音 たきのおと
滝見 たきみ
滝道 たきみち
滝見茶屋 たきみぢゃや
瀑布 ばくふ
飛瀑 ひばく
夫婦滝 みょうとだき
女滝 めだき
夜滝 よだき
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水系
たきどの
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滝を見るために、滝の近くに建てられた建物
滝殿 たきどの
水殿 みずどの
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山野
なつの
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青々と夏草の生い茂った原野
青野 あおの
卯月野 うづきの
五月野 さつきの
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水系
なつのうみ
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夏の光に満ちた海
夏の浜 なつのはま
夏の岬 なつのみさき
夏岬 なつみさき
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水系
なつのうみ
なつのみずうみ
なつのみづうみ
青々と茂っている山に囲まれている湖
夏の池 なつのいけ
夏の沼 なつのぬま
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水系
なつのかわ
なつのかは
夏期の川
瀬がわり せがわり
夏川、夏河 なつかわ
夏河原 なつがわら
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水系
なつのしお
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夏の照りつける太陽の下を流れる潮
夏潮 なつじお
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水系
なつのみず
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夏期の水のすべて
夏水 かすい
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山野
なつのやま
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青々と緑におおわれた夏の山
青き嶺 あおきみね
青嶺 あおね
五月山 さつきやま
翠巒 すいらん
夏嶺 なつね
夏山路 なつやまじ
夏山 なつやま
夏山家 なつやまが
山滴る やましたたる
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山野
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陰暦5月ごろの富士山
夏を迎えた富士
山に積もっていた雪が消え、富士登山の始まりを迎える
青富士 あおふじ
夏の富士 なつのふじ
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水系
にがしお
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赤潮
プランクトンの大量発生で海水が変色する現象こと
夏潮 なつじお
夏の潮 なつのしお
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水系
ふきい
ふけい
ふけゐ
水が絶え間なく噴き出ている井戸
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山野
やましたたる
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山の木々が葉の緑が、みずみずしくて青々としていること
巌滴り いわしたたり
崖滴り がけしたたり
涓滴 けんてき
苔滴り こけしたたり
五月山 さつきやま
滴り したたり
山滴り やましたたり
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