時候
季節やその月の異称を表わす季語。
季節感
あつさ
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気温の高い
暑い度合い
暑い季節
暑き日 あつきひ
暑き夜 あつきよ
暑苦し あつくるし
暑し あつし
暑 しょ
暑気 しょき
暑月 しょげつ
暑熱 しょねつ
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時間帯
かぎょう
なつあけ
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早く明ける夏の空やあたりが薄明るくなてっくる、午前4時から5時ころの様子
夏の暁 なつのあけ
夏未明 なつみめい
夏の夜明 なつのよあけ
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季節感
すずし
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温度や湿度が程よくて気持ちがいいこと
じっとしていても汗が吹き出す炎熱の夏の中で、一瞬の心地良さを感じること
朝涼 あさすず
影涼し かげすずし
鐘涼し かねすずし
月涼し つきすずし
露涼し つゆすずし
夏のほか なつのほか
夏のよそ なつのよそ
庭涼し にわすずし
晩涼 ばんりょう
燈涼し ひすずし
微涼 びりょう
水涼し みずすずし
夜涼 やりょう
夕涼 ゆうすず
宵涼し よいすずし
涼 りょう
涼意 りょうい
涼雨 りょうう
涼気 りょうき
涼風 りょうふう
涼味 りょうみ
涼夜 りょうや
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季節感
つゆすずし
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夏の朝霧がおりて涼しげなこと
夏の露 なつのつゆ
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暦
なつ
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四季のひとつ
二十四節気の立夏から立秋の前日までの期間
炎夏 えんか
炎帝 えんてい
九夏 きゅうか
三夏 さんか
朱夏 しゅか
祝融 しゅくゆう
夏場 なつば
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時間帯
なつのあさ
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早く夜が明ける夏のさわやかで清々しい朝の時間帯
夏あした なつあした
夏の夜明 なつのよあけ
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季節感
なつのいろ
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海の色や空の色、生い茂る樹々の色など、夏を感じさせるもの
夏景色 なつげしき
夏の匂 なつのにおい
夏の光 なつのひかり
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時間帯 天体
なつのひ
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夏の太陽
夏の一日
夏朝日 なつあさひ
夏日 かじつ、なつび
夏日影 なつひかげ
夏日向 なつひなた、なつびなた
夏夕日 なつゆうひ
日の夏 ひのなつ
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時間帯
なつのゆう
なつのゆふ
夏の夕方
日中の日差しもいくらかは和らいで、過ごしやすくなる時間帯
夏の暮 なつのくれ
夏夕 なつゆうべ
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時間帯
なつのよ
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昼間の暑さが和らぎ、やや過ごしやすくなる夏の夜
最近では熱帯夜になることも多い
夜半の夏 よわのなつ
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季節感
ひすずし
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夏の暑い一日が終わり夜の帳が下りるころ、家々に灯火が点ると涼しさにほっと安堵を覚えること
夏の灯、夏の燈 なつのひ
灯涼し ひすずし
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季節感
みじかよ
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夏の短い夜
春分の日から昼の時間が長くなり、夏至が一年で最も昼が長く夜が短くなる
明急ぐ あけいそぐ
明早し あけはやし
明易し あけやすし
夜のつまる よるのつまる
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