時候
季節やその月の異称を表わす季語。
暦
あき
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四季のひとつ
二十四節気*にじゅうしせっきの立秋から立冬の前日までの期間
秋の人 あきのひと
秋の宿 あきのやど
九秋 きゅうしゅう
三秋 さんしゅう
島の秋 しまのあき
野路の秋 のじのあき
ホ句の秋 ほくのあき
窓の秋 まどのあき
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季節感
あきうらら
しゅうれい
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秋晴れの心地よい気候
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季節感
あきじめり
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秋の長雨などで空気が湿っぽくなること
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季節感
あきすむ
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澄んだ秋の空気
清秋 せいしゅう
空澄む そらすむ
物の音澄む もののねすむ
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時間帯
あきのあさ
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秋のさわやかな朝の時間帯
秋暁 しゅうぎょう
秋朝 しゅうちょう
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時間帯
あきのくれ
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春の夕暮れどき
秋の夕 あきのゆう
秋の夕暮 あきのゆうぐれ
秋夕 しゅうせき
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季節感
あきのこえ
あきのこゑ
秋の気配
秋のもの寂しさを感じさせる、風雨・木の葉・虫の声・砧*きぬた
/ 木づちで布を打つときに用いる木や石の台などの物音
秋の音 あきのおと
秋声 しゅうせい
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時間帯
あきのひ
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秋の一日
秋の太陽
秋の朝日 あきのあさひ
秋の入日 あきのいりひ
秋の夕日 あきのゆうひ
秋日 あきひ、あきび
秋陽 あきひ
秋日影 あきひかげ
秋日射 あきひざし
秋日向 あきひなた
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時間帯
あきのひる
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秋の昼間
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季節感
あきのやみ
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秋の夜
秋の宵*よいの闇
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時間帯
あきのよ
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だんだんと長くなってくる秋の夜
秋の宵 あきのよい
秋夜 しゅうや
夜半の秋 よわのあき
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季節感
さわやか
さはやか
すがすがしくて気持ちのよいさま
さやか
さやけし
爽やぐ さわやぐ
秋爽 しゅうそう
爽気 そうき
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季節感
しゅうき
しうき
冷やかに澄んだ秋の空気
秋の気 あきのき
秋気澄む しゅうきすむ
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季節感
しゅうしょく
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秋の気配
秋の景色
秋をイメージさせる色
秋景色 あきげしき
秋の色 あきのいろ
秋の光 あきのひかり
秋光 しゅうこう
秋望 しゅうぼう
秋容 しゅうよう
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季節感
つるべおとし
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釣瓶*つるべが井戸の底まで落ちていくように、あっという間に日が暮れてしまうこと
秋の落日 あきのらくじつ
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季節感
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秋の冷気やものさびしさが、身に深くしみるように感じること
身に沁む みにしむ
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季節感
よなが
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秋の夜が長く感じられること
長夜 ちょうや
長き夜 ながきよ
夜長衆 よながしゅう
夜長妻 よながづま
夜長人 よながびと
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