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晩夏を紡ぐ言の葉【季語一覧】

行事

その季節に行われるイベントやお祭りなどの年中行事や、著名人の命日である「忌日」に関する季語。

 

青祈祷

   
 
現代的仮名
あおぎとう
歴史的仮名
あをぎたう
意味
旧暦 6月の丑の日に、稲の無事な成長を願って神社のお札を青田の上で振り回す行事
子季語
青箸の日年取 あおばしのとしとり
青箸の日 あおばしのひ
青屋祇園 あおやぎおん
青屋様 あおやさま
新箸の祝 しんばしのいわい
関連季語

朝顔市

祭事
 
現代的仮名
あさがおいち
歴史的仮名
あさがほいち
意味
7月6日から8日にかけて、東京都台東区下谷にある入谷鬼子母神*いりやきしきしもじん
/ 真源寺
で開かれる朝顔を売る市
子季語
入谷朝顔市 いりやあさがおいち
関連季語

愛宕の千日詣

神道
 
現代的仮名
あたごのせんにちもうで
歴史的仮名
あたごのせんにちまうで
意味
旧暦 6月24日*新暦 7月31日に、京都市右京区嵯峨愛宕町にある愛宕神社*あたごじんじゃで行われる鎮火祭*ちんかさいに参詣すること
 
新暦 7月31日夜から8月1日早朝にかけて参拝すると、千日分の火伏せのご利益があると言われている
子季語

関連季語

厳島祭

神道
 
現代的仮名
いつくしままつり
歴史的仮名

意味
旧暦 6月17日に、広島県廿日市市の宮島にある厳島神社*いつくしまじんじゃで行われる祭礼
子季語
管弦祭 かんげんさい
関連季語

忌火の御飯

宮中行事 
 
現代的仮名
いんびのごはん
歴史的仮名

意味
神今食*じんこんじき新嘗祭*にいなめさいのある月の一日に、神事始めとして天皇が、特別に斎み清めた火*いみきよめたひで炊いた御飯を召上る*めしあがる
 
旧暦6月と12月の月次祭*つきなみさいの夜に行われた祭祀 神今食と、旧暦11月の2回目の卯の日*新暦 11月23日に行われていた祭祀 新嘗祭に、天皇が皇祖神 天照大神*あまてらすおおみかみに、特別に斎み清めた火で炊いた御飯を供え、天皇自身も共食する儀式
子季語
斎火の御飯、忌日の御飯 いんびのごはん
忌日の御飯を供ず いんびのごはんをくうず
関連季語

海の日

祝日
 
現代的仮名
うみのひ
歴史的仮名

意味
国民の祝日のひとつ
 
海の恩恵*おんけい
/ 恵み
に感謝するとともに、海洋国 日本の繁栄を願う日
もともとは7月20日だったが、2003年からは7月の第3月曜日となっている
子季語

関連季語

閻魔参

仏教
 
現代的仮名
えんままいり
歴史的仮名
えんままゐり
意味
大王を参拝すること
 
特に正月の1月16日の「初閻魔」、7月16日の「大斎日」は、地獄の釜の蓋が開いて、罪人も責め苦を免れるとされている
子季語
井戸浚 いどさらえ
閻王 えんおう
閻魔の斎日 えんまのさいじつ
閻魔詣 えんまもうで
十王詣 じゅうおうもうで
大斎日 だいさいにち
関連季語

大山詣

神道
 
現代的仮名
おおやまもうで
歴史的仮名
おほやまもうで
意味
7月日に、神奈川県伊勢原市にある大山阿夫利神社*おおやまあふりじんじゃに参詣すること
子季語
大山臼 おおやまうす
大山祭 おおやままつり
納太刀 おさめだち
石尊詣 せきそんもうで
初山 はつやま
盆山 ぼんやま
関連季語

形代

神事
 
現代的仮名
かたしろ
歴史的仮名

意味
1年の折り返しとなる旧暦 6月30日に全国各地の神社で行われる神事 夏越の祓*なごしのはらえに用いる薄い白紙を人の形に似せて切ったもの
 
形代に自分の名を書き、息を吹きかけたり、身体を撫*でたりして、半年の間に身に溜まった穢*けがれを移して川に流し、残り半年の無病息災*むびょうそくさいを祈願する
子季語
贖物 あがもの
関連季語

河童忌

忌日
 
現代的仮名
かっぱき
歴史的仮名

意味
大正時代から昭和初期の小説家 芥川龍之介*あくたがわ りゅうのすけの命日 7月24日
 
代表作の短編小説「河童」にちなんで「河童忌」とよばれている
子季語
芥川忌 あくたがわき
餓鬼忌 がきき
澄江堂忌 ちょうこうどうき
龍之介忌 りゅうのすけき
関連季語

鎌倉カーニバル

祭事
 
現代的仮名
かまくらかーにばる
歴史的仮名

意味
8月上旬の日曜日に、神奈川県鎌倉市にある相模湾に面した由比ヶ浜海岸*ゆいがはまかいがんで行なわれていたイベント
 
フランスのニースで見た謝肉祭*カーニバルに感銘を受けた、久米正雄*くめ まさお大佛次郎*おさらぎ じろうなど鎌倉文士*かまくらぶんし
/ 鎌倉市に住む文学者の総称
たちが発案し、1934年*昭和9年から、戦争で中断した8年間を除き1962年*昭和37年まで続いた
子季語

関連季語

唐崎参

神事
 
現代的仮名
からさきまいり
歴史的仮名
からさきまゐり
意味
7月28日と29日に、滋賀県大津市唐崎にある一つ松神社*ひとつまつじんじゃに参詣すること
子季語
唐崎の千日参 からさきのせんにちまいり
唐崎の祓 からさきのはらい
唐崎祭 からさきまつり
関連季語

祇園祭

神道
 
現代的仮名
ぎおんまつり
歴史的仮名

意味
7月1日から31日まで1ヶ月間にわたって、京都市東山区祇園町にある八坂神社*やさかじんじゃで行われる祭礼
子季語
祇園会 ぎおんえ、ぎをんゑ
祇園囃 ぎおんばやし
二階囃 にかいばやし
鉾立 ほこたて
鉾の児 ほこのちご
鉾町 ほこまち
神輿洗 みこしあらい
無言詣 むごんもうで
宵飾 よいかざり
宵宮詣 よいみやもうで
宵山 よいやま
関連季語

季吟忌

忌日
 
現代的仮名
きぎんき
歴史的仮名

意味
江戸中期の俳人 北村季吟*きたむら きぎんの命日 旧暦 6月15日
子季語
拾穂軒忌 しゅうすいけんき
関連季語

草田男忌

忌日
 
現代的仮名
くさたおき
歴史的仮名

意味
昭和時代の俳人・国文学者 中村草田男*なかむら くさたおの命日 8月5日
子季語
炎熱忌 えんねつき
関連季語

桑名祭

神道
 
現代的仮名
くわなまつり
歴史的仮名
くはなまつり
意味
旧暦 8月18日*新暦 8月5日から7日に、三重県桑名市にある春日神社*かすがじんじゃで行われる祭礼
子季語
石採神事 いしとりしんじ
石取祭 いしとりまつり
比与利祭 ひようりまつり
関連季語

源信忌

忌日
 
現代的仮名
げんしんき
歴史的仮名

意味
平安時代中期の天台宗の僧 恵心僧都 源信*えしんそうず げんしんの命日 旧暦 6月10日
子季語
恵信忌 えしんき
関連季語

原爆忌

忌日
 
現代的仮名
げんばくき
歴史的仮名

意味
1945年*昭和20年の第二次世界大戦の終わりの8月6日の広島、8月9日の長崎に投下された原子爆弾による大惨事*だいさんじ慰霊*いれいするための行事
子季語
浦上忌 うらかみき
原爆の日 げんばくのひ
広島忌 ひろしまき
長崎忌 ながさきき
平和祭 へいわさい
関連季語

光琳忌

忌日
 
現代的仮名
こうりんき
歴史的仮名
くわうりんき
意味
江戸中期の画家 尾形光琳*おがた こうりんの命日 旧暦 6月2日
子季語

関連季語

氷の朔日

宮中行事
 
現代的仮名
こおりのついたち
歴史的仮名

意味
旧暦 6月1日に、宮中で、氷室*ひむろに保存した氷を取り出して、群臣*ぐんしん
/ 多くの家臣
に配る儀式 氷室の節会*ひむろのせちえが行われていた
子季語
氷餅 こおりもち
氷餅造る こおりもちつくる
氷を供ず こおりをくうず
氷餅 ひもち
関連季語

座頭の納涼

宗教
 
現代的仮名
ざとうのすずみ
歴史的仮名

意味
江戸時代の旧暦 6月19日に、京都府京都市下京区仏光寺西町にあった清聚庵*せいじゅあん当道流盲人*とうどうりゅうぼうじんが行なった法会
子季語
涼み積塔 すずみしゃくとう
涼の塔 すずみのとう
関連季語

座摩祭

神道
 
現代的仮名
ざままつり
歴史的仮名

意味
7月21日から23日にかけて、大阪市中央区久太郎町にある座摩神社*いかすりじんじゃで行われる祭礼
子季語
座間の御祓 ざまのみそぎ
関連季語

杉風忌

忌日
 
現代的仮名
さんぷうき
歴史的仮名
江戸前期から中期の俳人 杉山杉風*まつせ せいせいの命日 旧暦 6月13日
意味
鯉屋忌 こいやき
子季語

関連季語

塩釜祭

神道
 
現代的仮名
しおがままつり
歴史的仮名
しほがままつり
意味
7月10日に、宮城県塩釜市にある鹽竈神社*しおがまじんじゃで行われる祭
子季語
塩釜港祭 しおがまみなとまつり
水替神事 みずかえしんじ
関連季語

涼み浄瑠璃

民俗芸能
 
現代的仮名
すずみじょうるり
歴史的仮名
すずみじやうるり
意味
夏の暑さを避けて、屋外や貸席などで素人が行う浄瑠璃
子季語

関連季語

住吉の潮湯

神事
 
現代的仮名
すみよしのしおゆ
歴史的仮名

意味
旧暦 6月14日に、大阪市住吉区にある住吉大社*すみよしたいしゃで行われる住吉祭*すみよしまつり神輿*みこしを海で清め洗う神事
子季語
御湯祭 おゆまつり
住吉御輿洗神事 すみよしみこしあらいのしんじ
関連季語

志度寺祭

仏教
 
現代的仮名
しどでらまつり
歴史的仮名

意味
7月16日に、香川県さぬき市にある志度寺*しどでらで行われる法会
子季語
志度寺八講 しどでらはっこう
志度詣 しどまいり
十六度市 じゅうろくどいち
十六度会 じゅうろくどえ
関連季語

品川祭

神道
 
現代的仮名
しながわまつり
歴史的仮名
しながはまつり
意味
6月7日ごろの日曜日を含む3日間に、東京千代田区永田町にある品川神社*しながわじんじゃの「北の天王祭」と、荏原神社*えばらじんじゃの「南の天王祭」の合同の祭礼
子季語
えんこう祭 えんこうまつり
河童祭 かっぱまつり
かめ祭 かめまつり
川裾祭 かわすそまつり
川祭 かわまつり
品川河童祭 しながわかっぱまつり
品川天王祭 しながわてんのうまつり
水神祭 すいじんまつり
関連季語

下加茂の御祓

神事
 
現代的仮名
しもかものみそぎ
歴史的仮名

意味
8月立秋の前日に、京都市左京区にある賀茂御祖神社*かもみおやじんじゃ
/ 下鴨神社
境内にある御手洗池*みたらしいけで行われる夏越の祓の神事
子季語
五十串 いぐし
矢取の神事 やとりのしんじ
関連季語

秋桜子忌

忌日
 
現代的仮名
しゅうおうしき
歴史的仮名

意味
大正から昭和期の俳人・医師 水原秋桜子*みずはら きゅうおうこの命日 7月17日
子季語
紫陽花忌 あじさいき
喜雨亭忌 きうていき
群青忌 ぐんじょうき
関連季語

 

 

楸邨忌

忌日
 
現代的仮名
しゅうそんき
歴史的仮名
しうそんき
意味
昭和から平成期の俳人 加藤楸邨*かとう しゅうそんの命日 7月3日
子季語
達谷忌 たっこくき
関連季語

茅の輪

神事
 
現代的仮名
ちのわ
歴史的仮名

意味
一年の折り返しとなる6月30日に全国各地の神社で行われる神事 夏越の祓*なごしのはらえに用いる、茅を束ねて作られた大きな輪
 
神社の参道に設置された茅の輪を、参拝者がくぐり身についた穢*けがれを祓*はらい、厄払い、疫病退散*えきびょうたいさん無病息災*むびょうそくさいを願う習慣
子季語
菅抜、菅貫 すがぬき
関連季語

佃祭

神道
 
現代的仮名
つくだまつり
歴史的仮名

意味
8月6日と7日に、東京都中央区にある住吉神社*すみよしじんじゃで行われる祭礼
子季語
佃島住吉祭 つくだじますみよしまつり
関連季語

津島祭

神道
 
現代的仮名
つしままつり
歴史的仮名

意味
旧暦 6月14日と15日に、愛知県津島市にある津島神社*つしまじんじゃで行われる祭礼
子季語
蘆の神輿 あしのみこし
川船祭 かわふねまつり
提灯鉾 ちょうちんほこ
提灯祭 ちょうちんまつり
津島天王祭 つしまてんのうまつり
津島笛 つしまぶえ
天王川船祭 てんのうかわふねまつり
神葭流し みよしながし
関連季語

天神祭

神道
 
現代的仮名
てんじんまつり
歴史的仮名

意味
旧暦 6月25日*新暦 7月25日に、大阪市北区にある大阪天満宮*おおさかてんまんぐうで行われる祭
日本の各地にある天神社*天満宮で開催される祭
 
大阪の天神祭は、京都の祇園祭、東京の神田祭とともに、日本三大祭のひとつに数えられている
子季語
御迎人形 おむかえにんぎょう
川渡御 かわとぎょ
献茶舟 けんちゃぶね
天満の御祓 てんまのおはらい
天満祭 てんままつり、てんまんまつり
どんどこ舟 どんどこぶね
船祭 ふなまつり
鉾流しの神事 ほこながしのしんじ
関連季語

名古屋場所

伝統芸能
 
現代的仮名
なごやばしょ
歴史的仮名

意味
7月に名古屋で行われる相撲興行
子季語
七月場所 しちがつばしょ
関連季語

夏神楽

伝統芸能
 
現代的仮名
なつかぐら
歴史的仮名

意味
夏祭りまたは夏越祓*なごしのはらえの際に演じられる神楽
子季語
川社、河社 かわやしろ
夏越神楽 なごしかぐら
名越の神楽 なごしのかぐら
関連季語

夏念仏

仏教
 
現代的仮名
なつねんぶつ
歴史的仮名

意味
夏の土用に念仏を唱えて修行すること
子季語
夏ねぶつ なつねぶつ
関連季語

野馬追

神事
 
現代的仮名
のまおい
歴史的仮名
のまおひ
意味
7月23日から3日間に、福島県南相馬市の太田神社*おおたじんじゃ小高神社*そうまじんじゃ、相馬市の中村神社*なかむらじんじゃの三社が合同で行う祭事
子季語
相馬の野馬追 そうまののまおい
野馬追祭 のまおいまつり
野馬掛、野馬懸 のまがけ
関連季語

博多祇園山笠

神道
 
現代的仮名
はかたぎおんやまかさ
歴史的仮名
はかたぎをんやまがさ
意味
7月1日から15日にかけて、福岡市博多にある 櫛田神社*くしだじんじゃで行われる祭礼
子季語
追山笠 おいやまがさ
博多祇園祭 はかたぎおんまつり
博多祭 はかたまつり
博多山笠 はかたやまかさ
山笠 やまかさ、やまがさ
関連季語

巴里祭

記念日
 
現代的仮名
ぱりさい
歴史的仮名

意味
フランス革命の記念日 7月14日に行われる祭
 
フランスの映画監督 ルネ=クレール*René Clairの映画「Quatorze Juillet*キャトーズ・ジュイエ
/ / 7月14日
」の邦題として「巴里祭」と訳されたことから、日本ではこの日をパリ祭と呼んでいる
子季語
カートルズ・ジュイエ
フランス革命記念日 ふらんすかくめいきねんび
パリー祭 ぱりーさい
関連季語

鎮火祭

神事
 
現代的仮名
ちんかさい
ひしずめのまつり
ほしずめのまつり
歴史的仮名
ひしづめのまつり
意味
旧暦 6月と12月の晦日*みそかの夜に、火災を防ぎ、鎮*しずめるための祭事
子季語

関連季語

不死男忌

忌日
 
現代的仮名
ふじおき
歴史的仮名
ふじをき
意味
昭和期の俳人 秋元不死男*あきもと ふじおの命日 7月25日
子季語
甘露忌 かんろき
万座忌 まんざき
関連季語

富士詣

神事
 
現代的仮名
ふじもうで
歴史的仮名
ふじまうで
意味
富士山の山開きである旧暦 6月1日*新暦 7月1日を機に、頂上にある浅間大社*せんげんたいしゃ / 富士権現に参詣すること
子季語
お頂上 おちょうじょう
お鉢廻り おはちまわり
影富士 かげふじ
山上 さんじょう
山上詣 さんじょうもうで
篠小屋 しのごや
浅間講 せんげんこう
富士行者 ふじぎょうじゃ
富士講 ふじこう
富士禅定 ふじぜんじょう
富士道者 ふじどうじゃ
富士の御判 ふじのごはん
富士山開 ふじやまびらき
関連季語

茅舎忌

忌日
 
現代的仮名
ぼうしゃき
歴史的仮名

意味
昭和初期の俳人 川端茅舎*かわばた ぼうしゃの命日 7月17日
子季語

関連季語

鬼灯市

祭事
 
現代的仮名
ほおずきいち
歴史的仮名

意味
四万六千日の縁日である7月10日と前日の9日に、東京都台東区浅草にある浅草寺*せんそうじの境内に立つ、ほおずきを売る市
子季語
四萬六千日 しまんろくせんにち
十日詣 とおかまいり
六千日さま ろくせんにちさま
関連季語

御祓

神事
 
現代的仮名
みそぎ
歴史的仮名

意味
旧暦6月の晦日*みそかに、災厄を除くために神社などで行われる神事
子季語
麻の葉流す あさのはながす
荒和の祓 あらにこのはらえ
形代流 かたしろながす
川祓 かわばらえ
川社 かわやしろ
菅貫 すがぬき
住吉の禊 すみよしのみそぎ
茅の輪 ちのわ
名越、夏越 なごし
名越の祓、夏越の祓 なごしのはらえ
夏祓 なつはらえ
撫物 なでもの
七瀬の御祓 ななせのみそぎ
祓 はらえ
禊 みそぎ
御祓川 みそぎがわ
六月の祓 みなづきのはらえ
夕祓 ゆうばらえ
輪越祭 わごしまつり
関連季語

御手洗詣

神道
 
現代的仮名
みたらしもうで
歴史的仮名

意味
夏の土用の丑の日に、京都市左京区にある下鴨神社*しもがもじんじゃ
/ 糺宮
の東側を流れる御手洗川*みたらしがわに足をつけて邪気を祓い、無病息災*むびょうそくさいを祈る行事に参詣すること
子季語
糺の涼み ただすのすずみ
御手洗川 みたらしがわ
矢取の神事 やとりのしんじ
関連季語

妙心寺虫払

仏教
 
現代的仮名
みょうしんじむしばらい
歴史的仮名

意味
京都市右京区にある妙心寺*みょうしんじで行われる虫干し行事
 
梅雨の明けた7月下旬の土用の日に、妙心寺の経蔵*きょうぞうに収められた経典*きょうてんを、800箱の箱から取り出して、虫害やかびを防ぐために風を入れたり陰干しにすること
子季語

関連季語

弥彦燈籠祭

神道
 
現代的仮名
やひことうろうまつり
歴史的仮名

意味
7月24日から26日にかけて、新潟県西蒲原郡弥彦村にある弥彦神社*やひこじんじゃで行われる大祭
子季語

関連季語

山開

季節行事 神事
 
現代的仮名
やまびらき
歴史的仮名

意味
夏山のシーズンの初めに、その年の登山の安全を祈願して、各山で行われる儀式
子季語
ウェストン祭 うぇすとんさい
開山祭 かいざんさい
戸開け とあけ
富士の山開 ふじのやまびらき
関連季語

湯殿詣

宗教
 
現代的仮名
ゆどのもうで
歴史的仮名
ゆどのまうで
意味
出羽三山*でわさんざんのひとつである湯殿山*ゆどのさんに登って参拝すること
子季語
月山祭 がっさんまつり
湯殿行 ゆどのぎょう
湯殿垢離 ゆどのごり
関連季語

節折

宮中行事
 
現代的仮名
よおり
歴史的仮名
よをり
意味
旧暦 6月と12月の晦日*みそかに、宮中で行われる行事
 
天皇、皇后、皇太子のそれぞれの体を竹で測り、身長と同じ長さに竹を折るという祓いの儀式
子季語

関連季語

吉野の蛙飛

仏教
 
現代的仮名
よしののかわずとび
歴史的仮名

意味
7月7日に、奈良県吉野郡吉野町にある金峰山寺*きんぷせんじ蓮華会*れんげえで行われる奇祭
 
カエルに扮した人が、太鼓台に乗って吉野山を練り歩き、蔵王堂*ざおうどうで人間に戻る儀式
子季語
蛙飛 かわずとび
蔵王堂蛙飛 ざおうどうかわずとび
蓮華会 れんげえ
蓮華大法要 れんげだいほうよう
関連季語

龍王祭

祭事
 
現代的仮名
りゅうおうまつり
歴史的仮名

意味
7月下旬に、栃木県日光市にある鬼怒川温泉*きぬがわおんせん川治温泉*かわじおんせん地区で行われる祭
子季語

関連季語

露伴忌

忌日
 
現代的仮名
ろはんき
歴史的仮名

意味
明治から昭和の小説家 幸田露伴*こうだ ろはんの命日 7月30日
子季語
蝸牛忌 かぎゅうき
関連季語

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