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仲夏を紡ぐ言の葉【季語一覧】

行事

その季節に行われるイベントやお祭りなどの年中行事や、著名人の命日である「忌日」に関する季語。

 

愛染祭

仏教
 
現代的仮名
あいぜんまつり
歴史的仮名

意味
6月30日から7月2日の3日間に、大阪市天王寺区夕陽丘町にある愛染堂 勝鬘院*あいぜんどう しょうまんいん
/ 愛染さん
で行われる祭
子季語
愛染参 あいぜんまいり
勝鬘会 しょうまんえ
勝鬘参 しょうまんまいり
関連季語

県祭

神事
 
現代的仮名
あがたまつり
歴史的仮名

意味
京都府宇治市にある縣神社*あがたじんじゃで行われる奇祭
 
6月6日の午前0時から翌6日にかけて、灯火を消した暗闇のなかで、梵天*ぼんてんと呼ばれる白い奉書紙*ほうしょし
/ コウゾを原料とする和紙
を玉状に束ねた神輿*みこしを担いで練り歩く
子季語
くらやみ祭 くらやみまつり
関連季語

熱田祭

神道
 
現代的仮名
あつたまつり
歴史的仮名

意味
6月5日に、愛知県名古屋市熱田区にある熱田神宮*あつたじんぐうで行われる祭
子季語
尚武会 しょうぶえ
尚武祭 しょうぶまつり
巻藁船 まきわらぶね
関連季語

栄西忌

忌日
 
現代的仮名
えいさいき
歴史的仮名

意味
鎌倉時代の日本臨済宗の宗祖 栄西*えいさいの命日 旧暦 7月5日
子季語
建仁寺開山忌 けんじんじかいざんき
関連季語

桜桃忌

忌日
 
現代的仮名
おうとうき
歴史的仮名
あうたうき
意味
大正末期から昭和前期の小説家 太宰治*だざい おさむの命日 旧暦 6月19日
子季語
太宰忌 だざいき
関連季語

慰霊の日

記念日
 
現代的仮名
いれいのひ
歴史的仮名

意味
沖縄戦での戦没者を追悼する日として、沖縄県が制定している記念日 6月23日
 
第二次世界大戦末期に沖縄県民を巻き込んだ地上戦 沖縄戦が「1945年6月23日」に事実上の終結を迎えた
子季語
沖縄慰霊の日 おきなわいれいのひ、おきなはいれいのひ
沖縄忌 おきなわき、おきなはき
関連季語

御田植祭

農業祭事
 
現代的仮名
おたうえまつり
歴史的仮名
おたうゑまつり
意味
夏の田植えを始める際に、各地で行われる田の神に豊作を祈る神事
子季語
御田 おんだ
御田祭 おんだまつり
神植 かみうえ
関連季語

尾山祭

神道
 
現代的仮名
おやままつり
歴史的仮名
をやままつり
意味
6月の中旬に、石川県金沢市にある尾山神社*おやまじんじゃで行われる大祭
 
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将で、加賀藩の祖 前田利家*まえだ としいえが、1583年6月14日に、金沢城に入城したことに由来する
子季語
百万石行列 ひゃくまんごくぎょうれつ
百万石祭 ひゃくまんごくまつり
封国祭 ほうこくまつり
関連季語

鑑真忌

忌日
 
現代的仮名
がんじんき
歴史的仮名

意味
唐代の高僧で、日本の律宗の開祖 鑑真*がんじんの命日 旧暦 5月6日
子季語

関連季語

関帝祭

祭事
 
現代的仮名
かんていさい
歴史的仮名
くわんていさい
意味
旧暦 5月13日に、三国志の英雄 関羽*かん うの生誕を祝う行事
子季語
関羽祭 かんうさい
武聖祭 ぶせいさい
関連季語

キューリー祭

祭事
 
現代的仮名
きゅーりーさい
歴史的仮名

意味
7月第4日曜日に、鳥取県東伯郡三朝町にある、ラドン含有量を誇る三朝温泉*みささおんせんで、ラジウムの発見者であるフランスの物理学者 マリー・キュリー夫人の功績を称えるとともに、温泉の恵みに感謝する祭
子季語
キュリー忌 きゅりーき
関連季語

九度参

神道
 
現代的仮名
くどまいり
歴史的仮名

意味
旧暦 6月9日に、京都市上京区にある北野天満宮*きたのてんまんぐうで本社と境内にある東向観音堂*ひがしむきかんのんじとの間を9回行き来して参詣すること
子季語
北野の九度参 きたののくどまいり
関連季語

鞍馬の竹伐

仏事
 
現代的仮名
くらまのたけきり
歴史的仮名

意味
6月20日に、京都市左京区鞍馬本町にある鞍馬寺*くらまでら蓮華会*れんげえで行われる、五穀豊穣*ごこくほうじょうを祈る行事
子季語
鞍馬の竹伐会式 くらまのたけきりえしき
鞍馬の蓮華会 くらまのれんげえ
竹伐 たけきり
竹伐会 たけきりえ
蓮華会 れんげえ
関連季語

削掛の冑

季節行事
 
現代的仮名
けずりかけのかぶと
歴史的仮名
けづりかけのかぶと
意味
柳や桧の枝をカンナで薄くそいでつくった、端午の節句*たんごのせっくの飾り兜
子季語
削掛の甲 けずりかけのかぶと
関連季語

三枝祭

神道
 
現代的仮名
さいくささい
さいくさまつり
みくささい
歴史的仮名

意味
6月17日に、奈良市本子守町にある率川神社*いさかわじんじゃで行われた祭礼
子季語

関連季語

五月忌

忌日
 
現代的仮名
さつきいみ
歴史的仮名

意味
旧暦 5月を婚姻*こんいんをさけるべき月としたこと
子季語
雨づつみ あめづつみ
女の家 おんなのいえ
女天下の日 おんなてんかのひ
霖雨斎み ながめいみ
関連季語

五月狂言

伝統芸能
 
現代的仮名
さつききょうげん
歴史的仮名
さつききやうげん
意味
江戸時代の旧暦 5月5日から6月にかけて行われた歌舞伎の興行
子季語
皐月狂言 さつききょうげん
曽我祭 そがまつり
関連季語

早苗饗

神事
 
現代的仮名
さなぶり
歴史的仮名

意味
田植えが終わった後に行う、田植を無事終えたことを感謝し、田の神を送る行事
または、そのための祝宴や休日
子季語
田植仕舞 たうえじまい
関連季語

山王祭

神道
 
現代的仮名
さんのうまつり
歴史的仮名
さんわうまつり
意味
6月7日から16日に、東京千代田区永田町にある日枝神社*ひえじんじゃで行われる祭礼
子季語
江戸山王祭 えどさんのうまつり
山王祭 さんのうまつり
天下祭 てんかまつり
東京山王祭 とうきょうさんのうまつり
日枝祭 ひえまつり
関連季語

至聖祭

宗教
 
現代的仮名
しせいさい
歴史的仮名

意味
聖霊降臨祭の次の日曜日
三位一体の教儀を賛美し礼拝する祭日
 
三位一体*さんみいったいとは、キリスト教で、父なる神、子なるイエス・キリスト、聖霊はひとつの同じ神であり、唯一の神が3つの姿となって現れたものであるとされている
子季語
三位祭 さんみさい
聖三位祭 せいさんみさい
関連季語

品川祭

神道
 
現代的仮名
しながわまつり
歴史的仮名
しながはまつり
意味
6月7日頃の日曜日を含む3日間に、東京都品川区北品川にある荏原神社*えばらじんじゃの「南の天王祭」と品川神社*しながわじんじゃの「北の天王祭」の2つの天王祭が合同で行われる祭礼
子季語
品川河童祭 しながわかっぱまつり
品川天王祭 しながわてんのうさい
関連季語

丈山忌

忌日
 
現代的仮名
じょうざんき
歴史的仮名

意味
安土桃山時代から江戸初期の漢詩人・書家 石川丈山*いしかわ じょうざんの命日 旧暦 5月23日
子季語

関連季語

士朗忌

忌日
 
現代的仮名
しろうき
歴史的仮名

意味
江戸時代後期の医師・俳人 井上士朗*いのうえ しろうの命日 旧暦 5月16日
子季語
枇杷園忌 びわえんき
関連季語

住吉の御田植

神事 農業祭事
 
現代的仮名
すみよしのおたうえ
歴史的仮名
すみよしのおたうゑ
意味
6月14日に、大阪市住吉区にある住吉大社*すみよしたいしゃで行われる、神田に苗を植える神事
子季語

関連季語

聖心祭

宗教
 
現代的仮名
せいしんさい
歴史的仮名

意味
キリスト教の祭日のひとつ
聖霊降臨祭後二十日目の金曜日
 
イエス・キリストの求めた善徳をたたえる祝日
子季語
イエズスの聖心の月 いえずすのせいしんのつき
関連季語

聖体祭

宗教
 
現代的仮名
せいたいさい
歴史的仮名

意味
キリスト教の祭日のひとつ
三位祭の後の最初の木曜日
 
イエス・キリストを意味する聖体をあがめる祝日
子季語
聖体降福式 せいたいこうふくしき
関連季語

聖ペテロ・パウロ祭

宗教
 
現代的仮名
せいぺとろぱうろさい
歴史的仮名

意味
6月29日に、教会の礎となったキリスト教の二大聖人 聖ペトロと聖パウロを祝う日
 
初代のローマ教皇 聖ペトロと異邦人の使徒 聖パウロは、6月29日にローマで殉教*じゅんきょう
/ 信仰する宗教のために、自己の生命を犠牲にすること
したとされている
子季語

関連季語

聖ヨハネ祭

宗教
 
現代的仮名
せいよはねさい
歴史的仮名

意味
キリスト教の祭日のひとつ
 
6月24日に、洗礼者 ヨハネの生誕を祝う日
子季語
ミッドサマーデー
ミッドサマーナイト
ミッドサマーマッド
関連季語

聖霊降臨祭

宗教
 
現代的仮名
せいれいこうりんさい
歴史的仮名

意味
キリスト教の祭日のひとつ
 
キリスト復活後50日目に、使徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する祝日
子季語
精霊祭 せいれいさい
関連季語

蝉丸忌

忌日
 
現代的仮名
せみまるき
歴史的仮名

意味
平安時代の歌人 蝉丸*せみまるの命日 旧暦 5月24日
子季語
逆髪忌 さかがみき
逆髪祭 さかがみまつり
関明神祭 せきのみょうじんさい
蝉丸祭 せみまるまつり
関連季語

 

 

曾我祭

祭事 伝統芸能
 
現代的仮名
そがまつり
歴史的仮名

意味
曽我兄弟のあだ討ちのあった旧暦 5月28日を中心に、江戸の歌舞伎劇場で行われていた祭礼
 
曽我兄弟*そがきょうだいとは、鎌倉初期の武人で、父親の仇である平安末期から鎌倉初期の武士 工藤祐経*くどう すけつねを討った兄 十郎祐成*じゅうろうすけなりと弟 五郎時致*ごろうときむねのこと
子季語

関連季語

薪能

神事 伝統芸能
 
現代的仮名
たきぎのう
歴史的仮名

意味
野外に設けられた能舞台の周囲に篝火*かがりびを焚いて、その中で演じられる能楽
子季語
芝能 しばのう
薪猿楽 たたぎさるがく
若宮能 わかみやのう
関連季語

父の日

記念日
 
現代的仮名
ちちのひ
歴史的仮名

意味
6月の第3日曜日に、子どもたちが父親に感謝をささげる日
または、父親になった子どもが亡くなった父親を偲ぶ日
子季語

関連季語

伝教會

忌日
 
現代的仮名
でんきょうえ
歴史的仮名
でんげうゑ
意味
平安初期の天台宗の開祖 最澄*さいちょうの命日である 旧暦 6月4日に、滋賀県大津市坂本本町にある比叡山 延暦寺*ひえいざん えんりゃくじで行われる法会
子季語
延暦寺六月会 えんりゃくじみなづきえ
最澄忌 さいちょうき
山家会 さんげえ
長講会 ちょうこうえ
伝教会 でんきょうえ
伝教大師忌 でんぎょうだいしき
六月会 みなづきえ
関連季語

道頓忌

忌日
 
現代的仮名
どうとんき
歴史的仮名
だうとんき
意味
安土桃山時代から江戸初期の土木家で道頓堀の開削者 安井道頓*なりやす どうとんの命日 旧暦 5月8日
子季語

関連季語

時の記念日

記念日
 
現代的仮名
ときのきねんび
歴史的仮名

意味
6月10日
 
日本の第38代天皇 天智天皇*てんじてんのうが、漏刻*ろうこく
/ 水時計
鐘鼓*しょうこ
/ 鐘と太鼓
を用いて、日本で初めて人々に時の知らせが知らせたことに由来する記念日
子季語
時の日 ときのひ
関連季語

独立祭

祭事
 
現代的仮名
どくりつさい
歴史的仮名

意味
アメリカの独立記念日 7月4日
子季語

関連季語

業平忌

忌日
 
現代的仮名
なりひらき
歴史的仮名

意味
平安時代の歌人 在原業平*ありわら の なりひらの命日 旧暦 5月28日
子季語
在五忌 ざいごき
関連季語

花の日

宗教
 
現代的仮名
はなのひ
歴史的仮名

意味
6月第2日曜日に行われるキリスト教の行事のひとつ
 
花も人も神様から与えられ、守られ、愛されていることを感謝する日
子季語
花の日曜 はなのにちよう
薔薇の日曜 ばらのにちよう
関連季語

富士垢離

宗教
 
現代的仮名
ふじごり
歴史的仮名

意味
富士山の山開きの前に、富士講の山伏が水垢離*みずごりという冷水を浴びて身を清める行為をすること
子季語
富士行 ふじぎょう
富士小屋 ふじごや
関連季語

北枝忌

忌日
 
現代的仮名
ほくしき
歴史的仮名

意味
江戸前期から中期の俳人 立花北枝*たちばな ほくしの命日 旧暦 5月12日
子季語
趙子忌 ちょうしき
関連季語

頼政忌

忌日
 
現代的仮名
よりまさき
歴史的仮名

意味
平安後期の武将・歌人 源頼政*みなもと の よりまさの命日 旧暦 5月26日
子季語
源三位忌 げんさんみき
関連季語

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