PR

仲夏の季語を紡ぐ言の葉たち ー行事ー

行事

その季節に行われる伝統的な祭りや祝い事、年中行事を表す言葉。また、著名人の命日である「忌日」もこの分類に含まれる。

長い歴史の中で受け継がれてきた、地域ごとの風習や信仰、社会の習慣と深く結びついている。

記念日

慰霊の日
現代的仮名
いれいのひ
歴史的仮名
―
意味
沖縄戦での戦没者を追悼する日として、沖縄県が制定している記念日 6月23日
 
第二次世界大戦末期に沖縄県民を巻き込んだ地上戦 沖縄戦が「1945年6月23日」に事実上の終結を迎えた
子季語
沖縄慰霊の日 おきなわいれいのひ、おきなはいれいのひ
沖縄忌 おきなわき、おきなはき
関連季語
―
父の日
現代的仮名
ちちのひ
歴史的仮名
―
意味
6月の第3日曜日に、子どもたちが父親に感謝をささげる日
または、父親になった子どもが亡くなった父親を偲ぶ日
子季語
―
関連季語
―
時の記念日
現代的仮名
ときのきねんび
歴史的仮名
―
意味
6月10日
 
日本の第38代天皇 天智天皇*てんじてんのうが、漏刻*ろうこく
/ 水時計
と鐘鼓*しょうこ
/ 鐘と太鼓
を用いて、日本で初めて人々に時の知らせが知らせたことに由来する記念日
子季語
時の日 ときのひ
関連季語
―
県祭
現代的仮名
あがたまつり
歴史的仮名
―
意味
京都府宇治市にある縣神社*あがたじんじゃで行われる奇祭
 
6月6日の午前0時から翌6日にかけて、灯火を消した暗闇のなかで、梵天*ぼんてんと呼ばれる白い奉書紙*ほうしょし
/ コウゾを原料とする和紙
を玉状に束ねた神輿*みこしを担いで練り歩く
子季語
くらやみ祭 くらやみまつり
関連季語
―
独立祭
現代的仮名
どくりつさい
歴史的仮名
―
意味
アメリカの独立記念日 7月4日
子季語
―
関連季語
―

神道

県祭
現代的仮名
あがたまつり
歴史的仮名
―
意味
京都府宇治市にある縣神社*あがたじんじゃで行われる奇祭
 
6月6日の午前0時から翌6日にかけて、灯火を消した暗闇のなかで、梵天*ぼんてんと呼ばれる白い奉書紙*ほうしょし
/ コウゾを原料とする和紙
を玉状に束ねた神輿*みこしを担いで練り歩く
子季語
くらやみ祭 くらやみまつり
関連季語
―
 
神社祭祀
熱田祭
現代的仮名
あつたまつり
歴史的仮名
―
意味
6月5日に、愛知県名古屋市熱田区にある熱田神宮*あつたじんぐうで行われる祭
子季語
尚武会 しょうぶえ
尚武祭 しょうぶまつり
巻藁船 まきわらぶね
関連季語
―
 
神社祭祀
尾山祭
現代的仮名
おやままつり
歴史的仮名
をやままつり
意味
6月の中旬に、石川県金沢市にある尾山神社*おやまじんじゃで行われる大祭
 
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将で、加賀藩の祖 前田利家*まえだ としいえが、1583年6月14日に、金沢城に入城したことに由来する
子季語
百万石行列 ひゃくまんごくぎょうれつ
百万石祭 ひゃくまんごくまつり
封国祭 ほうこくまつり
関連季語
―
 
神社祭祀
三枝祭
現代的仮名
さいくささい
さいくさまつり
みくささい
歴史的仮名
―
意味
6月17日に、奈良市本子守町にある率川神社*いさかわじんじゃで行われた祭礼
子季語
―
関連季語
―
 
神社祭祀
山王祭
現代的仮名
さんのうまつり
歴史的仮名
さんわうまつり
意味
6月7日から16日に、東京千代田区永田町にある日枝神社*ひえじんじゃで行われる祭礼
子季語
江戸山王祭 えどさんのうまつり
山王祭 さんのうまつり
天下祭 てんかまつり
東京山王祭 とうきょうさんのうまつり
日枝祭 ひえまつり
関連季語
―
 
神社祭祀
品川祭
現代的仮名
しながわまつり
歴史的仮名
しながはまつり
意味
6月7日頃の日曜日を含む3日間に、東京都品川区北品川にある荏原神社*えばらじんじゃの「南の天王祭」と品川神社*しながわじんじゃの「北の天王祭」の2つの天王祭が合同で行われる祭礼
子季語
品川河童祭 しながわかっぱまつり
品川天王祭 しながわてんのうさい
関連季語
―
 
神社祭祀
住吉の御田植
現代的仮名
すみよしのおたうえ
歴史的仮名
すみよしのおたうゑ
意味
6月14日に、大阪市住吉区にある住吉大社*すみよしたいしゃで行われる、神田に苗を植える神事
子季語
―
関連季語
―
 
神社祭祀 神事芸能
曾我祭
現代的仮名
そがまつり
歴史的仮名
―
意味
曽我兄弟のあだ討ちのあった旧暦 5月28日を中心に、江戸の歌舞伎劇場で行われていた祭礼
 
曽我兄弟*そがきょうだいとは、鎌倉初期の武人で、父親の仇である平安末期から鎌倉初期の武士 工藤祐経*くどう すけつねを討った兄 十郎祐成*じゅうろうすけなりと弟 五郎時致*ごろうときむねのこと
子季語
―
関連季語
―
 
神社祭祀

仏教

鞍馬の竹伐
現代的仮名
くらまのたけきり
歴史的仮名
―
意味
6月20日に、京都市左京区鞍馬本町にある鞍馬寺*くらまでらの蓮華会*れんげえで行われる、五穀豊穣*ごこくほうじょうを祈る行事
子季語
鞍馬の竹伐会式 くらまのたけきりえしき
鞍馬の蓮華会 くらまのれんげえ
竹伐 たけきり
竹伐会 たけきりえ
蓮華会 れんげえ
関連季語
―
 
寺院儀礼 仏教法会
削掛の冑
現代的仮名
けずりかけのかぶと
歴史的仮名
けづりかけのかぶと
意味
柳や桧の枝をカンナで薄くそいでつくった、端午の節句*たんごのせっくの飾り兜
子季語
削掛の甲 けずりかけのかぶと
関連季語
―
 
宮中祭祀
伝教會
現代的仮名
でんきょうえ
歴史的仮名
でんげうゑ
意味
平安初期の天台宗の開祖 最澄*さいちょうの命日である 旧暦 6月4日に、滋賀県大津市坂本本町にある比叡山 延暦寺*ひえいざん えんりゃくじで行われる法会
子季語
延暦寺六月会 えんりゃくじみなづきえ
最澄忌 さいちょうき
山家会 さんげえ
長講会 ちょうこうえ
伝教会 でんきょうえ
伝教大師忌 でんぎょうだいしき
六月会 みなづきえ
関連季語
―
 
仏教法会

宗教

愛染祭
現代的仮名
あいぜんまつり
歴史的仮名
―
意味
6月30日から7月2日の3日間に、大阪市天王寺区夕陽丘町にある愛染堂 勝鬘院*あいぜんどう しょうまんいん
/ 愛染さん
で行われる祭
子季語
愛染参 あいぜんまいり
勝鬘会 しょうまんえ
勝鬘参 しょうまんまいり
関連季語
―
 
神仏習合
御田植祭
現代的仮名
おたうえまつり
歴史的仮名
おたうゑまつり
意味
夏の田植えを始める際に、各地で行われる田の神に豊作を祈る神事
子季語
御田 おんだ
御田祭 おんだまつり
神植 かみうえ
関連季語
―
 
神仏習合
関帝祭
現代的仮名
かんていさい
歴史的仮名
くわんていさい
意味
旧暦 5月13日に、三国志の英雄 関羽*かん うの生誕を祝う行事
子季語
関羽祭 かんうさい
武聖祭 ぶせいさい
関連季語
―
 
儒教
キューリー祭
現代的仮名
きゅーりーさい
歴史的仮名
―
意味
7月第4日曜日に、鳥取県東伯郡三朝町にある、ラドン含有量を誇る三朝温泉*みささおんせんで、ラジウムの発見者であるフランスの物理学者 マリー・キュリー夫人の功績を称えるとともに、温泉の恵みに感謝する祭
子季語
キュリー忌 きゅりーき
関連季語
―
 
キリスト教
九度参
現代的仮名
くどまいり
歴史的仮名
―
意味
旧暦 6月9日に、京都市上京区にある北野天満宮*きたのてんまんぐうで本社と境内にある東向観音堂*ひがしむきかんのんじとの間を9回行き来して参詣すること
子季語
北野の九度参 きたののくどまいり
関連季語
―
 
神仏習合
至聖祭
現代的仮名
しせいさい
歴史的仮名
―
意味
聖霊降臨祭の次の日曜日
三位一体の教儀を賛美し礼拝する祭日
 
三位一体*さんみいったいとは、キリスト教で、父なる神、子なるイエス・キリスト、聖霊はひとつの同じ神であり、唯一の神が3つの姿となって現れたものであるとされている
子季語
三位祭 さんみさい
聖三位祭 せいさんみさい
関連季語
―
 
儒教
聖心祭
現代的仮名
せいしんさい
歴史的仮名
―
意味
キリスト教の祭日のひとつ
聖霊降臨祭後二十日目の金曜日
 
イエス・キリストの求めた善徳をたたえる祝日
子季語
イエズスの聖心の月 いえずすのせいしんのつき
関連季語
―
 
キリスト教
聖心祭
現代的仮名
せいたいさい
歴史的仮名
―
意味
キリスト教の祭日のひとつ
三位祭の後の最初の木曜日
 
イエス・キリストを意味する聖体をあがめる祝日
子季語
聖体降福式 せいたいこうふくしき
関連季語
―
 
キリスト教
聖ペテロ・パウロ祭
現代的仮名
せいぺとろぱうろさい
歴史的仮名
―
意味
6月29日に、教会の礎となったキリスト教の二大聖人 聖ペトロと聖パウロを祝う日
 
初代のローマ教皇 聖ペトロと異邦人の使徒 聖パウロは、6月29日にローマで殉教*じゅんきょう
/ 信仰する宗教のために、自己の生命を犠牲にすること
したとされている
子季語
―
関連季語
―
 
キリスト教
聖ヨハネ祭
現代的仮名
せいよはねさい
歴史的仮名
―
意味
キリスト教の祭日のひとつ
 
6月24日に、洗礼者 ヨハネの生誕を祝う日
子季語
ミッドサマーデー
ミッドサマーナイト
ミッドサマーマッド
関連季語
―
 
キリスト教
聖霊降臨祭
現代的仮名
せいれいこうりんさい
歴史的仮名
―
意味
キリスト教の祭日のひとつ
 
キリスト復活後50日目に、使徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する祝日
子季語
精霊祭 せいれいさい
関連季語
―
 
キリスト教
花の日
現代的仮名
はなのひ
歴史的仮名
―
意味
6月第2日曜日に行われるキリスト教の行事のひとつ
 
花も人も神様から与えられ、守られ、愛されていることを感謝する日
子季語
花の日曜 はなのにちよう
薔薇の日曜 ばらのにちよう
関連季語
―
 
キリスト教
富士垢離
現代的仮名
ふじごり
歴史的仮名
―
意味
富士山の山開きの前に、富士講の山伏が水垢離*みずごりという冷水を浴びて身を清める行為をすること
子季語
富士行 ふじぎょう
富士小屋 ふじごや
関連季語
―
 
神仏習合

祭事

早苗饗
現代的仮名
さなぶり
歴史的仮名
―
意味
田植えが終わった後に行う、田植を無事終えたことを感謝し、田の神を送る行事
または、そのための祝宴や休日
子季語
田植仕舞 たうえじまい
関連季語
―
 
農耕儀礼

伝統芸能

五月狂言
現代的仮名
さつききょうげん
歴史的仮名
さつききやうげん
意味
江戸時代の旧暦 5月5日から6月にかけて行われた歌舞伎の興行
子季語
皐月狂言 さつききょうげん
曽我祭 そがまつり
関連季語
―
薪能
現代的仮名
たきぎのう
歴史的仮名
―
意味
野外に設けられた能舞台の周囲に篝火*かがりびを焚いて、その中で演じられる能楽
子季語
芝能 しばのう
薪猿楽 たたぎさるがく
若宮能 わかみやのう
関連季語
―

忌日

栄西忌
現代的仮名
えいさいき
歴史的仮名
―
意味
鎌倉時代の日本臨済宗の宗祖 栄西*えいさいの命日 旧暦 7月5日
子季語
建仁寺開山忌 けんじんじかいざんき
関連季語
―
桜桃忌
現代的仮名
おうとうき
歴史的仮名
あうたうき
意味
大正末期から昭和前期の小説家 太宰治*だざい おさむの命日 旧暦 6月19日
子季語
太宰忌 だざいき
関連季語
―
鑑真忌
現代的仮名
がんじんき
歴史的仮名
―
意味
唐代の高僧で、日本の律宗の開祖 鑑真*がんじんの命日 旧暦 5月6日
子季語
―
関連季語
―
五月忌
現代的仮名
さつきいみ
歴史的仮名
―
意味
旧暦 5月を婚姻*こんいんをさけるべき月としたこと
子季語
雨づつみ あめづつみ
女の家 おんなのいえ
女天下の日 おんなてんかのひ
霖雨斎み ながめいみ
関連季語
―
丈山忌
現代的仮名
じょうざんき
歴史的仮名
―
意味
安土桃山時代から江戸初期の漢詩人・書家 石川丈山*いしかわ じょうざんの命日 旧暦 5月23日
子季語
―
関連季語
―
士朗忌
現代的仮名
しろうき
歴史的仮名
―
意味
江戸時代後期の医師・俳人 井上士朗*いのうえ しろうの命日 旧暦 5月16日
子季語
枇杷園忌 びわえんき
関連季語
―
蝉丸忌
現代的仮名
せみまるき
歴史的仮名
―
意味
平安時代の歌人 蝉丸*せみまるの命日 旧暦 5月24日
子季語
逆髪忌 さかがみき
逆髪祭 さかがみまつり
関明神祭 せきのみょうじんさい
蝉丸祭 せみまるまつり
関連季語
―
道頓忌
現代的仮名
どうとんき
歴史的仮名
だうとんき
意味
安土桃山時代から江戸初期の土木家で道頓堀の開削者 安井道頓*なりやす どうとんの命日 旧暦 5月8日
子季語
―
関連季語
―
業平忌
現代的仮名
なりひらき
歴史的仮名
―
意味
平安時代の歌人 在原業平*ありわら の なりひらの命日 旧暦 5月28日
子季語
在五忌 ざいごき
関連季語
―
北枝忌
現代的仮名
ほくしき
歴史的仮名
―
意味
江戸前期から中期の俳人 立花北枝*たちばな ほくしの命日 旧暦 5月12日
子季語
趙子忌 ちょうしき
関連季語
―
頼政忌
現代的仮名
よりまさき
歴史的仮名
―
意味
平安後期の武将・歌人 源頼政*みなもと の よりまさの命日 旧暦 5月26日
子季語
源三位忌 げんさんみき
関連季語
―

THANKS

最後まで読んでくれた方はもちろん、途中までお付き合いいただいた方にも心から感謝いたします。

この記事が、あなたの「なぜ?」を見つける、ほんの小さなヒントになりますように。

季節のめぐり日本の暦言の葉