3月1日
フローライト
紫外線を受けると発光する蛍光現象フローレッセンスが見られる鉱物で、純粋なフローライトは無色透明だが、含まれる成分によって、緑色や黄色、紫色、ピンクなど、トルマリンに次ぐ多彩な色合いが見られる。
鉱物英名
Fluolite フローライト
由来
金属を溶かす性質あると言われることから、ラテン語で「流れる」を意味する「fluere(フルエーレ)」に由来する。
鉱物和名
蛍石 ほたるいし
由来
紫外線や熱を加えると光が弾け飛ぶ性質があり、その様子が蛍の光のように見えることに由来する。
別名
Fluolite フルオーライト
分類
ハロゲン化鉱物 はろげんかこうぶつ
鉱物グループ
蛍石 フローライト
結晶系
等軸晶系 とうじくしょうけい
化学組成
CaF2
モース硬度
4.0
比重
3.00 ― 3.25
屈折率
1.43
劈開
四方向に完全
光沢
ガラス光沢、真珠光沢
光学効果
フローレッセンス
主な産地
アメリカ、中国、イギリス、アルゼンチンなど
色
無色
石言葉
芸術、傷心、自由、決断力、控えめな愛、少しの希望
パワーストーン
不安やストレスを取り除き、心と体のバランスを整えるサポートをしてくれるとされている。
天才の石
明晰な思考力を引き出し、記憶力を高めるサポートをしてくれるとされている。
3月2日
シェルオパール
貝がオパール化したもの。
鉱物英名
Shell Opal シェル・オパール
由来
貝がオパール化したものであることに由来する。
鉱物和名
―
由来
―
別名
Opalised Shell オパーリセト・シェル
光学効果
遊色効果、プレイ・オブ・カラー効果、イリデッセンス効果
主な産地
オーストラリアなど
色
―
石言葉
和合、合体
パワーストーン
運命の人との縁を強く結んでくれるサポートをしてくれるとされている。
3月3日
モルガナイト
含有するマンガンの影響によって、淡いピンクからオレンジを帯びたピンクの色合いを示すベリル。
鉱物英名
Morganite モルガナイト
由来
宝石収集家でアメリカのモルガン財閥の創始者 ジョン・ピアポント・モルガン(John Pierpont Morgan)氏が発見したことに由来する。
鉱物和名
モルガン石 もるがんせき
由来
―
別名
Pink Beryl ピンク・ベリル
光学効果
―
主な産地
ナイジェリア、ブラジル、ロシア、アメリカ、ナミビア、モザンビークなど
色
石言葉
愛情、優美、清純、優しさ
パワーストーン
家族や恋人との関係を円満に保つサポートをしてくれるとされる
。
精神を安定させ、心を穏やかにするサポートをしてくれるとされる。
3月4日
シルバー
金と並んで人々の生活に欠かせない、銀白色の色合いを示す金属。
鉱物英名
Silver シルバー
由来
ラテン語で「白い輝き」を意味する「argentum(アージェンタム)」に由来する。
鉱物和名
自然銀 しぜんぎん
由来
―
別名
Native Silver ネイティブ・シルバー
銀 ぎん
分類
元素鉱物 げんそこうぶつ
鉱物グループ
自然金 ゴールド
結晶系
等軸晶系 とうじくしょうけい
化学組成
Ag
モース硬度
2.5 ― 3.0
比重
10.5
屈折率
―
劈開
なし
光沢
金属光沢
光学効果
―
主な産地
メキシコ、ボリビア、ペルー、カナダ、ノルウェー、ドイツ、チェコ、モロッコなど
色
銀
石言葉
純粋、曇りない良心、若さの主張
パワーストーン
―
3月5日
ブルーサファイア
産出量が少なく希少性が高いサファイアのひとつで、含有する鉄やチタンの影響によって、青色の色合いを示すサファイア。
針状結晶のインクルージョンが成分に混ざることによって、光を当てると 4条や6条などの白い光が星のように見えるスター効果(スター効果、アステリズム効果、星彩効果)を示すものもある。
鉱物英名
Blue Sapphire ブルー・サファイア
由来
青色の色合いを示すサファイアであることに由来する。
光学効果
スター効果、アステリズム効果、星彩効果
主な産地
スリランカ、ミャンマー、カシミール、タンザニア、マダガスカル、オーストラリアなど
色
石言葉
幸運、天命
パワーストーン
潜在能力を見出し向上させ、新しく挑戦することにサポートをしてくれるとされている。
3月6日
虫入り琥珀
約3000万年以前の針葉樹の樹脂が、長い年月をかけて固まり化石化した植物由来のの鉱物。
虫や動物などの内包物が入った珍しいアンバーは、価値が高いとされている。
鉱物英名
Amber アンバー
由来
海を漂う様や燃やすと良い香りがすることから、アラビア語でマッコウクジラの体内で作られる結石であり香料の一種である「竜涎香(りゅうぜんこう)」を意味する「anbar(アンバー)」に由来する。
鉱物和名
琥珀 こはく
由来
「琥」は、中国において虎の魂が死後に石になったもと信じられていたことに由来する。
別名
―
分類
―
鉱物グループ
―
結晶系
非晶質 ひしょうしつ
化学組成
C10H16O + H2S
モース硬度
2.0 ― 2.5
比重
1.05 ― 1.10
屈折率
1.60 ― 1.80
劈開
なし
光沢
樹脂光沢
光学効果
―
主な産地
ロシア、ラトビア、リトアニア、エストニア、ポーランド、ドイツなど
色
褐色
石言葉
長寿、喜び、長寿、抱擁、繁栄、大きな愛、太古の夢、家族の繁栄
パワーストーン
負の感情がなくなり、幸福を引き寄せるサポートをしてくれるとされている。
3月7日
アクロアイト
産出量が少なく希少性が高いガーネットのひとつで、無色透明なトルマリン。
鉱物英名
Achroite アクロアイト
由来
ギリシャ語で「無色」を意味する「akhroos(アクロース)」に由来する。
別名 ―
White Tourmaline ホワイト・トルマリン
光学効果
―
主な産地
ブラジル、ザンビア、パキスタンなど
色
無色
石言葉
潔白、透明、才能を呼び覚ます
パワーストーン
混乱した頭の中を整理し、正しい選択を選ぶサポートをしてくれるとされている。
3月8日
アメシスト
含有する鉄分とアルミニウムの影響によって、淡いライラック色から濃く深みのある紫色の色合いを示すクォーツ。
古くから王族や貴族など、地位が高い人々から特に好まれてきた宝石のひとつで、アメジストを身に着けていたことから、高貴で崇高な印象を抱く宝石として重宝されてきた。
ルネサンス期を代表する芸術家 レオナルド・ダ・ヴィンチもアメシストは、「アメシストは邪悪な想念を霧散させ、知性の働きを活発にする」という言葉を残すほど、アメシストに魅了されていたと言われている。
鉱物英名
Amethyst アメシスト
由来
古くからアメシストには「酒酔いを防ぐ力が宿っている」と考えられていたことから、ギリシャ語で「酔わせない」を意味する「amethystos(アメシストス)」に由来する。
鉱物和名
紫水晶 むらさきすいしょう
由来
―
別名
Amethyst アメジスト
紫石英 しせきえい
分類
珪酸塩鉱物 けんさんえんこうぶつ
鉱物グループ
石英 クォーツ
結晶系
三方晶系 さんぽうしょうけい
六方晶系 ろっぽうしょうけい
化学組成
SiO2
モース硬度
7.0
比重
2.65 ― 2.66
屈折率
1.54 ― 1.55
劈開
なし
光沢
ガラス光沢
光学効果
―
主な産地
ブラジル、スリランカ、マダガスカル、ウルグアイ、ザンビアなど
色
石言葉
知性、高貴、誠実、調和、冷静、心の平和、インスピレーション
パワーストーン
直観力を高めてくれ、仕事や恋愛を成功に導くサポートをしてくれるとされる。
精神的なストレスを緩和して、心を健やかに保つようにサポートをしてくれるとされる。
愛の守護石
大切な人との心の絆を深め、真実の愛を守り抜く強さをはぐくむとされている。
ギリシャ神話
酒に酔った豊穣とブドウ酒の神 ディオニュソス(ローマ神話ではバッカス)は、悪戯半分でその日に最初に出合った人間を猛獣のピューマに襲わせることにした。
そのターゲットにされたのは、偶然通りかかった月の女神 アルテミスローマ神話ではディアーナ)に仕える女官アメシストだった。
その異変に気づいたアルテミスは、ピューマからアメシストの身を守るために、アメシストの姿を無色の水晶へと変えた。
酔いが冷めたディオニュソスは、自分の犯した愚かな行為に深く反省し、器に残っていた葡萄酒を無色の水晶にかけたところ、その水晶は美しい紫色のアメシストになったのだとか。
3月9日
シルバーパール
銀色の色合いを示す真珠。
鉱物英名
Silver Pearl シルバー・パール
由来
銀色の色合いを示す真珠であることに由来する。
光学効果
―
主な産地
オーストラリア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、日本など
色
銀
石言葉
崇敬
パワーストーン
―
3月10日
真鍮
銅と亜鉛が混じり合った合金で、特に亜鉛が 20%以上のものをいい、亜鉛の含有量や熱の加減によって硬度や色みが変化し、亜鉛の量が多いと黄金色に、少ないと赤みのある色合いになる。
鉱物英名
Brass ブラス
由来
―
鉱物和名
真鍮 しんちゅう
由来
―
別名
黄銅 おうどう
分類
―
鉱物グループ
―
結晶系
―
化学組成
―
モース硬度
3.0
比重
8.45
屈折率
―
劈開
―
光沢
―
光学効果
―
主な産地
―
色
銅
石言葉
大人の恋
パワーストーン
前向きな姿勢を取り戻すサポートをしてくれるとされている。