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仲冬の季語を紡ぐ言の葉たち

行事

その季節に行われる伝統的な祭りや祝い事、年中行事を表す言葉。また、著名人の命日である「忌日」もこの分類に含まれる。

長い歴史の中で受け継がれてきた、地域ごとの風習や信仰、社会の習慣と深く結びついている。

 

記念日

 

クリスマス
現代的仮名

歴史的仮名

意味
12月25日に、イエス・キリスト*Iēsūs Khristos / Jesus Christの生誕日を祝う行事
子季語
キリスト降誕祭 きりすとこうたんさい
クリスマスイブ
クリスマスカード
クリスマスキャロル
クリスマスケーキ
クリスマスツリー
降誕祭 こうたんさい
御降誕節 ごこうたんせつ
聖歌 せいか
聖菓 せいか
聖夜劇 せいやげき
聖樹 せいじゅ
聖誕節 せいたんせつ
聖夜 せいや
関連季語

 
キリスト教
天皇誕生日
現代的仮名
てんのうたんじょうび
歴史的仮名

意味
今上天皇の誕生日を祝う日 2月23日
子季語

関連季語

 
宮中祭祀

 

季節行事

 

才蔵市
現代的仮名
さいぞういち
歴史的仮名
さいざういち
意味
年の暮に江戸日本橋四日市に、三河万歳*みかわまんざいの才蔵希望者が集まり、相方の才蔵をえらんで雇うための市
子季語

関連季語
社会鍋
現代的仮名
しゃかいなべ
歴史的仮名
しやくわいなべ
意味
キリスト教の救世軍が、歳末に繁華街*はんあかがいで鍋をつるし義援金*ぎえんきんを集めて、貧困者*ひんこんしゃに贈る行事
子季語
慈善鍋 じぜんなべ
関連季語
世田谷ぼろ市
現代的仮名
せたがやぼろいち
歴史的仮名

意味
12月15、16日と1月15、16日に、世田谷の元代官屋敷門前で開かれる市
子季語
世田谷襤褸市 せたがやぼろいち
ぼろ市 ぼろいち
関連季語
年の市
現代的仮名
としのいち
歴史的仮名

意味
年の暮に注連飾り*しめかざりなど、正月用の飾りものや食料品、縁起物の椀や箸などを売る市のこと
子季語
クリスマス大売出し くりすますおおうりだし
暮市 くれいち
暮の市 くれのいち
歳末大売出し さいまつおおうりだし
師走の市 しわすのいち
節季市、節気市 せっきいち
歳の市 としのいち
破魔矢売 はまやうり
関連季語
羽子板市
現代的仮名
はごいたいち
歴史的仮名

意味
年末に羽子板を売る市
子季語

関連季語
冬休
現代的仮名
ふゆやすみ
歴史的仮名

意味
冬季の学期休み
冬季に仕事を休むこと
子季語
年末休暇 ねんまつきゅうか
関連季語
蝋日
現代的仮名
ろうじつ
歴史的仮名
らふじつ
意味
旧暦 12月*臘月に行われた年末の祭日
中国古代の「臘祭*ろうさい」に由来し、一年の収穫や祖先・百神に感謝する年越し前の祭祀日
子季語
蝋祭 ろうさい
関連季語

 

神道

 

御祭
現代的仮名
おんまつり
歴史的仮名

意味
12月16日から18日にかけて、奈良県奈良市春日野町にある春日大社*かすがたいしゃ
の摂社である若宮神社*わかみやじんじゃで行われる祭礼
子季語
春日若宮御祭 かすがわかみやおんまつり
関連季語

 
神社祭祀
竈祓
現代的仮名
かまどばらい
歴史的仮名
かまばらひ
意味
年末に竈*かまどを祓い清める、竈に宿る荒神*こうじんの祭
子季語
竈の神祭 かまのかみまつり
竈祭 かままつり
竈注連 かましめ
荒神祓 こうじんばらい
関連季語

 
神道儀礼
暮の魂祭
現代的仮名
くれのたままつり
歴史的仮名

意味
大晦日*おおみそかの夜に祖先の御魂*みたまを祀ること
子季語
新霊見舞 あらたまみまい
荒御魂 あらみたま
巳正月 みしょうがつ
御魂の御鉢 みたまのおはち
御魂の冬 みたまのふゆ
御魂の飯 みたまのめし
御魂祭 みたままつり
関連季語

 
神道儀礼
終金毘羅
現代的仮名
しまいこんぴら
歴史的仮名

意味
一年で最後の金毘羅宮*こんぴらぐうの縁日 12月10日
子季語
納の金毘羅 おさめのこんぴら
関連季語

 
縁日
終天神
現代的仮名
しまいてんじん
歴史的仮名

意味
その年最後の天満宮の縁日 12月25日
子季語

関連季語

 
縁日
年越の祓
現代的仮名
としこしのはらえ
歴史的仮名
としこしのはらへ
意味
大晦日*おおみそかに行なわれる宮中の神事
子季語
大祓 おおはらえ
御贖物 おんあがもの
関連季語

 
神道儀礼
年越詣
現代的仮名
としこしもうで
歴史的仮名
としこしまうで
意味
大晦日*おおみそかまたは節分の夜に、 翌年の歳徳*としとくの方角にあたる社寺に参詣すること
子季語
除夜詣 じょやもうで
節分詣 せつぶんもうで
関連季語

 
神道儀礼
大神宮札配
現代的仮名
だいじんぐうふだくばり
歴史的仮名

意味
年末に、伊勢の皇大神宮から各地の神社へ神宮大麻*じんぐうたいま
/ お札
を配る神事
子季語

関連季語

 
神社祭祀
新嘗祭
現代的仮名
しんじょうさい
にいなめさい
歴史的仮名

意味
旧暦11月下旬の卯の日*新暦11月23日に、その年収穫された * 新穀を神に供え、その恵みに感謝し、五穀豊穣*ごこくほうじょう国家安泰*こっかあんたい、国民の繁栄*はんえいを祈る祭礼
子季語
勤労感謝の日 きんろうかんしゃのひ
関連季語

 
宮中祭祀
荷前の使
現代的仮名
のさきのつかい
歴史的仮名

意味
平安時代に行われていた、年末に諸国からの献上品*けんじょうひんを、天皇や皇后、皇室関係者の墓所である陵墓*りょうぼに供える儀式
 
荷前を奉る行事のために朝廷から派遣された勅使*ちょくし
子季語
荷前の箱 のさきのはこ
関連季語

 
宮中祭祀
袴着
現代的仮名
はかまぎ
歴史的仮名

意味
旧暦11月15日に、5歳になった男の子が初めて袴をはく祝儀
子季語

関連季語

 
神道儀礼
宗像祭
現代的仮名
むなかたまつり
歴史的仮名

意味
12月15日前後の日曜日に、福岡県宗像市玄海町にある宗像大社*むなかたたいしゃで行われる祭礼
子季語
古式祭 こしきさい
関連季語

 
神社祭祀
山の神祭
現代的仮名
やまのかみまつり
歴史的仮名

意味
各地で山の神を祭る行事
 
地方によって、旧暦の11月や12月、2月などと祭礼の日は異なる
子季語
十二祭 じゅうにまつり
山の講 やまのこう
山の講祭 やまのこまつり
山の神講 やまのかみこう
関連季語

 
神社祭祀
大正天皇祭
現代的仮名
たいしょうてんのうさい
歴史的仮名

意味
大正天皇崩御の日 12月25日に行なわれる祭事
 
1926年*大正15年12月25日の大正天皇の崩御*ほうぎょに伴い、皇霊殿*こうれいでんに於いて、毎年崩御日に相当する日に大祭として斎行されていたが、1989年*平成元年以降、先帝祭*せんていさい昭和天皇祭*しょうわてんのうさい
/ 1月7日
に変更されている
子季語

関連季語

 
宮中祭祀

 

仏教

 

終大師
現代的仮名
しまいだいし
歴史的仮名
しまひだいし
意味
その年最後の、平安時代初期の僧で、真言宗*しんごんしゅうの開祖 弘法大師 空海*こうぼうだいし くうかいの縁日 12月21日
子季語
納の大師 おさめのだいし
終弘法 しまいこうぼう
果の弘法 はてのこうぼう
果の大師 はてのだいし
関連季語

 
仏事
除夜の鐘
現代的仮名
じょやのかね
歴史的仮名
ぢよやのかね
意味
大晦日*おおみそかの夜に、仏教寺院で108回つく梵鐘*ぼんしょうのこと
子季語
百八の鐘 ひゃくはちのかね
関連季語

 
寺院儀礼
義士会
現代的仮名
ぎしかい
歴史的仮名

意味
旧暦12月14日に、赤穂浪士 四十七人*あこうしじゅうしちし仇討*あだうちをたたえる会
 
旧暦12月14日は、赤穂浪士が主君 浅野内匠頭*あさのたくみのかみの仇を取るために、吉良邸に奇襲をかけ、吉良上野介*きらこうずけのすけを討ち取った日
子季語
赤穂義士祭 あこうぎしさい
義士討入の日 ぎしうちいりのひ
関連季語
精進落
現代的仮名
しょうじんおち
しょうじんおとし
歴史的仮名

意味
鎌倉時代前半から中期にかけての僧侶で、浄土真宗*じょうどしんしゅうの開祖 親鸞*しんらんの命日 旧暦 11月28日に行われる法要「報恩講*ほうおんこう」の済んだ日の夕食に、魚肉などの馳走*ちそうを食べること
子季語
精進固 しょうじんがため
関連季語

 
仏事
大根焚
現代的仮名
だいこたき
歴史的仮名

意味
12月9日に、京都市右京区鳴滝にある了徳寺*りょうとくじで行われる行事
子季語
鳴滝の大根焚、鳴瀧の大根焚 なるたきのだいこたき
関連季語

 
寺院儀礼
大師講
現代的仮名
だいしこう
歴史的仮名

意味
中国天台宗の事実上の開祖 者大師*ちしゃだいし
/ 智顗 ちぎ
を祀り、大師の好物である小豆粥や団子を食べる、東北から山陰にかけて行われる民間の祭
 
平安時代初期の僧で、真言宗*しんごんしゅうの開祖 弘法大師 空海*こうぼうだいし くうかい・平安時代の天台宗の僧侶 元三大師*がんざんだいし
/ 良源 りょうげん
などを祭る地方もある
子季語
追出粥 おいだしがゆ
栗だいし講 くりだいしこう
先の大師 さきのだいし
三大師 さんだいし
終の大師 しまいのだいし
霜月会 しもつきえ
霜月粥 しもつきがゆ
大師粥 だいしがゆ
大師講団子 だいしこうだんご
大師講吹雪 だいしこうふぶき
大師の荒れ だいしのあれ
大師の杖 だいしのつえ
大師の年取り だいしのとしとり
知恵粥、智恵粥 ちえがゆ
智者大師忌 ちしゃだいしき
天台会 てんだいえ
天台大師忌 てんだいだいしき
中の大師 なかのだいし
二十三 にじゅうそ
裸大師 はだかだいし
比叡山法華会 ひえいざんほっけえ
ふぐり粥 ふぐりがゆ
関連季語

 
仏事
仏名会
現代的仮名
ぶつみょうえ
歴史的仮名

意味
旧暦12月19日からから21日までの3日間に、宮中や各寺院で行なわれる法要
子季語
御仏名 おぶつみょう
柏梨の勧杯 かしなしのけんぱい
被綿 かずけわた
関連季語

 
仏教法会
年籠
現代的仮名
としごもり
歴史的仮名

意味
大晦日*おおみそかの夜、社寺にこもって新年を迎えること
子季語
年参り としまいり
関連季語

 
寺院儀礼
臘八会
現代的仮名
ろうはちえ
歴史的仮名
らふはつゑ
意味
釈迦*しゃかが悟りを開いたとされる旧暦12月8日に、禅宗の各寺院で行われる法会
子季語
温糟粥 うんぞうがゆ
五味粥 ごみがゆ
成道会 じょうどうえ
臘八 ろうはち、らふはつ
臘八粥 ろうはちがゆ、らふはつがゆ
臘八接心 ろうはちせっしん、らふはつせっしん
関連季語

 
仏教法会

 

宗教

 

聖胎節
現代的仮名
せいたいせつ
歴史的仮名

意味
キリスト教で聖母マリアが受胎したとされる日 12月8日
子季語
童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日 どうていせいまりあむげんざいのおんやどりのいわいび
マリア様の御孕りの日 まりあさまのおんやどりのひ
関連季語

 
キリスト教
子祭
現代的仮名
ねまつり
歴史的仮名

意味
神道と仏教の要素をあわせ持つ行事
 
旧暦11月の子の日に、大黒天*だいこくてんを祀り、黒米や黒豆、葉つきの二股大根などを供え、商売繁盛*しょうばいはんじょう子孫繁栄*しそんはんえいを願う神事
子季語
大黒様の年明 だいこくさまのとしあけ
大黒様の妻迎え だいこくさまのめむかえ
大黒祭 だいこくまつり
大黒迎え だいこくむかえ
燈心売 とうしんうり
子燈心 ねとうしん
福来 ふくらい
二股大根 ふたまただいこん
嫁大根 よめだいこん
関連季語

 
神仏習合

 

祭事

 

納の水天宮
現代的仮名
おさめのすいてんぐう
歴史的仮名
をさめのすいてんぐう
意味
その年最後の水天宮*すいてんぐうの縁日 12月5日
子季語

関連季語

 
縁日
熊祭
現代的仮名
くままつり
歴史的仮名

意味
冬の狩りの始まる前に行なわれていたアイヌ民族の儀式
 
熊を神の使いとするアイヌの人々が、神から肉や毛皮をいただき、その魂を神の国に送り返すという儀式
子季語
イオマンテ
神の熊 かみのくま
カムイオマンテ
熊送り くまおくり
贄の熊 にえのくま
花箭 はなや
関連季語

 
地域祭礼
神農祭
現代的仮名
しんのうさい
歴史的仮名

意味
11月22、23日に、大阪市中央区道修町にある少彦名神社*すくなひこなじんじゃで行われる、中国の医薬の祖 炎帝神農*えんていしんのうを祀る祭礼
子季語
神農さん しんのうさん
関連季語

 
縁日
秩父祭
現代的仮名
ちちぶまつり
歴史的仮名

意味
12月3日に、埼玉県秩父市にある秩父神社*ちちぶじんじゃで行われる祭礼
 
京都の祇園祭*ぎおんまつり、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭」の一つとして知られている
子季語
秩父夜祭 ちちぶよまつり
関連季語

 
地域祭礼
千葉笑
現代的仮名
ちばわらい
歴史的仮名
ちばわらひ
意味
千葉市中央区にある千葉寺*せんようじ大晦日*おおみそかの夜に行なわれる神事
子季語

関連季語

 
地域祭礼

 

民俗芸能

 

鉢叩
現代的仮名
はちたたき
歴史的仮名

意味
旧暦 11月13日の空也忌*くうやきから大晦日*おおみそかまでの48日間に、空也堂*くうやどうの僧が洛中洛外を巡り歩いた空也念仏*くうやねんぶつのこと
子季語
空也念仏 くうやねんぶつ
空也和讃 くうやわさん
関連季語

 
仏事

 

伝統芸能

 

神楽
現代的仮名
かぐら
歴史的仮名

意味
古代から伝わる日本の代表的な神事芸能
子季語
神遊び かみあそび
神楽歌 かぐらうた
佐伯神楽 さえきかぐら
佐陀神楽 さだかぐら
太神楽 たいかぐら
内侍所の御神楽 ないしどころのみかぐら
庭燎 にわび
番楽 ばんがく
備中神楽 びちゅうかぐら
日向神楽 ひゅうがかぐら
平戸神楽 ひらとかぐら
御神楽 みかぐら
山伏神楽 やまぶしかぐら
夜神楽 よかぐら
関連季語
里神楽
現代的仮名
さとかぐら
歴史的仮名

意味
宮中で行われる御神楽*みかぐらに対し、各地の神社や民間で行われる神楽
子季語
宮神楽 みやかぐら
湯立神楽 ゆだてかぐら
霜月神楽 しもつきかぐら
山伏神楽 やまぶしかぐら
関連季語
後日の能
現代的仮名
ごにちののう
歴史的仮名

意味
奈良県奈良市春日野町にある春日大社*かすがたいしゃの摂社である若宮神社*わかみやじんじゃの御祭が終った翌日 12月18日に奉納される能狂言
子季語
後宴の能 こうえんののう
若宮能 わかみやのう
関連季語

 

忌日

 

一碧楼忌
現代的仮名
いっぺきろうき
歴史的仮名

意味
大正・昭和期の俳人 中塚一碧楼*なかつかいっぺきろうの命日 12月31日
子季語

関連季語
青々忌
現代的仮名
せいせいき
歴史的仮名

意味
明治から昭和前期の俳人 松瀬青々*まつせ せいせいの命日 1月9日
子季語

関連季語
青邨忌
 
現代的仮名
せいそんき
歴史的仮名

意味
大正・昭和期の俳人で鉱山学者 山口青邨*やまぐちせいそんの命日 12月15日
子季語

関連季語
青畝忌
現代的仮名
せいほき
歴史的仮名

意味
大正から平成期の俳人 阿波野青畝*あわの せいほの命日 12月22日
子季語

関連季語
漱石忌
現代的仮名
そうせきき
歴史的仮名

意味
明治末期から大正初期の小説家・英文学者 夏目漱石*なつめ そうせきの命日 12月9日
子季語

関連季語
貞徳忌
現代的仮名
ていとくき
歴史的仮名

意味
江戸時代前期の俳人 永貞徳*まつながていとくの命日 旧暦11月15日
子季語
長頭丸忌 ちょうずまるき
関連季語
寅彦忌
現代的仮名
とらひこき
歴史的仮名

意味
明治期から昭和前期の物理学者・随筆家 寺田寅彦*てらだとらひこの命日 12月31日
子季語
寅日子忌 とらひこき
冬彦忌 ふゆひこき
関連季語
横光忌
現代的仮名
よこみつき
歴史的仮名

意味
大正・昭和期の小説家 横光利一*よこみつりいちの命日 12月30日
子季語

関連季語
良弁忌
現代的仮名
ろうべんき
歴史的仮名

意味
奈良時代の華厳宗の学僧で、奈良県奈良市雑司町にある東大寺*とうだいじ を創建した 良弁*りょうべんの命日 旧暦11月16日
子季語
方広会 ほごえ
関連季語

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