行事
その季節に行われるイベントやお祭りなどの年中行事や、著名人の命日である「忌日」に関する季語。
季節行事
あかいはね
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10月1日から1ヵ月間行われる、民間社会事業資金の募金運動
愛の羽根 あいのはね
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神事
あやはまつり
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旧暦9月17日と18日に、大阪府池田市にある穴織神社*あやはじんじゃと呉服神社*くれはまつりで行われる祭礼
神衣祭 かんみぞのまつり
呉服祭 くれはまつり
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季節行事
いもにかい
いもにくわい
山形県や東北地方で行われる秋の収穫を祝う行事
芋煮 いもに
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神事
うしまつり
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10月12日夜に、京都市右京区太秦にある広隆寺*こうりゅうじ境内の大酒神社*おおさけじんじゃで行われる悪疫退散*あくえきたいさん、五穀豊穣*ごこくほうじょうを祈る奇祭
やすらい祭、鞍馬の火祭とともに京都三奇祭のひとつに数えられている
太秦牛祭 うずまさうしまつり
太秦の牛祭 うずまさのうしまつり
魔多羅神 またらじん
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神事
おおつまつり
おほつまつり
10月10日*旧暦9月10日に、滋賀県大津市にある天孫神社*てんそんじんじゃ
/ 四宮神社で行われる祭礼
四宮祭 しのみやまつり
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神事
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旧暦9月9日の氏神祭
特に盛大なのは、10月7から9日に、長崎県長崎市にある諏訪神社*すわじんじゃで行われる祭礼で、氏子*うじこの町が輪番で笠鉾*かさぼこと竜踊*じゃおどりなどを奉納*ほうのう奉納する
お宮日 おくにち
供日、宮日 くにち
龍踊 じゃおどり
庭見せ にわみせ
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仏事
おめいこう
おめいかう
鎌倉時代中期の仏教の僧侶 日蓮*にちれんの命日である旧暦10月13日に行われる法会
会式 えしき
会式太鼓 えしきだいこ
お会式、御会式 おえしき
日蓮忌 にちれんき
萬燈、万灯 まんどう
御影講 みえいこう
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宮中行事
かんぎくぎょえん
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宮中や一部の寺社で、菊の花を鑑賞*かんしょうするために催される宴
旧暦9月9日の重陽の節句*ちょうようのせっくに行われることが多く、菊の節句とも呼ばれている
菊の節句 きくのせっく
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宮中行事
かんなめさい
じんじやうさい
10月15日から17日に、その年に収穫した新穀*しんこくを、伊勢神宮*いせじんぐうの天照大神*あまてらすおおんかみに奉納し、五穀豊穣*ごこくほうじょうを感謝する祭礼
度会新嘗祭 わたらいにいなめさい
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仏事
きくくよう
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新暦10月18日*旧暦9月9日に、東京都台東区浅草にある浅草寺*せんそうじで行われる菊の花の供養
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季節行事
きくにんぎょう
きくにんぎやう
菊の花や葉を衣装にみたててつくった人形
菊の花や葉を衣装にみたててつくった人形を展示する興行*こうぎょう
菊師 きくし
菊人形展 きくにんぎょうてん
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季節行事
きっかてん
きくくわてん
大輪の菊や懸崖菊*けんがいぎくなど芸術性の高い菊を、愛好家が持ち寄って展示すること
菊展 きくてん
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忌日
きょらいき
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江戸時代前期の俳人 松尾芭蕉*まつおばしょうの弟子の中で、特に優れた高弟*こうてい10人「蕉門十哲*しょうもんじってつ」の一人でとして知られる、江戸時代前期の俳人 向井去来*むかいきょらいの忌日 旧暦9月10日
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神道
くらまのひまつり
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10月22日に、京都府京都市左京区鞍馬地区にある由岐神社*ゆきじんじゃで行われる火祭
やすらい祭、太秦の牛祭とともに京都三奇祭のひとつに数えられている
鞍馬火祭 くらまひ奇まつり
鞍馬祭 くらままつり
火祭 ひまつり
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季節行事
げいじゅつさい
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文化の日を中心として、文化庁の主催で行われる芸術の祭典
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忌日
げんよしき
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昭和期の国文学者・俳人で角川書店の創始者 角川源義*かどかわ げんよしの命日 10月27日
秋燕忌 しゅうえんき
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忌日
こうようき
こうえふき
明治期の小説家・俳人 尾崎紅葉*おざき こうようの命日 旧暦 月日
十千萬堂忌 とちまんどうき
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季節行事 スポーツ
こくみんたいいくたいかい
こくみんたいいくたいくわい
日本の各都道府県持ち回りで毎年開催される、国内最大規模のスポーツの祭典
国体 こくたい
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神事
ごせんぐう
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20年ごとに、にある伊勢神宮*いせじんぐうで行われる遷宮の御儀*せんぐうのごぎ
伊勢御遷宮 いせごせんぐう
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忌日
ごんすいき
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江戸時代前期の俳人 池西言水*いけにし ごんすいの命日 旧暦 9月24日
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神道
ことひらまつり
こんぴらまつり
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10月9日から3日間に、香川県琴平町にある金刀比羅宮*ことひらぐうで行われる大祭
金刀比羅祭 ことひらまつり
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神道
さかがみまつり
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旧暦 9月24日に、滋賀県大津市にある蝉丸神社*せみまるじんじゃ
/ 関明神で行われる例祭
平安時代前期の歌人 蝉丸*せみまるは生まれつき髪が逆立っていたため、周囲から異形と見なされ、都を追われたという伝説に由来し、逆髪の名が付けられた
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季節行事
しかのつのきり
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奈良県奈良市春日野町にある春日大社*かすがたいしゃで行われる神鹿*しんろくの角を切る行事
10月頃に発情期を迎えた奈良公園の牡鹿*おじかは気性が荒くなるので、観光客への危害防止や樹木への被害を防ぐために、鹿の角を切り落とす
鹿寄 しかよせ
角切 つのきり
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神道
じだいまつり
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10月22日に、京都市左京区にある平安神宮*へいあんじんぐうで行われる例祭
延歴*えんりゃくから明治維新*めいじいしんまでの歴史風俗を再現し、各時代の衣装をまとった人々が、京都御所*きょうとごしょから平安神宮までを練り歩く
葵祭、祇園祭とともに、京都三大祭りのひとつに数えられている
平安祭 へいあんまつり
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神道
じょうなんまつり
じやうなんまつり
旧暦 9月20日*新暦 10月20日頃に、京都市伏見区にある真幡寸神社*まはたきじんじゃで行われる祭礼
城南寺祭 じょうなんじまつり
城南神祭 じょうなんじんまつり
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宗教
しょれいさい
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11月2日*日曜日が重なる場合は3日に、すべての死者を追悼*ついとうするカトリックの記念日
死者の日 ししゃのひ
奉教諸死者祭 ほうきょうしょししゃさい
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忌日
しらおき
しらをき
江戸時代中期の俳人 加舎白雄*かや しらおの命日 旧暦 9月13日
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宗教
せいたいぎょうれつ
せいたいぎやうれつ
信者たちが聖体*せいたい
/ キリストの体であるパンを乗せた聖体顕示台*せいたいけんじだいを運び、教会から教会へと練り歩く行列
日本では10月の最終日曜日ごろに、長崎県や横浜市など、主にカトリック教会がある地域で行われる
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忌日
そこうき
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江戸時代前期の儒学者・兵学者 山鹿素行*やまが そこうの命日 旧暦 9月26日
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祝日
たいいくのひ
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1964年*昭和39年東京オリンピック開会式の日を記念して制定された国民の祝日のひとつ
ハッピーマンデー制度により、2000年*平成12年からは10月の第2月曜日に変更された
2020年*令和2年には、よりスポーツを包括的*ほうかつてき
/ 全体的に捉える意味を込めて「スポーツの日」に名称が変更された
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神事
たからのいち
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旧暦9月13*新暦10月17日に、大阪市住吉区にある住吉大社*すみよしたいしゃでかつて行われていた市
住吉相撲会 すみよしすもうえ
住吉の市(すみよしのいち
升市 ますいち
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季節行事
ちょうよう
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旧暦9月9日の節句
菊の宴 きくのえん
菊の着綿 きくのきわた
菊の酒 きくのさけ
菊の節句、菊の節供 きくのせっく
菊の日 きくのひ
今日の菊 きょうのきく
茱萸の酒 ぐみのさけ
三九日 さんくにち、みくにち
高きに登る たかきにのぼる
重九 ちょうく
重陽の宴 ちょうようのえん
後の雛 のちのひな
みくにち茄子 みくにちなす
紅葉土器 もみじかわらけ
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忌日
ちよにき
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江戸中期の女性俳人 加賀千代女*かが の ちよじょの命日 旧暦 9月8日
素園忌 そえんき
千代女忌 ちよじょき
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忌日
のりながき
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江戸中期の国学者 本居宣長*もとおり のりながの命日 旧暦 9月29日
鈴の屋忌 すずのやき
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忌日
ひろしげき
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江戸時代末期の浮世絵師 安藤広重*うたがわ ひろしげの命日 旧暦 9月6日
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祝日
ぶんかのひ
ぶんくわのひ
11月3日の国民の祝日のひとつ
かつては明治天皇の生誕を祝う「天長節」「明治節」だったが、戦後の1948年*昭和23年に日本国憲法が公布されたことを記念して、「自由と平和を愛し文化をすすめる」ための日と定められた
天長節 てんちょうせつ
文化祭 ぶんかさい
明治節 めいじせつ
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祭事
べったらいち
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10月19日と20日に、東京都日本橋にある宝田恵比寿神社*たからだえびすじんじゃ周辺で行われる恵比寿講*えびすこうの縁日で、べったら漬けを売る市
浅漬市 あさづけいち
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民俗芸能
ほうねんおどり
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豊作を祈願*きがんしたり、収穫を感謝したりする踊り
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忌日
りょうたき
れうたき
江戸中期の俳人 大島蓼太*おおしま りょうたの命日 旧暦 9月7日
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宗教
ろざりおさい
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10月7日に、ロザリオの聖母の日を記念する祭
1571年のレパントの海戦で、キリスト教徒がトルコ軍に勝ったのは、信者たちのロザリオの祈りがもたらしたものであると信じられていることに由来する
ロザリオの聖母の日 ろざりおのせいぼのひ
ロザリオの月 ろざりおのつき
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