1月21日
ピーコックカラーオパール
緑や青、紫色などの色合いが、孔雀の羽のように見えるオパール。
鉱物英名
Peacock color Opal
ピーコック・カラー・オパール
由来
孔雀の羽のような色合いのオパールに由来する。
オパールは、ギリシャ語で「色が変化する」を意味する「Opalios(オパリオス)」に由来する。
別名
―
光学効果
遊色効果、プレイ・オブ・カラー効果、イリデッセンス効果
主な産地
オーストラリアやメキシコなど
色
石言葉
求愛の予感
パワーストーン
―
傷やトラウマを癒し、愛情や感情の表現を促進するサポートをしてくれるとされている。
1月22日
スターベリル
針状のインクルージョンが成分に混ざることによって、光を当てると 6条の白い光が星のように見えるスター効果(スター効果、アステリズム効果、星彩効果)を示すベリル。
鉱物英名
Star Beryl スター・ベリル
由来
スター効果が見られるベリルであることに由来する。
光学効果
スター効果、アステリズム効果、星彩効果
主な産地
アフガニスタン、ブラジル、コロンビア、パキスタン、南アフリカ、タンザニアなど
色
石言葉
恩寵、素直さ、正直者、思いやり
パワーストーン
いつまでも若々しい印象を保つサポートをしてくれるとされている。
1月23日
カラーチェンジガーネット
産出量が少なく希少性が高いガーネットのひとつで、パイロープとスペサルティンの混じり合ったマライアガーネット。
光源によって色が変わって見えるカラーチェンジ効果を示し、自然光の下では青紫系に、白熱光の下では赤系に変化する。
鉱物英名
Color Change Garnet
カラー・チェンジ・ガーネット
別名
Alexandrite-like Garnet
アレキタイプ・ガーネット
由来
―
アレキタイプとは、「アレキサンドライトのような性質を持つ」という意味がある。
光学効果
カラーチェンジ効果、アレキサンドライト効果、変色効果
主な産地
―
色
無色 褐色
石言葉
昼と夜の愛の変貌
パワーストーン
―
1月24日
ミルキークォーツ
含有するアルミニウムなどの影響によって、柔らかな乳白色の色合いを示すクォーツ。
針状結晶のインクルージョンが成分に混ざることによって、光を当てると 4条や6条などの白い光が星のように見えるスター効果(スター効果、アステリズム効果、星彩効果)を示す。ものもある。
鉱物英名
Milky Quortz ミルキー・クォーツ
由来
白っぽい色合いを示すクォーツであることに由来する。
鉱物和名
乳石英 にゅうせきえい
由来
―
別名
Snow Quortz スノー・クォーツ
Girasol ジラソル
乳白水晶 にゅうはくすいしょう
由来
ジラソルは、マダガスカル島で産出されるミルキー・クォーツのことで、スペイン語で「ひまわり」を意味する。
光学効果
スター効果、アステリズム効果、星彩効果
シラー効果
主な産地
ブラジル、マダガスカル、ロシアなど
色
石言葉
調和、愛情、寛大さ、母性愛
パワーストーン
周囲との関係を良好にし、物事を良い方向へと導くサポートをしてくれるとされている。
1月25日
サードオニキス
カーネリアンに似た、オレンジ色や赤色の縞模様が見られるオニキス。
ある程度の硬度があることから、古くから彫刻や装飾品、印章、カメオなどの材料として幅広く用いられている。
鉱物英名
Sardonyx サードオニキス
由来
英語で「茶色」を意味する「sard(サード)」と「爪」を意味する「onux(オニキス)」に由来する。
鉱物和名
赤縞瑪瑙 あかしまめのう
由来
―
別名
Sardonyx サードニクス
Sardonyx サードオニックス
紅縞瑪瑙 べにしまめのう
光学効果
―
主な産地
ブラジル、インド、中国、ドイツ、ウルグアイ、アメリカ、マダガスカルなど
色
褐色
石言葉
勝利、幸福、健康、夫婦和合、夫婦の幸福、情緒の絆、幸せな結婚
パワーストーン
恋人や夫婦の結びつきを強めるサポートをしてくれるとされている。
ギリシャ神話
ある日キューピッドが、眠っている愛と美の女神 ヴィーナスの爪を矢じりで切る遊びをしていたところ、その爪の破片がインダス川に落ちて、サードオニキスになったのだとか。
1月26日
パイローブガーネット
含有する鉄やクロムの影響によって、深みのある深紅色の色合いを示すガーネット。
鉱物英名
Pyrope Garnet
パイロープ・ガーネット
由来
結晶の色がメラメラと終える炎のような色合いから、ギリシャ語で「炎のような」を意味する「Pyropos(ピロポス)」に由来する。
鉱物和名
苦礬柘榴石 くばんざくろいし
由来
マンガンとアルミニウムを多く含有しているガーネットであることに由来する。
別名
Bohemian Garnet
ボヘミアン・ガーネット
由来
ボヘミアンガーネットは、16世紀から19世紀末までチェコのボヘミア地方が主産地だったことに由来する。
光学効果
―
主な産地
チェコ、ノルウェー、ブラジル、アメリカ、タンザニア、オーストラリアなど
色
石言葉
業火、恋情、燃える愛
パワーストーン
―
1月27日
アルマンディンガーネット
赤系ガーネットの中で最も流通量の多い石とされている、含有する鉄やアルミニウムの影響によって、赤色の色合いを示すガーネットで、鉄の含有量が高くなると、黒みがかった深い赤色なる。
針状結晶のインクルージョンが成分に混ざることによって、光を当てると 4条や6条などの白い光が星のように見えるスター効果(スター効果、アステリズム効果、星彩効果)を示すものもある。
鉱物英名
Almandine Garnet
アルマンディン・ガーネット
由来
古代ギリシャのころにガーネットが宝飾品の研磨加工で栄えていた土地とされることから、トルコ南西部にある都市「Alabanda(アラバンダ)」の名前に由来する。
鉱物和名
鉄礬柘榴石 てつばんざくろいし
由来
鉄やアルミニウムを含むガーネットであることに由来する。
別名
Almandine アルマンダイン
Almandite アルマンダイト
Bark バラク
光学効果
スター効果、アステリズム効果、星彩効果
主な産地
インド、スリランカ、アメリカ、カナダ、ブラジル、オーストリアなど
色
石言葉
成功へのチャンス、実行力の勝利
パワーストーン
―
1月28日
ピンククォーツ
含有するマンガンの影響によって、柔らかなオレンジがかったピンクの色合いを示すクォーツで、2014年ごろにブラジルで発見された比較的新しい鉱物。
鉱物英名
Pink Quortz ピンク・クォーツ
別名
Guava Quartz グァバ・クォーツ
由来
南国の果実「グァバ」と色合いが似ていることに由来する。
光学効果
―
主な産地
ブラジルなど
色
石言葉 知力、無償、寛容、幸せな結婚、体力の回復
パワーストーン
美意識を高め、内面から自然体の美しさを引き出すサポートをしてくれるとされている。
1月29日
水晶
二酸化珪素が結晶化してできた鉱物の総称。
日本では一般的に、無色透明のものを「水晶」や「クリスタル」などと呼ばれているが、いずれも同じ「クォーツ」である。
無色透明で結晶形がはっきりしているものを「水晶」や「クリスタル」などと呼ばれ、その他にも含有する成分によって、アメシストやシトリン、モリオンなど、さまざまな変種がある。
針金状のインクルージョンが一列に並ぶことで、光を当てると猫の目のような一筋の光を示すキャッツアイ効果(シャトヤンシー効果、変彩効果)を示すものもある。
鉱物英名
Quartz クォーツ
由来
サクソン語で「鉱脈が交差した鉱石」を意味する「Querkluftertz(クェルクルフテルツ)」に由来する。
鉱物和名
石英 せきえい
由来
「石の中で優れた(英)もの」であることに由来する。
別名
Crystal クリスタル
Crystal Quartz クリスタル・クォーツ
Rock Crystal ロック・クリスタル
水晶 すいしょう
玻璃 はり
由来
クリスタルは、古代ギリシャ人が洞窟の中で輝くものを見つけ、水が結晶して硬化しできた「氷の化石」だと信じてたとされることから、ギリシャ語で「氷」を意味する「krustallos(クリスタロス)」に由来する。
分類
酸化鉱物 さんかこうぶつ
鉱物グループ
石英 クォーツ
結晶系
三方晶系 さんぽうしょうけい
六方晶系 ろっぽうしょうけい
化学組成
SiO2
モース硬度
6.50 ― 7.00
比重
2.58 ― 2.91
屈折率
1.54 ― 1.56
劈開
不明瞭
光沢
ガラス光沢
光学効果
スター効果、アステリズム効果、星彩効果
主な産地
ブラジル、マダガスカル、アメリカ、中国、日本など
色
無色
石言葉
純粋、完璧、神秘、完全、純粋、繁栄、浄化、万物との調和、冷静沈着
パワーストーン
万能の石
あらゆるものを浄化する作用があるとされ、マイナスなエネルギーを取り払い、災難を防ぐサポートをしてくれるとされ、古くから魔除けやお守りとしても用いられている。
1月30日
ガーネット
アルミニウムを主成分としたアルマンディンや、カルシウムを主成分としたグロッシュラーなどが属する鉱物の総称。
ガーネットの結晶は赤いものが多いことから、ガーネットと言えば深みのある赤色をイメージする人も多いと思うが、含有する成分によって、赤色以外にもピンクや黄色、オレンジ、緑色、無色など、40種類以上のカラーバリエーションがある。
光を当てると猫の目のような一筋の光を示すキャッツアイ効果や、光源によって色が変わって見えるカラーチェンジ効果を示すものもある。
イギリスのハノーヴァー朝 第6代女王 ヴィクトリア女王(Alexandrina Victoria)やフランス王 ルイ16世の王妃 マリー・アントワネット(Marie Antoinette)も魅了された宝石として知られるガーネットは「宝石の女王」と呼ばれ、その深みある美しい赤色と輝きは永遠の美しさの象徴とされている。
鉱物英名
Garnet ガーネット
由来
果樹の柘榴(ざくろ)の種ような色合いの結晶が集まってできていることから、ラテン語で「種子」を意味する「granatum(グラナートゥム)」に由来する。
鉱物和名
鉄礬柘榴石 てつばんざくろいし
由来
鉄礬は、主成分である鉄とアルミニウムを示し、結晶が柘榴の実に似た深い赤い色合いを示すことに由来する。
別名
紅榴石 こうりゅうせき
分類
珪酸塩鉱物 けいさんえんこうぶつ
ネソ珪酸塩鉱物 ねそけいさんえんこうぶつ
鉱物グループ
鉄礬柘榴石 ガーネット
結晶系
等軸晶系 とうじくしょうけい
化学組成
X3Y2(SiO4)3
X=Ca,Mg,Mn,Feなど / Y=Al,Cr,Feなど
モース硬度
6.5 ― 7.5
比重
3.47 ― 4.15
屈折率
1.71 ― 1.89
劈開
なし
光沢
ガラス光沢、樹脂光沢
光学効果
スター効果、アステリズム効果、星彩効果
カラーチェンジ効果、アレキサンドライト効果、変色効果
主な産地
ナイジェリア、ナミビア、モザンビーク、ケニア、マダガスカル、インド、スリランカ、ミャンマーなど
色
無色 褐色
石言葉
繁栄、真実、友愛、忠実、勝利、情熱、貞節、優雅、権力、実り、生命力、一途な愛
パワーストーン
ネガティブな感情を取り除き、人間関係のトラブルや不調和を解消するサポートをしてくれるとされる。
実りの象徴
実った柘榴(ざくろ)の種子に似ていることから「実り」を象徴する石とされ、夢や目標に向かって努力した成果を実らせ、成功へと導くサポートをしてくれるとされる。
誓いの石
中世ヨーロッパでは戦いに赴く兵士が、恋人や妻と再会の誓いや絆の証としてガーネットを贈り合い、変わらない愛を確認する風習があったのだとか。
魔除けのお守り
古代ギリシャでは、血を連想させる赤い色合いから、病気の治癒や魔除けの効果があると信じられていた。
勝利へと導く石
11世紀頃のヨーロッパでは、ガーネットには強力な「守護の力」があると信じられ、十字軍の兵士たちが旅の危険から身を守るための護符として身につけていたと言われている。
旧約聖書の創世記
旧約聖書の「創世記」に登場する、「ノアの方舟(はこぶね)」では、その物語中の主人公 ノアとその家族、多種の動物を乗せた方舟は、40日間の大洪水の中をやりすごした時に、厚い雲に覆われて太陽の光も差さない暗闇の中を照らす光の役目として赤いガーネット使われたのだとか。
1月31日
アレキサンドライトキャッツアイ
針金状のインクルージョンが一列に並ぶことで、光を当てると猫の目のような一筋の光を示すキャッツアイ効果(シャトヤンシー効果、変彩効果)を示すアレキサンドライト。
鉱物英名
Alexandrite cat’s Eye
アレキサンドライト・キャッツ・アイ
光学効果
キャッツアイ効果、シャトヤンシー効果、変彩効果
主な産地
ロシア、ブラジル、スリランカなど
色
石言葉
高貴、情熱、誕生、出発、安らぎ、秘めた思い
パワーストーン
周囲に流されずに、自分を貫く強さと柔軟さサポートをしてくれるとされる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいらしゃいな。